先日は久しぶりに暗くなってから出掛けました。まだ7時頃なのですが、夏時間が終わって冬時間になったので、暗くなるのがとても早いのです。ここはイングリッシュベイという海辺で、でっかいサギがいました。光ってますねえ。
次々と色を変える木は去年も見た覚えがあります。
クジラもいますね。ここらへんにも昔はクジラがたくさん来ていたそうなのです。クジラと言っても、この場合はほぼシャチばかりのようですけれど。
さて、この海辺にシルビアホテルというお洒落な古いホテルがあります。ツタに覆われていて、今の時期だと昼間は見事な紅葉が見られるのですが、暗いのでよく分かりません。
中はこんな感じで、本物の大理石が敷き詰められています。
こういうところを見ると、カナダはもともとヨーロッパ文化の国なのだなということを改めて感じます。
古い本。
このステンドグラスはガラス絵です。もともとガラス絵は高価なステンドグラスの安価な代替品として発達してきたという側面があるのです。
このホテルに何をしに行ったのかというと、はい、いつものライリーさんのコンサートです。前日になって急に知ったので、ライリーさんの大ファンであるお友達を誘って行ってきました。会場はレストランの一角で、日系三世のギタリストと、白人のキーボードの人がバックです。
ライリーさんはお元気で、大会場とはまた違った気楽な雰囲気の中で楽しく歌っておいででした。時間はたっぷり2時間で、間に10分ほどの休憩があったとはいえ、ほぼぶっ続けで一人で歌い続けるエネルギーはものすごいと思います。
いつもブログをご覧くださっている方はご存知だと思いますが、ライリーさんはかつて有名バンド「テンプテーションズ」のメンバーだった方で、事故で全身麻痺になったので今も障害が残っています。コーヒーカップを持つのも大変なのに2時間しっかりとマイクを握り、必ず出てくる「マイガール」のときには椅子から立ち上がって腕を振って踊ったりもして、文字通り熱演してくださいました。
お年を召してきて、コンサートの規模も回数も減ってきています。次は12月9日にノースバンクーバーのTwo Lionsというパブで行われるので、みなさまご一緒しませんか?
お友達もご一緒に。立ち上がると巨体のライリーさんなのです。お元気で何よりです。