日本旅行記、まだまだ続きます。旅行というには規模が小さめなきらいもあり、本日の旅程は徒歩で片道10分弱ではありますが、旅は旅です。やってきました、またまた神社仏閣です。どっちだ、と思われるかもしれませんが、ここは今でこそ神社ですが昔はお寺だったので、まさに神社仏閣なのです。またもや桜がお見事ですね。
鳥居に竹が結びつけてあるのは何かな?
見上げると桜の空。
いらっしゃいませ、日本へ、というような景色ではありますね。
しかし、よく見ればあんまり状態がよろしくありません。まあね、今時の田舎のお宮はどこも資金不足なのです。事はお宮に限らず、日本にも限りませんけれど。できることならど~んと1億円くらい寄進して極色彩の派手なお宮にして差し上げたいところですが、実行できなくてほんとに申し訳ございません。。。
桜の向こうには先ほど上ってきた石段。昔、犬と一緒にこの階段をのぼってよく散歩に来ていたものですが、帰りは犬は石段を下りられず、抱えて下りていたものでした。
桜、、、
そしてもっと桜。。。見上げると小さなキツツキがいました。
それにしても、暑いです。テレビではたまたま名古屋の気温を出してましたが、九州も同じようなものです。桜は早々に満開となり、各地でもうちょっと後に桜祭りを予定していたところでは頭を抱えているそうです。
別の日には町に出て八百屋さんに行きました。
タケノコ、大きいですね。先日の秋月のタケノコなのです。
そしてまた別の日、従姉妹のお姉さんに招いていただいたとき、こんな立派なお弁当を出してもらいました。大きくて豪華ですね。とても一度には食べられず、持って帰って夕ご飯と翌日のお昼のおかずになりました。
お刺身も立派で山盛りです。S姉ちゃん、どうもありがとうございました。私は寿司や刺身の良し悪しがよく分かるわけではないのですが、これはおいしかったです。
それではまた飽きずに別のお宮へ参りましょう。
石灯籠と桜。
この石段は手すりがないので年寄りにはちょいと危ないですね。でも、考えてみたら昔はどこも手すりなどなかったようだし、みんな元気だったのか、それとも転げ落ちるのは普通のことだったのか、これまた謎です。
狛犬にご挨拶して、、、
神様にご挨拶します。
お相撲のリングというか、土俵というか、使ってないときはこうやってカバーしてありますが、これに私が乗ったら大騒ぎになるのでしょう。その向こうは能楽堂の田舎バージョンで、これは何というのだったかな。
ここでも叔父と二人でお宮の裏へミニ登山と洒落込みました。
ずいぶん高くのぼってきましたね。
ここは実は城跡で、小さな山城があったのです。
それではそろそろ帰りましょう。ほんとに、手すりがあればいいのになと思います。
お宮の下でぼたもちを買って帰ります。
ぼたもちは粒餡もありますが、こし餡のこれがおいしいと母は主張します。
何日分もまとめてご紹介してますが、これは父が山登りに行ったときに行ったときに母が作ったおにぎり。中身は梅干だけというのが田舎のおにぎりの定番です。こうして作ったおにぎりは一つ葉に包みますが、、、
その一つ葉は家の隅に茂っているのです。
そしてまたある日、やたらと立派なこちらの建物、市民文化会館にやってまいりました。
なんと、この田舎町に落語家が来てくださったのです。さんさんという方なのね、と思いますが、「さんざ」と読むのだそうです。ご本人によれば「さんざん」と呼ばれることもあるそうで、なるほどその手もあったか、と納得は、、、いえ、いたしませんよ。
待合室。
待合室の自動販売機に桃のコーラというのがありました。おいしいのかな。飲みはしないのについつい自動販売機をチェックしてしまいます。
会場はこちら。何千万円もするという緞帳は地元の古墳の壁画をデザインの元にしています。
落語の出し物は開演前には紹介されず、落語家の方によれば当日会場の様子を見て、その場で決めるのだそうです。仲入りという休憩時間のときにロビーに出てみたらこれが貼りだしてありました。
本物の落語は初めてでしたが、やっぱり生だと迫力があっていいですね。目の前で生身の人間が驚嘆すべき芸を見せてくれる素晴らしい時間でした。すっかりにわか落語ファンになってしまい、寄席に通うために東京のど真ん中に引っ越したい、と思ったほどです。
ところで、来年はとうとう天皇陛下が譲位をなさいますね。これからいったいどうなるのだろう、大丈夫なんだろうか、と思って見ているところですが、詳しいことは私には分かりようもないので、黙って控えておくことにしましょう。
おまけ。試してガッテンで瞑想がテーマになってました。それによれば、瞑想とは、、、
ずばり、没頭なのだそうです。
いろんな手段がありますが、何かに没頭して心の水面がしんと静まるような状態になればよい、ということであるようです。しかし、私の場合は絶対に塗り絵瞑想はできませんね。いらいらして、もっともっといらいらして、最高にいらいらしてしまうのです。
やってみたいのはこれ、階段瞑想です。ちょっと前をライチョウが誘うように逃げていく様子を思い浮かべ、それを追いかけていくのです。疲れを忘れて高層ビルを上ってしまうのだ、とテレビの人が言ってました。