最近某氏が中華料理を作ることに目覚めてしまい、先日は一緒に中華系のスーパーに行ってこれを買いました。彼はこれでさっそく何か作ろうとしてたので、駄目駄目、と言って止めました。中華の鉄鍋はきちんと下準備をしないと使えないことを知らなかったようです。
しかし、実際どうやって下処理をしたものでしょうか。お湯と洗剤で洗う、というのはいいのですが、中国語ばっかりの説明書きを見ると「柔らかい布かスポンジで洗いなさい」と書いてあるようだけど、インターネットで見たら「スチールウールで洗いなさい」というのが多いです。どっちだ、と思います。それさえクリアすれば、あとは油を入れて高温で焼いて、常温になるまで冷ましておしまいです。
私は子供の頃、台所で母の手伝いをしようとして中華なべの真っ黒い焦げの層をはがしてしまったことがあります。母がせっかく長年使い込んで厚くした層だったのに、あれはほんとに申し訳ないことをしました。その他にも、思い出せば雑草を抜こうとして母が大事にしていたユリの若芽を抜いてしまったり、口紅を片付けようとして潰してしまったり、いろいろしましたが、催眠術で丁寧に振り返れば記憶の底に押し込んでいるたくさんの罪状がぞろぞろと出てくることでしょう。
料理酒を買おうと思ったのですが、日本のはやたらと高くて、躊躇してしまいます。そしてふと見ると、台湾のこれが3分の1くらいの値段で売っています。使ったことないけど、まあ似たようなもんだろう、うちは中華ブームだし、ということで買ってきました。
そしてこれは先日頂いたチャウダーの素ですが、さっそく作ってみたらやっぱりまあこんなもんでしょうというものができました。できることなら手作りするに越したことはありませんね。
某氏が中華スーパーで勢い込んで買ってきたものは他にもあります。これはレモングラスのソース。
これはブラックビーンソース。
ピーナッツソース。
そしてテキヤキソース。こんなの買わなくてもいいのに、と言ったのですが、彼にとっては照り焼きというのは照り焼きソースがなければ作れないものらしいのです。こうやってやたらとソース類を買い込んで、どれも1回使って冷蔵庫の一部になってしまう未来が見えるぞ、と思うのです。