絶望的な気持ちになったところで、うつろな目で水族館を見て回りましょう。夏休みなので子供連れで賑わっています。
これは「南米の鶏」だそうで、何のこっちゃ、と思えば、鶏みたいに毎日たくさん食べられている生き物なのだそうです。
黄色いカエル。毒がありそう、という色をしていますが、考えてみればタニーちゃんも黄色です。タニーちゃんには毒はありませんが、人間にとっては大いに害のあるウイルスを宿すことができるので、自然界に暮らすタニーちゃんを捕まえてくる場合には注意が必要というか、目に見えないウイルスには注意のしようもないというか、、、素手で触らないようにするのが一番だと思いますが、子供の頃はしょっちゅうカタツムリを捕まえて遊んでいて、ろくに手も洗わなかったし、運が良かったのでしょう。
これは本当に生きているのでしょうか???つい拝みたくなりますね。
裏が赤いカエル。
いかにも水族館っぽくなってきました。こういうところにすーっと人魚が現れると絵になりますが、、、
代わりにエイではいかがでしょうか?
お魚さんに正面からご挨拶というのもいいものです。
これはチンアナゴというのだったかな。
その辺の海で捕まった海がめ。カナダのあたりは寒いので海がめはいないと思っていたのですが、これは迷ってきたのでしょうか。
タツノオトシゴ。子供の頃にこれの干物を大事にしていたのを思い出します。ああ、そういえば鹿児島あたりにはタツノオトシゴ水族館という、やたらと特化した水族館があります。いかにも誰かが趣味で手作りした感じの水族館でしたが、私もいずれはタニシ水族館を作ろうかな。
これはディズニーのアニメの宣伝でやたらあちこちに出ていた魚ですね。
見ているとどことなく彼岸花を連想させる草。なぜでしょう?
そしてクラゲ。この水族館は別名クラゲ水族館といい、クラゲじゃないのも少しはいる、というくらいクラゲばっかり幅を利かせています。
さて、外に出てみましょう。子供が集まって見ているのはアシカのプールです。アシカと言えば「シカ」だから山に住む生き物じゃないの?というSさんの貴重なご意見はこの際考えないことにして、アシカ、オットセイ、アザラシ、トド、セイウチなど、要するにすべて同じではないか、という私の意見もあまり考慮に値しない気がしないこともありません。。。
ここではアシカが芸を見せてくれるということで子供を集めていたのですが、、、
君、芸はどうした、芸は?お姉さんに魚を貰って食べて見せるだけではありませんか。私だってご飯をもらって食べてみせるだけで飼ってもらえるならそうしたい、と思うのです。
アシカにケチをつけたあとはプールを下から見えるところに移動しました。
やってられんよ、まったく、くれるなら一度にくれりゃいいのに、、、というアシカの声がガラス越しに聞こえてきますね。これだけ体の大きい生き物を飼うにしてはバンクーバー水族館のプールは小さく、やはり気の毒な気持ちがあります。
あまり気の毒に思えないラッコ。生まれ変わるならラッコになりたい、と思う人も多いのではないでしょうか。
トリニダード・トバゴの国鳥。
水へび。こればっかりはあんまりその辺でお目にかかりたくありませんね。
それじゃあこちらの方は、とお勧めされれば、、、うーん、、、
水族館内にはこうしてジャングルもこしらえてあり、こういうところで働く可愛いお嬢さんであれば、蛇だって何だって心から愛してるのだろうと思います。
この人を見ているとチンパンジー研究家のジェーン・グドール博士を思いだしますが、どことなく知り合いのHちゃんにも似てるような気がしませんか、ゆかさん。
ここにもエイ。まるで宇宙を見るようで、自然の造形は本当に素晴らしいものだと思います。