一昨日の夜、ゆかさんが教えてくださったイベントにご一緒に行ってきました。ゆかさん、お誘いありがとうございます。最初にゆかさんのおうちに寄ってネズミの皆さんと遊んで、少しだけなでて、それから行きました。歩いて5分くらいのところにあるこの橋の下で行われるイベントなのです。
なんと、橋の下のコンクリートの表面をそのままスクリーンとして使って映画を上映するのです。魚の骨みたいなのが映しだされていますね。
音楽と共にバンクーバーの夜景が映し出され、、、
やがて場面が変わって、私たちの暮らしの一部、つまり「水」とつながった世界に住む鮭の一生がおよそ25分に渡って映しだされました。アウトドアスクールの頃に見ていたような鮭の遡上、産卵、死、孵化、などの映像で、どうやって撮ったのか分かりませんがとても迫力があって素晴らしい映像でした。
大きな「スクリーン」に台詞のない映像が流れ、知らない人たちが集まってざわざわとした中で見ていると、子供の頃にお座敷に近所の人たちが集まってチャップリンの映画を見ていたのを思い出しました。近所の写真館のおじさんが8ミリフィルムを持っていて、ときどきうちで上映会をなさっていたのです。たしか、久野さんとおっしゃったでしょうか。
古い日本の家のこと、お座敷と言っても外との違いはあんまりなく、今の家はそれに比べるとずいぶん密閉されてるものだなと思います。
この映画は9月27日まで火曜日~土曜日の夜9時から上映されていて、無料です。夜だし川辺なので少し冷えますが、暑い今ならちょっと上に羽織るくらいで大丈夫です。お近くの方はぜひお出かけください。私もぜひまた何度か行きたいと思います。