タニーちゃんの苦難は続く

タニーちゃんの水は酸性ではないものの、殻を丈夫にするにはやっぱりカルシウムが多いほうがいいと思って、卵の殻を入れてみました。前にも入れたことがあるのですが、水が悪くなってしまったので控えていたのです。今度はそうならないように、乾かして粉にしたものを10分もぐつぐつと煮て、さらに水を換えてすすいで、と念を入れてから水槽に入れました。

卵の殻は洗ってこうやってザルに乗せて乾かすのです。叔父がくれた竹ざるです。
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卵の粉をたくさん入れて、雪化粧した水槽。もうこれで大丈夫、と思ったのですが、、、なんと、たったの1~2時間くらい経ったでしょうか、ふと見ると白っぽく濁った水の中でタニーちゃんたちが全身に水カビを生やしていたのです。なぜ?どうして?あんなにちゃんと煮て、ちゃんと洗ったのに。。。

ショックで呆然としつつも、いくらなんでも反応が早すぎるのでもしかしたら朝には水の状態が落ち着いてるかもしれない、と思ってその夜は寝たのですが、よく眠れずに朝の4時頃に起きて水槽を見たらしっかり濁っていて、卵の腐った変な匂いもします。もはやこれはどうしようもなく腐っているのです。そうして私はまだ夜も明けぬ時刻にせっせと水槽の水を換え、それから寝直してすぐに起きて朝の仕事に行き、帰ってきて本格的に水槽全体の水を換え、フィルターを掃除し、、、

すっかりタニシに捧げる人生ですが、こういうことになってしまって一番の被害者はタニーちゃんで、本当に申し訳ないです。幸い、水を入れ替えて丸一日経ったら水カビもほとんどなくなって、腐った匂いもないし、水質を計ってみたらアルカリ度も少しだけ増しています。結果的には卵の殻を入れて良かったということですが、今度入れるときは10分煮てよくすすいだ上で、しばらく水に入れて腐る分を腐らせてから、その残りをもう一度洗って水槽に入れなければいけないなと思います。手間がかかりますが、水の総入れ替えの手間やタニーちゃんへの負担を考えると、そうするのがいいと思うのです。
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Commented by ゆか at 2017-10-24 14:02 x
それはタニーちゃん一家にとっても洋子ちゃんにとっても災難でした。お疲れ様でした。卵の殻は内側の薄皮も取ったでしょうか?ふと。。。糠床に入れる時、殻の内側のあの白い膜を取ってからでないと入れてはいけなかったので、思い出しました。ぬか床が酸っぱくなったら入れていたので、卵はPH剤なのかな?とにかく水の環境づくりって難しいですね。自然界でもそうだもんね。
Commented by ammolitering6 at 2017-10-25 01:54
卵の殻は畑にも入れますが、アルカリ性を高めるのだそうです。石灰みたいなものですね。タニーちゃんなど殻のある生き物は酸性の水の中では生きられません。殻がカルシウムなので、溶けてしまうのです。そして溶けて穴が空いたら溺れて死んでしまいます。

3匹のタニーちゃんが危機的な状況になったので卵を入れたのですが、アルカリに傾くと今度はフンから出るアンモニアの中毒になりやすく、それじゃあ毎日フンを取って水を換えよう、というふうにすると、今度はフィルターのろ過バクテリアの定着が難しくなります。

水槽って何て難しいんだろう~!!!と頭を抱えています。

卵の殻は、内側の膜がちゃんと取れてないのが多かったのだと思います。あれをちゃんときれいに取るのは難しいんですよね。ぴろぴろと千切れたり、層になったりします。でも、かなり細かく粉にして煮た上で、浮いてきた分は捨て、さらによくすすいだので、大丈夫だと思ったのです。全然大丈夫じゃなかった。。。
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by ammolitering6 | 2017-10-23 08:27 | Comments(2)

写真サイト3個目です。


by ammolitering6