カナダならでは、あるいは世界基準
2015年 09月 26日
これはつまり、そのへんにほったらかす人が多く、それによっていろんなトラブルが発生しているということなのでしょう。これはいったい誰のせいかと考えると、そもそもあて先をちゃんと書かない、郵便局で分類する人がいいかげん、配達する人がちゃんとあて先を確認しない、受け取った人が無責任、という要素が考えられます。要するに、カナダならでは、これでこそカナダ、という問題ですね。
カナダの郵便は本当に呆れ果てるほどいい加減で、私は全く信用していません。今年はたった半年くらいの間に届くはずの郵便が届かなかったのが3件、すぐ近所の会社からの手紙が1ヶ月かかって着いたのが1件ありました。これはどれも「送ったからね~」という連絡があったものばかりなので、知らないうちに紛失しているものだってあると思います。あまりにもあてにならないので、今では取りにいけるところにはわざわざ出向いて受け取っています。
これから万単位の難民が入ってくることが予想されるバンクーバーではホームレス問題が深刻です。これまたいろんな原因が絡まりあっているので、単に家賃が払えない貧困が問題というだけでなく、そもそも手ごろな価格の住宅が決定的に足りない、精神病患者がホームレスになっているケースが多い、家庭の崩壊による若年層の家出が多い、など、他にもいろいろあります。
それじゃあ収容施設を作ろう、ということになっても、うちの近くに作ってもらっては困る、ということで予定地すべてが駄目になった自治体もあるし、なかなか難しいです。バンクーバーの場合は例のリバービュー精神病院の問題を解決しなければ何をやっても無駄という気もするわけですが、どっちにしてもこういうところに大量の難民が入ってくるわけです。ホームレスではなくても家賃の値上がりに対応しきれず立ち退きさせられる不安を抱えている年金生活者などの問題もあるので、そこで「難民だったら住居は無料です」ということになれば、カナダ人の間にもシリアのパスポートの需要が出てくるかもしれませんね。
駅の真上または真横のマンションは中国人に大人気だそうです。
お値段はたったの3千万円ちょっとより。2億3千万円のバンクーバースペシャルより2億円もお得です。マンションまるごと買い占めることだって夢ではありません。
3千万が高いという貧乏なあなたのために、1700万円よりのお部屋もございます。ただし、ジュニア・ワンベッドルームです。。。「ジュニア」って、どれくらいでしょうね。押入れよりは広いといいけど。アパートが小さくなるばかりのバンクーバーでは、高層マンションの部屋は「スーツケース・イン・ザ・スカイ」と揶揄されています。ウサギ小屋と言って日本を笑っていた時代は遠くなりました。
しばらく前にロウソク立てを落っことしてしまい、溶けた蝋がガラスの内側に飛び散ってしまいました。取らなきゃいけないなと思いつつそのままにして忘れていたわけですが、昨日これを使ってみたら、思いがけず綺麗な模様が出てきました。意図せずして素晴らしい作品を作ってしまった天才アーティスト、葉子さん。。。
外は雨。塗れた道路に街灯その他の明りが映っていて、めがねをかけないで見ると何とも幻想的です。近眼で得することなど何もありませんが、夜の明りだけは例外だな、と思います。これをカメラで写し取りたいなと思って何度もやってみましたが、どうもうまくいきません。でも、それなりにいろいろ面白い模様ができました。
それなのに郵政省は黒字だそうです。給料も良くて配達人の希望者の長いリストがあるとか聞きました。私は種々の請求書、支払いなど、全部オンラインでするようにしたので、郵便で来るのは、ジャンクメールと寄付のお願いが殆どです。
来週はじめに日本に行きます。
Holding Mailsのサービスも、期間中に届いたものがないならないで、一言知らせるべきですよね。無責任この上ない話です。郵便局は組合が強いので、できるだけ働きたくないけど権利だけは最大限に欲しい人たちが群がるのです。今の時代の労働組合は社会の発達の阻害にしかなってない気がしてなりません。
日本でのご旅行が安全で楽しいものでありますよう。お帰りになったらまたときどきご覧くださいね。