お店でいろいろ物をもらう
2014年 06月 10日
ともあれ、記憶に残るほうの常連さんのお一人がバナナケーキを作って届けてくださいました。「お店で余った古いバナナがあったら分けてくれ、自慢のバナナケーキを作ってあげるから」とおっしゃったので、今朝差し上げたら午後には熱々のを持ってきてくださったのです。
彼はグルテンにアレルギーがあるので、このバナナケーキもグルテン抜きです。さくさく、ほろほろとした温かいケーキはとてもおいしかったです。ジョンさん、ありがとうございます。他にもあれこれ得意料理があるそうなので、またいつでも大歓迎ですよ~とアピールしておこうと思います。
それからもう一人、別の常連さんもいらっしゃいました。この前のコンサートのライリーさんです。お客さんは何百人もいたというのに、私に「来てくれてありがとう」というだけのために、お店においでくださいました。コーヒーを買うついでではなく、朝の運動の前で何も飲まないのに、わざわざやってきてくださったのです。おそらくはこうやってあちこちをこまめに回って一人ひとりに挨拶をなさっているのでしょう。
念のためにコンサートで買ったCDを持ち歩いていたので、さっそくサインしていただきました。「ヨーコさんへ、いつも愛をこめて」と書いてあります。マジックを持つ手が弱々しくて震えているのに、この手で2時間もマイクを握りしめてたんだなと思うと、プロ精神のすさまじさを感じます。これからもお元気で歌手活動をお続けになれるといいなと思います。
何やらいろいろもらってますが、今日はお店のマネージャーからスカーフももらいました。これは別に私だけに愛をこめてくださったわけではなく、スタッフみんなに一枚ずつのプレゼントです。太っ腹ですねえ、ありがとうございます。鮮やかな色と模様の大きなスカーフは、パシュミナという滑らかな生地でできています。パシュミナって何かなと思ったら、カシミヤの親戚のようなものだそうです。ヤギの毛から作るそうですが、安く大量に出回っているようですから一体どれだけのヤギが丸禿げになっているのか、少々気になります。