まだまだ諦めずにメレンゲクッキーの模索を続けております。あわ立ては湯煎方式が確実みたいなのでそれにして、今回は初めて倍量で一度に2種類作ってみたら、両方とも違うふうに大失敗しました。こちらはオーブンの下の段に入れて焼いたバニラ味のもの。きれいに真っ白ですが、ばっちりひび割れています。搾り出したときの手ごたえは「これはいける!」という感じだったのに。。。しかも底が盛り上がって空洞になっています。そして、焼きあがってシートから簡単にはがれたので中までちゃんと焼けてるか、というより乾燥してるかと思ったら、中のほうはまだで、噛んだらがちがちの飴みたいになるのです。
こちらはというと、上の段に入れた抹茶味のもの。形は綺麗にできましたが、お寿司に添えてあるワサビにそっくりでもあります。ともあれ、これは上にうっすらと焼き色がついてしまっています。
これも簡単にシートからはがれたのに、中はバニラのと同様に乾燥が不完全です。
しかも中に大きな空洞ができてしまっています。生地を作ったところまでは全く同じなのに、それにオーブンの温度だっていつもと同じなのに、オーブンの上か下かというだけでこれほど違って、しかもこれまでにないタイプの問題をつきつけてくれるメレンゲクッキー。。。調べてみたら、これは下火と上火がそれぞれに強すぎた、つまり火元に近すぎたのが原因であるようです。
うちのオーブンは大きいのでちゃんと全体を使わないと非常にもったいないのですが、20年物の旧式オーブンなので、温風でオーブン全体の温度を均一に保つような高度な機能はありません。上と下に焚き火や電気コタツのように熱源があるだけなので、近づけば熱く、遠ざかれば寒い、という分かりやすい仕組みになっているのです。
ということはつまり、2段でメレンゲクッキーを焼きたければもっと温度を下げるか、無理して中段に全部並べるか、何とか工夫しなければならないということです。道は遠いな、と思います。
ところで、昨日は用事で駅に行きました。どこの宮殿ですか、という感じですね。駅は5階建てで、上のほうにはオフィスなどがあり、そこに用事があったので初めて上に行ってみました。このエレベーターを使います。
階の表示もかっこいいですね。しかし、よく見ると数字の配置が旧式です。つまり、Mというのが1階で、1と書いてあるのは通常の2階にあたります。
中はこんな感じ。
お店では店長さんが韓国のクリームパンをくれました。これがとてもおいしかったので、ちょっとびっくりしました。私は実は中国系のパンが好きではなく、どっちかというとはっきりとまずいと感じることが多いです。そのため韓国のも避けていたのですが、これは日本の菓子パンと全く同じ感じで、変な食感も後味もないし、クリームもちゃんとミルキーでとても良かったです。食わず嫌いだったな、と思いました。
ところでこれは先日の時代がかったエッグノッグパウダー。
開けてみましたら、別にカビが生えてるでもなく、普通の粉です。
これにコーヒーを入れてエッグノッグラテみたいにしてみましたら、白っぽい粒々がたくさん浮いてきました。これは別に悪いというのではなく、たぶん新しいときでもこうなんだろうな、という気がします。でも、飲んでみたら決しておいしいものではなく、長い眠りから覚めたエッグノッグパウダーはそのままこの世を去っていったのでした。