ぼちぼちと描いている絵は、修正をしながら描くので進みはほんとに遅いです。
でも、色を塗り始めると逆に線描の間違いが分かりやすくなっていいです。
先日ストラスコーナの住宅街を歩いてウクライナ会館に行きました。歩道から家まで橋が架かっているのは、かつての強引な都市計画によってこの地域一帯の道路の凹凸が大きく削られてしまったからです。低いところにあった部分ははこうして家の前の道に無理矢理土を盛って高くし、逆に高かったところは削って、階段を上らないと玄関に辿りつけないことになってしまいました。ひどいもんだ、と思うのですが、時間が経ってしまうと逆にその無理矢理さが個性となり、人生の酸いも甘いも知り尽くした大人のような落ち着きを感じさせる街並みになっています。
庭先にネムの花。これはぼーっとして眠そうに見えるからネムというのでしょうか。
ところで最近はバンクーバーでもかなり暑く、30度に届くか届かないかに過ぎないのですが北国に慣れた身にしてはけっこう辛いです。某氏などはもはや完全に夏バテしており、毎日赤い顔で呆然としています。夜もろくに寝られないので、ふと思いついてペパーミントのエッセンシャルオイルが入ったオイルブレンドを塗ってあげたら、ひんやりして気持ちいいようで眠りが改善しています。
うちはエアコンがないので夜は卓上サイズの小さな扇風機を回して寝ていて、ペパーミント入りのオイルを塗った部分は風が当たると、ことさらさわやかです。涼感はそれほど長続きするわけではありませんが、少なくとも一時しのぎにはなるのでお試しください。うちで使っているのは「エッセンス」社のHEAD AIDというブレンドで、左のはコロコロとするローラーがついていて、右のはそれの詰め替え用です。
久しぶりの緑ちゃん(左)とツートン(右)。二人ともすっかり緑色になってしまいましたね。別に害があるわけではないけど、やっぱりこれだけ苔に覆われてしまうというのはもともとの殻の表面の皮膜が溶けてしまっているからなのです。
二人と同じく古株の巨大タニシ、大きい白ちゃんは、ご覧のようにそれほど緑色ではありません。苔はうっすらとつく程度で、表面のツヤのある皮膜はちゃんと残っているのです。なお、奥のガラス瓶に入った緑色のビーズの上に、ちょこっと小さな黒っぽいのが乗ってるのが分かりますか?赤い丸で囲んでみましたが、これが一番小さいタニーちゃんで、名前はチドリちゃんです。こうして見ると大きさの違いが歴然としていて、子猫と人間の大人くらいの差があるでしょうか。