小さな絵を描いてみました。例によって雑誌の切り抜きで、ロンドンに行って以来イギリスかぶれの治らない私にはぴったりのテーマです。犬の形をしたドア・ストッパーなのだそうです。
まずは首輪を描きます。これは裏。
表。
次に、今回は漫画風に線描きが似合うような気がしたので、輪郭用にバーニッシュと茶色を混ぜたものを作ります。青も少しだけ入っています。
輪郭と陰影を描いたところ。裏。
表。
赤を入れました。裏。
表。
青を入れました。裏。
表。描きながらちょこちょこと陰影を修正していきます。
白を入れました。裏。
表。とりあえずこれでできあがりで、次は背景です。
こういう感じがいいかな、というのがあったので、トレーシングペーパーで形を取ります。
それを裏返して絵を乗せて、、、
ステンシルの技法で背景を塗ります。裏。
表。これで全部できあがりです。小さくてシンプルなので、気負いなく描けてよかったです。私はやっぱり日頃の練習量が絶望的に不足しているので、ときどきこうしてガラス絵の基本であるなぞるということをしなきゃいけないなと思います。
ところで、こうやってできあがってしまって、ブログに乗せた時点で、一つ大きな間違いがあるのに気がつきました。犬の首のすぐ下の青が抜けているのです。なんでこんなに明らかなことに気がつかなかったのか、不思議でなりません。実は、こうして模様を描くときには、どんなに気をつけていても、どんなに規則的であっても、なぜかほぼ絶対と言っていいほど、どこか抜けます。しかし、まさか今回はこんなにシンプルな模様で、こんなに大きくて目立つところが抜けてたとは。。。私はタニシのオスも理解できませんが、自分のことはもっともっと、さっぱり分かりません。。。