イコンの認定
2015年 11月 29日
なお、イコンというのはキリスト教の聖画のことで、普通は正教会の絵を指します。イコンは信仰や礼拝の対象あるいは道具になるので、厳密な規定に従って描かれています。正統なものであると認められて初めてイコンになるので、たぶん私の絵も21日間が過ぎたらお坊さんが何やら印をつけてくださるのではないでしょうか。教会から戻ってきて部屋の壁にかけたら見においで、と言ってくださったので、楽しみにしています。
ただ、面白いことにこのおじいさんはキリスト教徒ではありません。無神論者ではないけれど、神様がいるかどうか証明することができないので有神論者にもなれない、と融通の利かないことをおっしゃいます。その割には聖書のことをよく知っていて、教会にも通うし、イコンを欲しがるし、ラザロ様はうちの守り神でどうのこうの、ということを平然と述べるし、、、この様子は誰かに似ているぞ、お~い、V君、似た者同士の心理分析をお願いするぞ、と思います。毎晩神様にお祈りをする無神論者であるV君はお医者さんですが、今は精神病棟の看護師をしているのです。
私としては、どうせ死んでみるまでは分からないことであれば、死後の世界はあると思ってそれなりの準備をしておいたほうがいいと思うのです。死んでみて死後の世界がなければそれでけっこう、しかし、ないと思って好き放題にしていて、「しまった!やっぱりあったのか!」ということになれば目も当てられません。保険のようなものですね。不慮の事態はないに越したことはないけど、ある可能性を否定できないのであれば万が一に備えて準備をしておくのが賢明というものです。
実は今朝はアパートの郵便受けから大金(とシャンプーの試供品)を盗んで逃げている夢を見ていました。最近は泥棒漫画「エロイカより愛をこめて」にのめりこんでいるからそんな夢を見たのだと思いますが、死んだときに大小の悪事の数々を事細かく追求されると思うと、せめて自分でコントロールできる分だけは自制して、窃盗行為は夢の中だけで留めておこうと思います。
私も重い掃除機に苦労してます。Dyson の掃除機が使いやすいかどうか、報告してください。うちの掃除機はもう20年使ってます。いい加減に壊れないかと思ってるんですが。