木曜日には、先日とほぼ同じ内容で2度目の展示会を開きました。会場は同じ古着屋さんの別店舗で、ダウンタウンからはちょっと離れた場所にあります。お天気のほうは、ダウンタウンではただの曇り空で、小雨が降ってるかな~、という程度のぼんやりしたお天気だったのですが、会場に近づくと雪が降り始めました。それもだんだん増えてきて、うっすらと地面に積もり始めています。。。
この日の展示会には、85歳くらいのお友達がバスでやってくるとおっしゃっていたので、これはいけない!と思って急いで電話して、「来てはいけない、家でじっとしてろ!」と指令を下しました。雪で滑って怪我でもしたらえらいことなのです。ほんとに、木曜日の12時から4時まで、古着屋さんの奥の部屋(普段は物置)でひっそりと開く展示会に悪天候が重なり、いったいどういうことになるのでしょう?
まさかこの店の奥で展示会をやってるなど誰も思わないので、スタッフがこうして看板を作ってくれました。ありがとうございます。
これがその会場なのですが、、、ここはいつもは倉庫として使われていて、新築の建物にある未完成の部屋なので、床には大きなボルトがあちこち出っ張っていて、ちょっと危ないです。物を運んでいてつまづいて転ぶ人だっているだろうし、そもそも使用に法的な問題がありはしないか、と正直言って思います。
部屋の真ん中にはこうしてテーブルが置いてあって、「展示会の準備のために10時半過ぎには行きます」と伝えていたので、そのためにテーブルを用意してくれたのだろうと思ったら、どうも様子が違います。どうやら前に子供向けのクラフト教室でも開いてたようで、キラキラの飾り(バラバラのビーズなど!)や子供が作った名札、食べかけのチョコレート、燃え残しのキャンドル、何かの裏紙、紙コップ、ペンなどがたくさん置いたままになっていました。
手前のほうには別のテーブルもあって、そこには飲み残しの水やココナッツドリンクなども何本かあり、ゴミ箱は一杯、床にも飾り物などのゴミが落ちている、、、なんだこれは~!!!
前回の展示会でもテーブルが届いたのが10分前だったし、とても親切に無料で会場を提供してくださるお店ではあるのですが、やはり店長さん以外は全員ボランティアばかりで動かしているので、コミュニケーションの問題など起こりがちなのでしょう。このクラフト教室を開いた人も、きっと展示会のことは知らなかったのだと思います。(それでもせめて部屋を使ったらゴミと食べ残しは捨てておきなさいって!)まあよろしいでしょう。急いでゴミを捨て、掃除をして、ジュースのこぼれた跡を拭いて、テーブルを窓辺の明るいところに置いて、絵を適当に並べ、12時ギリギリでなんとか間に合いました。1時間以上前に来てほんとによかったです。
絵にはタグをつけたりスタンドに乗せたりするつもりだったのですが、もういい、そういうことは無しでいこう、という方針で、むしろ結果的にそのほうが良かったようです。そもそも会場はこんなだし、窓から見える景色は大きなゴミ箱の並ぶ路地裏だし、私の絵の全体的な雰囲気からすると、まさにぴったりなのです。
この日は結局14人のお客様が来てくださいました。全員がお友達や常連さんなどで、お店からは遠いのにわざわざ来てくださったのは本当にありがたいことです。あるおばあさんなどは、前回にも来てくれたのに再び来てくれて、お花まで持ってきてくれました。Bさん、ありがとうございます。
お花はバケツのように巨大なマグカップに入っていました。。。
今回のお客様はウクライナ語コーラスの方が数名いらっしゃいました。もう長年私の絵のサポートをしてくださる方もいて、改めて私はとても恵まれているなと思います。また、どうしても行けなかった、本当に残念だ、というメッセージをくださった方もたくさんあり、とても嬉しかったのです。
そのうちに、もっとどこかまとまった期間で展示できる会場を見つけたいのですが、どこかないかなあ。。。筋金入りのスタバ店員なのに別のコーヒーショップで開くのも変だし、そもそも飲食店での展示はあまり好きではないし、かといって本格的な画廊で開くような絵でもなく、、、悩んでいるのですが、いっそカナダの国立美術館にでも聞いてみようかな。みなさん、私のサインが欲しいなら今のうちです。
昨日はインドに行ってたV君が帰ってきました!ちらっとお土産を持ってきてくれただけで、いつものように素っ気無く去っていったのですが、3週間前よりも5年くらい老けたような姿になっていてびっくりしました。お腹を壊したりはしなかったそうなのですが、たったの3週間で5キロくらい痩せたとかで顔がげっそりしていて、白髪の目立つようになった髪(残っている分)はインドの強い紫外線で色あせていて、このままヨガの行者になってヒマラヤにこもってもいいんじゃないの、という感じだったのです。V君、無事に帰ってきてくれたのは嬉しいけど、もともとガリガリなのが半分になってるなんて。。。
お土産は、「何がいい?」と聞かれてたので「ネックレスをお願いね」と頼んでいたのですが、これにネックレスが入ってるようには見えないのよね。ハレ・クリシュナの巨大なお寺に行ったようで、神様に捧げた食べ物(プラサーダム)を持ってきてくれたのです。
箱にはマントラが書いてあります。私はこれをきちんと毎日唱えたりしてないのですが、何かあると神頼みで急いで唱えます。皆様もどうぞお試しくださいませ。
いかにも甘そうなのが4個入ってました。
光に当てるときれいですね。赤いののほうはとにかく甘くて、もっそりした変な質感もあって残念ながら私の好みではなかったのですが、黒っぽいほうはデーツとココナッツの自然な甘さでおいしかったです。V君、どうもありがとう。
建築シリーズのほうは夜毎の楽しみとなっており、今度はモスクワの聖ワシル大聖堂を作ってしまいました。横暴な皇帝の命令でこれを作った建築家たちは、これ以上美しいものを作らないように全員殺されたとか何とか、そういう話を聞いたことがあります。ほんとかどうか分かりませんが、そういうこともありそうよね、と思わせるのがロシアだったりします。
できました~!可愛い大聖堂なのです。何個か作ってみて、よし、このシリーズを全部揃えよう、と決意したのですが、これは一週間くらいでとても早く届くので、今は注文できません。なぜかというと、、、
実は月曜日から某氏と一緒に日本に行ってくるのです。月末には帰るのでちょうど桜の季節になりますね。旅行に備えて、ボサボサだった頭もちょっと整えてもらいました。鼻が低いので眼鏡がずり下がってるのはどうしようもないし、垂れ目なのも処置無しですが、この顔と頭でやってまいりますので、日本の皆様、どうもすみません。
ブログのほうでも、みなさま、また4月にお目にかかりましょう。季節の変わり目のこと、ご自愛くださいませ。