寒くなってきました

英語ですが、ヨーロッパのことをいろいろまとめて伝えるサイトがあります。それを見ていたら、やっぱり難民のこととか国連のこととかがいっぱい書いてあります。プーチンさんとオバマさんの会合のことも書いてあります。オバマさんは声がやや怖いですね。でも深くて単調なので、あの声で何かオーディオブックを作って売り出したら、よく眠れるといって売れるかもしれません。個人的にはプーチンさんの声のほうが好きで、この小さいおじさんはかっこいいなと思います。

そういえば、BBCのニュースでは大統領とか首相のことを「ミスター誰それ」と言いますが、この前カナダの友達たちと話しているときに「ミスター・プーチンが」と言ったら、「ミスター!?」と言ってひとしきり笑われました。プレジデントとつけるか、単に呼び捨てにするのが普通らしいです。カナダではそもそもこうした敬称自体がほぼ古語に等しくなっているので、ミスターは「~殿」に等しく聞こえるのかもしれません。

まあ、そういうことははなはだどうでもよろしいわけですが、あんまりどうでもよろしくはない事態もあります。ハンガリーがクロアチアとの国境を完全に封鎖すると警告していることに関しては、国連と話し合ってからにする、ということが発表されました。ハンガリーの首相は国連で「難民は世界中の国で割り当てを決めるべきだ」と言いました。EU内での16万人の割り当ては嫌だと言ってましたが、世界中でするのならいい、ということでしょうか。これだけ混沌としているヨーロッパに入ってくる難民はまだまだ増え続けていますが、秋になって急に気温が下がり、雨も降り始めて風邪やインフルエンザにかかる人が増えてきたそうです。難民たちの多くは最初から不思議に思うほど軽装で、携帯は持ってるけど荷物らしい荷物は持ってません。軽装でないと長旅はできないのかもしれませんが。。。斡旋業者としても山ほど荷物を持ってこられては人数を詰め込めないので、荷物は持つなと指示されているのかもしれません。

でも、そうすると最初から途中の国々からの援助をあてにしていたのかという気になります。実際に、受け入れはできないと言っている国々でも水や食料や地面に敷くマットなどを提供していますが、しばらく前にブダペストの駅の構内に篭城していた難民たちが去ったあとの惨状を見ても分かるように、彼らはせっかく貰った物でも平気でゴミにしていきます。これはブダペスト駅だけではなく、難民が通ったところ、一時滞在したところ、どこもかしこもそうであるみたいなのです。地元の心証が良くなるはずもありません。

立つ鳥あとを濁しまくりの彼らが、これからはひどく体調を崩して続々とやってくることになります。各国の医療機関がパンク状態になるだろうなと思います。地中海を渡る船も、これからはますます危険になりますね。EU各国の船が24時間監視して救助していますが、これまた業者としても救助されるのを当てにしている面もあるだろうし、何がどうなってるのかと思うようなカオスが深まるばかりです。
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by ammolitering6 | 2015-09-30 02:16 | Comments(0)

写真サイト3個目です。


by ammolitering6