メープル重曹の正しい作り方(改定しました)

こんにちは。またまた記事の追加です。こちらのオリジナルサイト(英語)が リニューアルされて前よりは多少読みやすくなっているので、英語が大丈夫な方は読んでみてください。私も詳しく全部読んだわけではないのですが、相変わらず内容は膨大で、癌とは何か、どうしてできるのか、どんな種類があるのか、どうしたら予防できるのか、有効な治療法は何か、それもできるだけ安くあげるにはどうしたらいいかなど、いろいろたくさん書いてあります。

内容全体を翻訳して紹介するわけにはいきませんが、メープル重曹のところだけ改めて要点をまとめておこうと思います。詳しいことは必ずご自分で原文をお読みいただき、英語が難しい場合は翻訳してもらって読んでください。翻訳料金を払ってでもサイト全体を読む価値はあると思います。また、このメープル重曹療法を実践なさる場合は必ず自己責任で行ってください。

理論:
癌細胞は普通の細胞よりも15倍も多くグルコース(糖分)を消費するので、メープルシロップに乗せて重曹を送り込む。重曹は強いアルカリ性で、抗癌成分となる。

材料:
純粋なメープルシロップ(グレードBという濃い色のもの)

(シタデル社の「キャンプ」ブランドの「アンバー(グレードB相当)」が個人的にお勧め。必ず純粋なメープルシロップを使用することが大切ですが、日本で出回っているものの中にはコーンシロップなどを混ぜたものもあるそうです。それなのに「純粋」と偽る例があるため、ケベック州政府が支援するメープル農協「シタデル」のものだったら絶対大丈夫なので、できればそれを選んでください。ライト、ミディアム、アンバーの3種類がありますが、ここでは一番色の濃いアンバーを使います。グレードAとかBとかはアメリカの基準で、カナダでも同じ基準ですが呼び方が違うのです。)

アルミニウムの入っていない食用の重曹

作り方:
メープルシロップと重曹を3対1の割合で混ぜる。使用する鍋は耐熱ガラス、ステンレス、または銅のものに限る。アルミニウムの鍋を使ってはいけない!水は混ぜないこと。

加熱方法は湯煎。あまり熱くならないようにお湯を沸かして火を止め、その上に小鍋を置いてメープルシロップと重曹を混ぜる。

温度は50度程度の低温が目安。焦げないように、そして二つの材料がちゃんと混ざるように、適切な温度を探してください。

5~10分程度かき混ぜる。(このときけっこう派手にあわ立つので、鍋は小さすぎないほうがいいでしょう。また、しっかり混ぜていても私の経験では必ず分離するので、毎回混ぜてから使っています。)

冷蔵はせず、室温で保存します。一日の摂取量の目安は、小さじ2~4杯。一度に全部舐めるのではなく、少なくとも20分の間隔を開けて摂取します。最初は1日1杯から始めて、次の日は2杯、その次は3杯、という具合に増やしていきます。

一度に作る量は9日分が限度。そうでないと分離するため。(同じページの別のところには、分離しても大丈夫、使う前にただ単に混ぜて温めればよい、と書いてあります。)

ただ、1日4杯摂取する場合は、それを6週間以上継続するのはお勧めしません。重度の場合は1日16杯摂取することも可能ですが、1週間以上続けてはいけません。

注意点としては、日常の食事を見直し、砂糖と小麦粉(どちらも精製したもの)を含まない食生活にすることが肝心です。

また、とても大切なことですが、このメープルシロップ重曹療法は必ず他の安価な治療法と並行して行うこと、と書いてあります。その方法というのはこちらのサイトに書いてあるザ・ダートチープ・プロトコルで、それも読んでみることをお勧めします。

そして、4,600ドル(およそ50万円)くらいする別の治療法もあり、お金に余裕があるならそれもとても良いそうです。こちらのサイトをご覧ください。

以上ですが、よろしかったら以下の文章にも目を通していただけたら嬉しいです。メープル重曹療法をこうしてご紹介するに至った経緯や著作権に関することなど、過去2回の記事編集をそのまま残しています。
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この記事に興味をお持ちの方が多いようなので、著作権についてお知らせいたします。このページではメープル重曹療法を開発なさった方のオリジナルページからほんの数行だけを取り上げてご紹介しており、同様のレシピはインターネット上にたくさん出回っているので、特に問題はないと考えています。オリジナルページは何十ページもある膨大なサイトですが、その中で特にメープル重曹に関することをまとめたページもあります。私はそのページだけ全文を翻訳して、ブログでの掲載の可否をご本人に直接お尋ねしました。

その結果、掲載は許可できないというお返事をいただきました。この方はもうすぐ引退なさる予定で、今後は後継者がサイトを引き継ぐことになっており、サイトの内容も大幅に見直して使いやすく編集されることになっているそうです。内容を各国語に翻訳するための基準なども、アメリカの法律や医療の基準に準じた表記にするための作業と同時に見直されることになっています。そのため、現時点で同サイトの名を冠した翻訳が出回るのは非常に都合が悪いので、引継ぎに伴う一連の作業が終わって落ち着いてからもう一度連絡をしてほしい、とのことでした。

なお、インターネット上にはこのオリジナルサイトの内容をそっくりそのまま翻訳して紹介しているサイトが複数あります。オリジナルサイトへの言及さえない悪質なものもあります。また、私が見ても分かるような明らかな間違いも見受けられます。

オリジナルサイトの方はこうした日本語サイトの存在を把握していらっしゃらないようですが、癌研究に人生を捧げ、これだけの研究結果を公開しているドクター・ジムへの敬意があるなら、無断で翻訳文を流通させるのは控えたほうがいいと思います。

私からオリジナルサイトのほうに通報することはしませんが、お心当たりのある方は、サイトに直接お尋ねになって許可を取り、許可を得た旨をご自分のサイト上に明示なさることを強くお勧めいたします。合法性の問題を考慮しないにしても、許可が取れない場合は記事を取り下げるのが礼儀だと思います。

それから、蛇足ではありますが、私のサイトの内容も無断で全文を掲載した上に文体に手を加えている方があるようです。メープル重曹の記事にご興味を持っていただけるのは嬉しいのですが、私の許可を取れとは言いませんので、転載の場合はせめてそのままでお願いできませんでしょうか。
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前に何度か書いたことのあるカナダの民間療法のメープル重曹ですが、ご存知ない方も多いと思います。私はこれをどこかで聞きかじり、実際に作って食べていたこともあります。決してすごくおいしいものではありませんが、それほどすごくまずいわけでもありません。でも、これは実はどこかのお医者さんがたまたま発見した癌治療のためのレシピで、おいしいとかおいしくないとかは別にどうでもいいレベルの物質です。

インターネットで探したらいろんな情報があってだいたいのレシピも分かるし、私はこれを単なる好奇心から何度か作ってみたのですが、どうやらこれに興味を持ってこちらのサイトを見てくださる方が少なくないようなのです。別に全然詳しいことは書いてなかったし、もともとの発見者のサイトへリンクを貼って「あとはご自由に自分で調べてね」という無責任なことをしていましたが、英語ばっかりだし、ちゃんと読んだ人はほとんどいないと思います。その問題のサイトというのはこちらです。http://www.cancertutor.com/kelmun/

実はさっきこれをまるごと翻訳してみたのですが、ここで紹介するとやっぱり著作権の問題が出てくるので、とりあえずそれはやめておきます。でも、メープル重曹の作り方のところだけ抜粋して、民間療法の又聞き情報独特のあいまいさだったのを明瞭にしておこうと思います。あとでサイト元に連絡して許可をいただけたら全文をご紹介しようと思います。

メープル重曹(ベーキングソーダ)の正しい作り方
メープルシロップを買うときは、「グレードB」のものを選んでください。「グレードB」のがなければ、「グレードA」の中で一番色の濃いのを選んでください。「アームアンドハンマー」社および「レッドミル」社の重曹は「オール・ナチュラル」でアルミニウムを含まず、お勧めです。

鍋に水を入れ、やや熱いくらいまで(約50度)温めます。そのうえにもう一つの鍋を置き、火を止めます(湯煎ですね)。ベーキングソーダとモラセス(糖蜜)またはメープルシロップを1対3の割合で加え、5~10分間すばやく混ぜます。冷蔵庫には入れないほうがいいでしょう。必ず耐熱ガラス、ステンレス、または銅の鍋を使ってください!

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もともとの記事には、これをどれくらいの量で摂取すべきかとか、どれくらいの期間使うべきかとか、他のあれこれの注意事項とかたくさん書いてあります。言うまでもないことですが私はお医者さんではないから責任は取れないので、これを実行するときにはご自分で責任を持っていただき、できればサイト元の記事をがんばって読んでみてください。業者に翻訳料金を支払ってでも読む価値はあるかもしれません。

癌というのは今ではほんとにありふれた病気になってしまい、私の知人も20年だかそれ以上だかの長い長い闘病の末に昨年とうとう亡くなりました。良いと言われたものを何でもかんでも試してはみたものの効果がなく、「メープル重曹というのがあるそうですよ」と言っても諦めムードでちょっとだけ試したくらいで終わってしまいました。この記事をきちんと自分でも読んで訳してみようと思い立ったのは、彼女のことが心をよぎったからです。

実際にどれほどの効果があるのかは分かりませんが、効果があった!と証言する人はたくさんいらっしゃるようですし、何と言っても材料が食品ですから、試してみて損はないと思います。もちろん、糖質を控えるとか、そのほかの治療法と併用することが大切だと思いますが、藁をも掴む思いで比較的安価な治療法を探していらっしゃる皆様にとってこれが何かしらの助けになればいいなと思います。

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、、、と思っていましたら、なんと、このページを既にほぼ丸ごと翻訳して紹介しているページを見つけてしまいました。著作権は大丈夫なのかな?しかもその中に原文と違うところがあるのです。もともとの出典が違うのかな?よく分かりません。

私はその昔メープル農協で働いていました。カナダにとって砂糖楓の木は本当に大切な植物です。材木としても優秀だし、美しい紅葉は観光資源でもあるし、森林の健康や森の生き物の生態系のためにも大切です。公害に強いので街路樹としても活用され、カナダでは昔から子孫のために砂糖楓の木を植えろと言い伝えられてきたほどです。

そしてもちろんメープルシロップは言うまでもなくカナダのお土産の代表選手で、ケベック州ではシタデルという農協がキャンプというブランド名で高品質のメープルシロップを生産しています。日本では混じり物のあるメープルシロップが出回っているというひどい話を聞いて残念でなりません。キャンプのものだったら多少高くても絶対に保証つきなので安心です。

メープルシロップは値段が高い高いといって不評ですが、実はこれでも政府から税金などで優遇されていて、できるだけ安く抑えられています。詳しいことを言うとキリがないのですが、メープルシロップを作るのは足元が悪くてすごく寒い斜面での重労働で(樹液を採取するところ)、若者が必要なのにみんな当然嫌がり、農家は親戚の若者などを強制的に駆り集めてタダ働きをさせたりしています。働け~、労働の報酬は出来たてのシロップ飲み放題でいいな!?ということがまかり通っていて、それでやっとこの値段なのです。すばやく色薄く煮詰めるための機械はどは高いし、品質管理のための機器も高いので、零細農家では買えません。そのため集まって農協を作って、なんとかがんばって伝統的な産業を維持しています。

メープル重曹というのはあくまで民間療法ですが、カナダの誇るこの大切な味覚が健康にも役立つのであれば本当に嬉しいことだと思います。なお、日本でもグレードAとかBとか言ってるのかは分かりません。要するにこの場合は色の濃いものが良いということなのです。

それと、メープルシロップは色が濃いほど栄養があるという思い込みもあるようですが、必ずしもそうではありません。樹液が流れ始めたばかりのときの薄いものでも、ぐつぐつゆっくり煮詰めれば濃くなります。メープルシロップは樹液を40分の1くらいまで煮詰めて作るので、燃料代も馬鹿になりません。それに、重いので輸送料金も相当なものです。近代的で効率的な鍋(?)ですばやく煮詰めた場合には、季節が早いほどあっさりした色の薄いシロップができて、これは糖尿病の人でも比較的大丈夫な糖だそうです。お店には先天性の糖尿病の子供のためにこれで作ったメープルシュガーキャンディーをわざわざ遠くから買いにくるお客様も少なくありませんでした。さすがはメープル、すごいぞメープル、というわけで、メープルシロップの宣伝でした。
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もう一つ追加しますと、このお医者さんはカナダではなくアメリカの方みたいで、実際には医師の資格があるわけではなく、ほんとに民間療法として、でもかなり本格的にアメリカの片田舎で地元の人たちの診療をなさっているみたいです。実際にどんな方なのかはあまり情報が見つかりませんでした。

この治療法を最初に紹介した新聞記事もあるのですが、それが困ったことにかの悪名高いウィークリーワールドニュースで、毎週毎週飽きもせずに雪男を発見したとかエイリアンに遭遇したとか、そんなことばっかり書いているのです。それも影響したのか、ドクター・ジムとして知られるこのジム・ケルマンさんはインチキの偽医者という評判も立っていたのですが、その後イタリアのシモンチーニという本物のお医者さんが独自の癌研究をしているときにこの方法を知り、それで「これはすごい」ということで研究が進んできた、ということみたいです。間違ってたらすみません。

実は私はこのウィークリーワールドニュースのファンでときどき買って読んでましたが、ある人にそう言うと「君は僕をそれほどまでに信頼してくれているんだね」と感動されてしまいました。確かに、「毎週日曜日の朝はニューヨークタイムズを読みます」と言うのはかっこいいけど、ウィークリーワールドニュースだと買っているところを人にみられるだけでも非常にまずいかもしれません。。。

参照サイトはいっぱいあってキリがありませんが、こちらにはドクター・ジムとシモンチーニ先生の両方のお名前が出てきます。あいにく英語です。
http://www.alkalizeforhealth.net/Lbakingsoda.htm

どっちにしても、偽医者だろうが何だろうが、ほんとに治してくれる人がほんとのお医者さんだと思います。世の中、資格のある医者の言う通りにして死んでしまうことだって珍しくありません。もちろんあんまりめちゃくちゃに怪しげなのも困りものですが、理論がしっかりしていて研究もされていて実績もたくさんあるのなら、資格のある無しはそれほど関係ないなと思います。

なお、上で紹介しているオリジナルのページはドクター・ジムが作っている癌研究所のページみたいで、実際には何十ページもあります。私が一応翻訳したのはメープル重曹関連の1ページだけです。

Commented by カットアンドトライ at 2018-09-29 21:41 x
>しっかり混ぜていても私の経験では必ず分離するので、毎回混ぜてから使っています。

当方の試行錯誤の結果、40度あたりから電動攪拌器で高速にかき混ぜ、メープルシロップと重曹混合液体の温度をゆくっりどんどん上げると80度では分離することがありますが、約85度あたりで分離せずに混合できました。
かき混ぜるスピードが遅いと、60度あたりで泡沸騰することがあります。
Commented by ammolitering6 at 2018-09-30 03:14
そうでしたか。詳しいご報告をありがとうございます。長いこと作ってないので、温度をきちんと計って、教えていただいた方法でまた久しぶりに作ってみようと思います。
Commented by たくま at 2019-06-15 12:37 x
重曹は65度以上で強アルカリになると書いてありました。
50度の湯煎で65度以上になるのでしょうか?
弱火の直火でやる人もいるようなのですが、私は焦げ臭くなって、固まってしまいました。
Commented by ammolitering6 at 2019-06-17 14:44
そうですか、私は理論の詳しいことは分からないのですが、「温度は50度程度の低温が目安」とはっきり書いてあるので、低温でもアルカリ性なのではないでしょうか。50度の湯煎で65度以上になることはあり得ないと思います。
加熱の方法も「湯煎で」と書いてあるので、湯煎のほうがいいと思います。メープルシロップは糖分が高いので、直火だと焦げやすいのです。
Commented by phoenix at 2019-10-09 11:39 x
はじめまして。
いくつか質問があります。

1)以前は確か直火だったと記憶していますが、
   なぜ、湯煎に変わったのでしょうか?
   直火の場合は、割と簡単に泡が噴きましたが、
   湯煎だと結構大変で、20分後、
   遂に直火に切り替えました。

2)5日完全断食の後、3日間は
   メープル重曹オンリーで、
   食事は一切摂取できないのでしょうか?

以上、よろしくお願いします。
Commented by ammolitering6 at 2019-10-13 02:11
こんにちは。そうですか、直火と書いてましたか?私ももう長いこと作ってないのですが、最初から湯煎だったと思います。これは要するに混ざればいいということらしく、別に泡が吹かなくても分離しても、大した違いはないようです。私が作っていたときはいつも泡立ってましたが、温度が高かったのかもしれません。分離したときは、そのたびによく混ぜて使ってください。

断食の後のことは、申し訳ありませんが私にはわかりません。このメープル療法の基本理念は、糖分(メープルシロップ)に乗り込んだアルカリが癌細胞に働きかける、ということだそうです。そのため、糖分の多い食事を控えるなどの食事療法と併用するとよいなどと書いてありました。

英語ですが、どうぞ原典を参照なさってください。グーグル翻訳など使えば概要はつかめるのではないでしょうか。健康は本当に大事なので、この民間療法で少しでも効果があるといいですね。
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by ammolitering6 | 2015-08-30 11:55 | Comments(6)

写真サイト3個目です。


by ammolitering6