<   2016年 09月 ( 26 )   > この月の画像一覧

夜、久しぶりにガラス絵を描きました。ただ単に雑誌の写真をなぞっただけで、昨日と今日は休みだったのですが、この絵を描くためにわざわざアフリカまで取材に行ったわけではありません、念のため。そういうことをやってみたいなあ、という気持ちは、、、あるかな?葉子さん、アフリカへようこそ、と言われたら、どうするかな?虫が多いだろうなあ、トイレやお風呂は大丈夫かなあ、強盗とかいたらどうしよう!などといろいろ考えてしまいそうで、やっぱりアフリカはアフリカの王様あたりにVIP待遇で招待していただくのでなければ行きそうにないです。

それにしても、ほんとに久しぶりのガラス絵だったので、すっかり腕が落ちていてショックでした。ほんとはそれは分かっていて、だからこそ何となく気乗りがしなかったというのもあるのですが、それはやっぱり先延ばしにしたところで解決するようなものでは絶対にありません。

この絵の続きはどうしようと思ってて、まだ決めてませんが、今こうやっててれてれと書きながら何となくアイディアを思いついたので、近いうちに仕上げようと思います。
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おまけ。某氏の髪がかなり野放し状態になってきたので、それをいいことに私のかねてからの念願であったヘアカットをやってみることにしました。いろいろ入ったこのセットで40ドルです。彼のヘアカットはいつも理容師の学校の学生にやってもらうので、税金とチップを入れても1回10ドルもしません。ということは、4回もすればだいたい元が取れるし、もともと学生のヘアカットなのですから、私が虎刈りにしたってそれほど違いはないかもしれません。某氏よ、2、3日中に実行しますから、楽しみにして待っていなさいね~。
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by ammolitering6 | 2016-09-28 14:05 | Comments(0)

秋の散歩

またまたメレンゲクッキーを作ってみました。もう何度も作っているのでプロ並の腕前になってよさそうなものなのに、この有様。。。この前クッキーを作ったときに余ったブラウンシュガーを入れてみたのですが、混ぜているうちにどんどん泡が消えて、すっかりどろどろになって、搾り出すというより流れ出るという感じになってしまったのです。結局何とか乾かすことができて、味もまあまあだったのですが、ブラウンシュガーの中に何かメレンゲと合わない成分があるのかもしれません。
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卵の殻コレクションがびん一杯になりました。たまにメレンゲクッキーなど作っていてもそれほど増えないのですが、某氏がベーコンエッグが好きなので、かなり貢献してくれます。しかし、もともとはトマトちゃんのエサにしようと思って貯め始めたのですが、考えてみればもう今年のトマトはそろそろ終わりだし、来年だってそれほどたくさん使うわけでもないと思うのです。それでもついつい集めてしまうのは、もはや悲しい習性というものなのかもしれません。
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あまり必要のないものを無駄に集めるかと思えば、マフラーもただそこに毛糸があるからというだけの理由で無駄に長くなったりします。これはたぶん、3メートルくらいあると思います。
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ぐるぐると3回巻いてもこの通り。そういえば、昨日の夜、ぼさぼさの白髪頭を染めてみました。その結果はごらんの通り、ぼさぼさの黒頭です。もっとつややかだったらいいのですが、それはまた別に努力をしなければならないようです。
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上のマフラーはピンクとオレンジの毛糸を2本合わせて編んでいるので、どことなくピーチ色かかった仕上がりになっています。ランタナの色合いと似てますね。
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よく晴れた秋の午後、ということで、某氏と散歩に出かけました。
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これはしばらく前に古着屋さんで買ったガラスビーズのブレスレット。
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そしてこちらは私の一番好きな石、アンモライト。ガラスビーズとアンモライトは全然ちがうのですが、どちらも何となく似たような深みと透明感があり、どちらも好きです。
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さて、今日の散歩の行き先はこちら、倉庫の並ぶあたりです。
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中に一つちょっと華やかな感じの倉庫があり、、、
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その一角に最近人気であるというチョコレート屋さんが入っています。シャッターが半分下りていて、開いてるのかな、という感じですね。
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お店はこれだけでおしまい。
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売ってるものはチョコレートと、アイスクリームと、、、
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こちら、シュークリームで全部です。いろんなフレーバーがあるのですが、バニラを頼んでみました。これはシューの部分が普通のシュークリームより厚くて、揚げたようなさくさくした感じになっています。私はこれはあまり好きではなく、上に乗ってる砂糖の塊みたいなのも、やたらたくさん入っているバタークリームも、くどくて邪魔、という感じしかしません。底のほうに普通のカスタードが入ってたのはおいしかったです。
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某氏のはソルト・キャラメル。私はこの甘辛の味はあまり好みではありません。結果として、わざわざもう一度行くことはないだろう、というお店でしたが、お天気の良い秋の日の散歩はそれでも素敵なものだったのでした。なお、このお店のチョコレートは試してないので分かりません。
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by ammolitering6 | 2016-09-28 08:02 | Comments(0)

今朝は5時前、たぶん4時半頃に某氏の叫び声で目が覚めました。何事かと思ってびっくりしますが、実は彼は夢を見て叫んでいたのです。叫んだ後もひーひーと言って苦しそうだったので起こして、どんな夢を見ていたのかと聞いてみました。

そしたら、彼は夢の中で大きな船に乗っていて、甲板の上にいます。甲板の向こうのほうにはお母さんもいて椅子に座ってますが、船が大きく揺れて、波もざばーんとやってきて、お母さんが海に落ちてしまいます。彼は「そこにいたら危ない、何かにつかまれ」とか何とか言ったそうなのですが、その甲斐もなく落ちてしまったのです。

彼は船長さんや乗組員がいる部屋に走っていって、ドアをどんどんと叩いて、大声で「助けてくれ、妻が海に落ちた!」と助けを求め、それで叫んでいたのでした。でも、ここで一つ矛盾があります。落ちたのは彼のお母さんのはずなのに、彼は「妻が」落ちたから助けてくれ、と言ったのです。ふーむ、ということは私がすばやく身代わりになって落ちたのでしょうか。。。

夢なので理屈を求めてもどうしようもありませんが、これを前世などの関係から見たら、「今の人生であなたのお母さんである人物は、前世ではあなたの奥さんだったのです」ということになりそうですね。いや、逆でもいいのかな?「今の人生であなたの妻である人物は、前世ではあなたのお母さんだったのです」、、、となると、私が彼のお母さんだったというパターンですね。でも、船から落ちた覚えはないなあ。。。

そういうことを全く信じない彼はせっかくの私の解説を鼻で笑ってくれましたが、某氏よ、この世とは私たちが普通に認識してる部分よりはるかに大きいかもしれないのですよ。それにしても、彼はときたまこうして夢を見て叫んだり、私の足を蹴ったくったりしてくれます。安眠妨害なのですよ、まったく。もうちょっと穏やかな夢を見て欲しいものです。

by ammolitering6 | 2016-09-26 13:15 | Comments(0)

私の背丈を越えるほど大きくなったトマトちゃん。そろそろ季節も終わりですね。枯れかかった葉も多かったので、今日はそれをだいぶ取り払ってすっきりヘアカットしました。
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生涯で3つ目の実。背丈は大きくなるのに、ほとんど実のならないトマトだったのです。これも大きさは6センチくらいで小さいのですが、4つに切って某氏と半分にして大事に大事に味わいました。甘くておいしかったのです。
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前に少人数用のお菓子の本を買ったのがとても良かったので、同じブランドの別の料理の本を買いました。知らなかったのですが、これはテレビの料理番組が出している本なのだそうです。「アメリカのテスト・キッチン」という番組らしいのですが、さっそく見てみようと思っても実は私はテレビのリモコンの使い方さえ知りません。いくらなんでもそんなことでは21世紀の現代文明についていけない、という気持ちも多少はあるのですが、努力してそれを乗り越えてでも番組を見たいというほどの熱意がないので、またしばらくは一人ではテレビも見られない暮らしを続けるのでしょう。
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いろんな料理が載っているなか、後ろのほうにあったクッキーのレシピを見て、これを作ってみることにしました。ブラウンシュガーを使ってあって、さすがはアメリカ、と思うようなバターと砂糖がてんこ盛りのレシピです。
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バターは溶かして煮詰めて、ブラウンバターにします。煮ているうちにこういうふうに分離して、キツネ色の粒が底にたまります。
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その焦がしバターを使って焼き上げたクッキーがこちらなのですが、ご覧のように、やっぱりお手本とはずいぶん違います。実は、「クッキーの生地を丸めて、丸いままで天板に乗せて焼く」と書いてあったのですが、前に同じようなクッキーを作ったときに失敗したので、今回もちゃんと溶けて平らにならなかったらどうしよう、と思って、あらかじめ平らにつぶしてから焼いてしまったのです。縁のところが割れているのは、つぶしたときの名残です。

見た目はやっぱりお手本のほうが格段にいいですが、まあ、しょせん私が作るものですから、可食物になればそれで上等、という評価でいきたいと思います。お茶を淹れて出来たてのを食べたら、はい、決して健康的なお菓子とは言えないものの、ちゃんと香ばしくておいしかったです。
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さて、昨日の夜のことですが、某氏がリモコンを巧みに操作してテレビをつけたら、ドジャーズの野球中継をやってました。でも、試合にしてはちょっと様子が違いますね。実は、フィールドを使って特別な儀式が行われていたのです。
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偉い人が次々に出てきていろんなスピーチをします。
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選手たちが神妙な面持ちで聞いています。
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ある人物が壇上に上がると、観客が一斉にカメラを向けました。現代というのは市民すべてがカメラマンという時代ですね。
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その人物とはこちら、私のダーリン、ヴィン・スカリーさんです。なんと、89歳なのだそうです。子供の頃から野球の実況をする人になりたくて、夢が叶って67年もの間その仕事を続けてきました。私としては、67年と言わず、77年でも87年でも続けていただきたかったのですが、やはり人間というのはそういうふうにはできていません。ヴィンさん、あなたの素敵なお声が聞けなくなるのは残念ですが、めぐり合うことができたのは幸運でした。どうぞ健康に恵まれた余生をお過ごしになりますよう。
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by ammolitering6 | 2016-09-25 11:01 | Comments(0)

様々なめぐり合い

某氏が野球の試合を見ていたので、通りがかりにちらっと覗いてみました。
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おお、「アメリカの声」、ヴィン・スカリーさんがいらっしゃいます!私はこの方の大ファンなのです。中継なさる声をずーっと聞きながら眠りたい、と思うほどです。
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実は、この試合の中継はヴィン・スカリーさんのための特別番組になっていて、アメリカとカナダの放送局で普通の試合では中継者が違うのですが、今回だけはカナダの放送局でもヴィンさんの声を流していたのです。彼はもうずーっと大昔からその甘い声で中継を続けていらっしゃいますが、とうとう今年が最後になり、そして今年のシーズンもそろそろ終わりです。もうあの声が聞けなくなるのかと思うと、たった数年間のにわかファンでしかなかったのに、やっぱりとても残念です。ヴィン・スカリーさんの中継人生を祝って長時間版のCDとか出たら即座に買うけどな、そんなのはあるのかな、と思います。

考えてみれば私は以前にも同じようにとても素敵な声のおじさまに惹かれて恋に落ちたことがありました。なぜかキッチン機器関係の技術的なワークショップを受講したときのことでしたが、何が面白いのかおじさんは換気扇が大好きで、それまではいかにも仕方なさそうにぼそぼそと講義をしていたのに、話が換気扇のことに及ぶと俄然元気になり、渋い声を弾ませて生き生きと饒舌に語っていました。

彼の声もやっぱり激しく眠気を誘うもので、キッチン機器の技術的なことの説明というさっぱり分からないことがテーマだったことも相まって、そのときも「ああ、この声の入ったCDを買いたい、聞きながら眠りたい」と思いつつ受講していたのでした。
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うちの前の道を歩く馬車両。ちゃんと交通ルールにのっとってぱかぱかと歩きます。この馬の陰になってるところにもう一頭いて、馬はいつも二頭で一緒に歩いています。いかにものんびりしてますが、これは馬が街中で行われる儀式などに出てくるときのためのトレーニングなのだそうです。馬は臆病なので、こうやって日頃から町の喧騒に慣らしておかないと、刺激にびっくりしてしまうのです。馬、かわいそうに。。。
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馬のぱかぱかという音は、都会の暮らしので耳にする中で一番素敵な音だなと思います。
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もうずーっと何ヶ月も待っていた本が届きました!キックスターター・プロジェクトという、企画だけ先にあってお金を集めてから実現するという計画のひとつで、この本のアイディアが出ていたのです。本そのものは今時の流行で私にとってはイライラのもとにしかならない塗り絵の本ですが、そのデザインは南米あたりの誰かがすべて手描きで、定規と鉛筆と分度器というツールだけで描いたそれは見事な黄金率のデザインです。

さっそく中を開けて見たい!と思うのですが、実はこれはある方へのプレゼントとして買ったのです。もっと何冊か買っておけばよかった、と思いますが、まあいいでしょう。コンピューター全盛の現代にあって、こうして地味に手作業で優れた作品を作る方がいらっしゃるのはとても心強いものです。
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夜はMさんがこちらのレストランに招いてくださいました。領事館などの並ぶビジネス街にあるナイチンゲールというピザ屋さんです。ピザ屋さんといえば1切れ1ドル(今時は2ドルくらいかな)で売ってる軽食の店というイメージがありますが、ここは大金をかけて歴史的建造物を改装したレストランで、場所柄もあって軽食とは程遠い高級レストランです。割と新しいのでとてもトレンディーで、予約を取るのが今バンクーバーで一番難しいというほどのお店なのです。
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天井が高いですねえ!2階まである広い店内はぎっしり満員です。
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見ると、壁には鳥と鳥かご。
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そしてメニューはどこかで見たような形状と青い染み。。。そう、「ナイチンゲール」の名前から連想されるものといえば、一つは鳥、そしてもう一つはやっぱり戦場の看護婦さんです。このメニュー表も昔の野戦病院のカルテをイメージして作られているのです。
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お料理が次々に出てきて、どれもとてもおいしかったのです。
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ピザは薄焼き。他に肉ののってないピザもあり、私はそれを頂きました。
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これはビーツのサラダ。バンクーバーの西海岸料理レストランはどこに行ってもこれがありますが、ここのは全体にカリカリした歯ごたえを加えてあって、味のアクセントになっていました。
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デザートに出てきたメレンゲ菓子。中が柔らかいタイプのメレンゲです。おいしいけど、私はやっぱりメレンゲは中までカリカリタイプが好きで、となればやっぱりあのユダヤの幻のお菓子を求めてメレンゲクッキー作りに精進しなくては、と思ったことでした。

たくさんのご馳走、楽しくて個性豊かでエネルギー溢れる人々との出会い、どちらもとても素敵なめぐり合わせでした。Mさん、本当にありがとうございました。
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by ammolitering6 | 2016-09-24 07:38 | Comments(0)

ピカソのおまけ

ピカソは見たし、でもせっかくのタダ券だから有効に使わねば、と思って、他の展示も見てみることにしました。こんな立派な建物の上の階まで上がっていきます。
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変なロビー。何が言いたいのでしょうか。
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地味な写真が並んでいます。よ~く見たら面白いのかもしれませんが、ちらっと見ても全然面白くなく、全部見ようという意欲も湧きません。
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何やら大きいことは確かで、よく見ると直径5センチくらいの青くて丸いものをちまちまと組み合わせて作ってあります。
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これも大きいですが、キャベツの心臓でしょうか。これまた、よく見ると小さい粒々が表面全体を覆っています。
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大きいけど何がいいのかさっぱり分からないもの。
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何だったのだろうと思いつつ、もっと上の階に行きます。たとえタダ券であっても、元を取らねばという精神は大きな原動力になるのです。
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ピカソの弟子のだろうかと思うような妙な絵が並んでいて、こうしてバンクーバー市民の血税で購入されて美術館に入ってるくらいなのでそれなりに高く評価されているのだろうと思いますが、同じ妙な絵でも、ピカソのは比べるときれいだったなと思います。どこがきれいなのかと問われると返答に困るのですが、色使いの落ち着きなのか、品格や静けさのようなものが感じられるのか、何だか分からないのですが格の違いとはこういうものだなと思いました。
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この階にはあの有名なエミリー・カーの作品が常設展示されています。こんな方だったのですね。
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こういう感じの絵が多いです。
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展示会場にはこういうでっかい機械があちこちに置いてあります。湿気を取るための機械なのですが、もうちょっと場所とか大きいさとか何とかならなかったのかな、やっぱり経費の関係でこういうふうにしかできなかったのかな、と思います。
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最後はお決まりのようにギフトショップを眺めて帰りました。
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なお、この美術館は(展示してある物を見るととてもそうは思えないのですが)手狭なのだそうで、新しい建物が予定されています。箱を積み重ねたようなこのデザインは、アート建築に詳しい方によれば、実際に展示品を見て回るのにとても良い構造になっていてすばらしいのだそうです。地元のデザイナーの作品を採用しなかったことで非難もされてましたが、まあ、結果的にアート鑑賞という目的において最も良いデザインになれば、それはそれで良いのでしょう。あとはその機能的な新しい建物の中で見る作品のほうがもうちょっと何とかなればいいなと思います。
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おまけ。古着を売るボランティアをしているゆかさんはとっても商売上手で、葉子ちゃん、これがいいよ!これがお勧め!と言って素敵なスカートを勧めてくださいました。実は、このジャケットもこの日一緒に買ったものです。私の着るもののほとんどはゆかさんのお店のバーゲン商品なのです。
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おまけ。美術館前で何だか変なアートの出店を出している人がいて、ゆかさんが「政治的なものだ」と言うのでちらっと見てみたら出店のおじさんがすかさず気づいて、「私はブータンに住んでいる、君にこのポスターをあげよう!」と言って半ば無理矢理一枚くださいました。ブータンだったら別に政治的なものではなさそうだし、「これを見ながら瞑想しろ」とおじさんがおっしゃるくらいなので、どちらかというと宗教的な出店だったのでしょう。いろんなポジティブメッセージが書いてありますが、これを見ながら瞑想したら変なおじさんのことばかり頭に浮かんでうっとうしいことになるかもしれません。
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by ammolitering6 | 2016-09-23 04:03 | Comments(0)

ピカソの展示会 1

さてさて、バンクーバーの中央美術館ではだいたい一年中何かしらの特設展示をやっていて、それがどうもあんまりぱっとしないことが多いのですが、美術館の懐事情などは私の知るところではないので、一生懸命やりくりしてやってるんだろうと思うしかありません。そんな中、今回は目玉作品のない地味なピカソ展が開催されているので、ゆかさんと一緒に行ってきました。ゆかさんがタダ券を持っていて、誘ってくださったのです。この前のお芝居といい、芸術の秋はタダ券で済ませているので大変経済的です。
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水曜日の昼間といえば無料で入れる時間ではないのですが、定価25ドル也をちゃんと払って入場している人がけっこういるようで、割と混んでいました。でも、この中の何割かは私たちのようなタダ券組よね、きっと、と思います。
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今回のピカソ展のテーマは、とんでもない女ったらしであったらしいピカソという人物が生涯を通じて何らかの深い関係を結んだ女性たちです。2人や3人ではなく、覚えているだけでも6人くらいいるし、もしかしたら7人だったかもしれないし、知られてないだけで他にも余罪が山ほどあるかもしれません。展示会場には暇な監視員さんもいて、ピカソを見習って「どこから来たの?韓国?え、日本?え~と、”ゴメンナサイ”だよね!ぼく?ぼくはフィリピンから来たんだよ」ととってもフレンドリーに声を掛けてくださいました。

なお、会場の写真は撮ってもいいものと撮ってはいけないものがあり、その基準は何なのかと聞いてみたら、「さあねえ、フランス人のすることだから、分からないんだよね~」というお返事でした。ということは、今回の作品はフランスの美術館から流れてきたのかもしれませんね。
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熱心に見つめるゆかさん。ゆかさんはいろんな解説文を丁寧にじっくりと読み、まるで某氏のようです。一応、ほとんど読まない私のほうがおかしいのだという自覚はあります。
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ピカソはたまたま出会った女性の美しさに感動すると年齢も国籍も関係なくくどいて恋人にしては絵のモデルにしていたようで、その出会いの場はデパートの前だったりダンスの会場だったり何かのワークショップだったり、要するにどこでもよろしいようです。

それにしても、私が誰かに「おお、君のその美しさを描きたい!僕には君しかいない!愛している!」と言われて、すっかりその気になってヌードモデルになったとします。それでできあがった作品がこれだったら、その場で絵描きの男を叩きのめすのではないだろうかと思うのです。
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こんなのも、「我が恋人、麗しの葉子」などとタイトルがついていたら素直に「嬉しいわ」と言えるものでしょうか。ゆかさんはそういう私の憤りを理解せず、「どうして?素敵じゃない?」と不可解な発言をしていました。
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これでもゆかさんはそう言えるのでしょうか。「座る恋人、ゆか」と題したこの絵を見た人から「まあ、そっくり!とっても素敵ね、ゆかさん」と言われたら、お世辞を言ってもらったことのお礼を言えるものでしょうか。急ぎませんので、どうぞゆっくり考えてください。
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目玉作品がない、と言いましたが、実はゲルニカが来ていました。いくぶん小さめですが、そしてもちろん本物ではありませんが、ある程度の大きさがあるのでやっぱり迫力があります。じーっと見ているとかなり不気味で、特に窓(?)からにゅーっと入ってきている腕が気持ち悪いです。世紀の名画であることは確かなものの、少なくとも、こういう絵が壁に飾っている寝室で寝るのは嫌だな、と思います。
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展示会には他にもいろんなものが盛り込まれていました。ガラスに描くピカソの映像。いいなあ、私もこれをやってみたいなあ。
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ピカソに関する本のコーナー。
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彫刻。もっともっと変なのもたくさんありました。
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白髪のじいさんになってから若い女性をくどき落とし、子供も二人もうけましたが、結局この女性には逃げられてしまいました。今でも95歳でご存命だそうです。ピカソの子供たち、孫たちという人たちも何人かいらっしゃるわけですが、どういう気持ちがするものでしょうね。
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子供たちを描いた絵。
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晩年の20年ほどは、最後の恋人だか妻だかと幸せに暮らしたそうです。相当の数の人たちを不幸にしたピカソですが、幸せで穏やかな時が持てたのはよかったですね。
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展示会のあとはピカソ商品を売るギフトコーナーを通らないと出られません。
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by ammolitering6 | 2016-09-22 15:00 | Comments(4)

今日のできごと

近所にインクキャップというキノコが毎年生えるところがあるので、通りかかるたびに「立ってるかなあ」と覗いてみます。そしたら、こんなにたくさん生えていました!春でも立つし、秋でも立つし、割とフレキシブルなキノコなのです。バター焼きにしたらとてもおいしいキノコなので、犬の多い公園でなければ取って食べたいんだけどなあ、と残念です。
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こんなにたくさん立っているのです。なお、キノコは「生える」のか「立つ」のか、どちらでしょう。子供の頃は田舎では「立つ」という表現が普通だったような気がしますが、今は「生える」を聞くことが多いようです。
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昨日Sさんのご主人に頂いた大根葉を茹でて刻み、ふりかけにしてみました。乾煎りして味付けし、最後にごま油を振りました。
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ついでにビーツ(赤カブ)の葉っぱも同じようにしてみましたが、これは甘みがあるのでバターで炒めてみました。
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赤カブの葉っぱと茎を茹でた後の汁。実を茹でたときほどどぎつい赤ではありません。
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スパイスと砂糖入りのココアを使ってクリームチーズマフィンを焼いてみました。しっとりして、後味がほんのりスパイシーでおいしいです。
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さて、しばらくインドネシアに里帰りしていた店長さんが戻ってきました。これはスターバックスが初めて仕入れたインド産コーヒー。どんなのかな?インドといえば圧倒的に紅茶ですが、あまり同じ物ばかり作ると昔のスリランカ(コーヒー全滅、紅茶に全面入れ替え)のようなことになるので、バラエティーはあったほうがいいのです。でも、インドやスリランカの紅茶の生産は(おそらくほとんどが)いまだに相当に悲惨なプランテーション経営に基づいて行われているので、せめてスターバックスのコーヒーはもうちょっとまともな条件で栽培されていると思いたいです。
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これはアフリカの。ケニアあたりかな。
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あなたにはこれを食べる勇気があるか、と問われているようなお菓子ですね。いえ、ありません、と思ったのですが、負けるものか、と思い返して一粒食べて、あっさり白旗を揚げました。人間が食べるものではありませんね、ほんと。
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インドネシアからの便は途中で日本にも寄るそうです。うんうん、空港に行っただけで富士山も神社仏閣もお城も一挙に観光できてしまって、これはとっても便利ですね。
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by ammolitering6 | 2016-09-22 12:37 | Comments(0)

今日はおでん友達のSさんが久しぶりに招いてくださいました。自然の材料ばかりを使って丁寧に出しを取って作ってあるので、とてもおいしいのです。今回は私のリクエストでカレー粉を入れたカレーおでんを作っていただきました。

カレーおでんなんて聞いたこともないという人がほとんどだと思いますが、これがけっこうおいしいのです。カレーうどんをうんと薄めたような味と思えば、自然に馴染むのも納得できると思います。これは私が前に東海林さだおさんの本の中に出てきたのを読んで、おお、おいしそうだ、Sさんに作ってもらおう、と決めてお願いしたのです。この前のときは普通のおでんを取り分けて少しだけカレーおでんにしてもらって、味もそれほどカレー味が馴染んでなかったのですが、今回は全部丸ごとカレーおでんです。カレーの風味もいいし、でもやっぱりカラシも合うおでんだし、ほんとにおいしいのです。なお、今回はあいにく入ってませんでしたが、具はジャガイモが特によく合います。サトイモやお餅もいいんじゃないかな。

とってもお勧めですが、あいにくおでん専門店「S」の電話番号は電話帳にもインターネットにも載ってません。仕方が無いので自分で作ってみてください。作り方は簡単、とシェフはおっしゃいますが、私は自分で作ったことがないので分かりません。おでんはS店で食べるものと決めているのです。
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酢の物とほうれん草のおひたしもおいしくて健康的でいいですね。料理人S、達人です。
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さて、シェフのお宅に伺いますとおいしいものが食べられますが、同時にとても綺麗なものもたくさん見ることができます。実はおでん職人Sさんはバンクーバーのアーティスト連盟の上級メンバーでもあるのです。アートなおでんを作る、というわけではなく、水彩画です。

これなど、見るたびに毎回毎回つくづくと思うのですが、単に「写真みたい」というレベルを超えてますね。庭でなった梨だったか、誰かにもらった梨だったか、あるいは買ってきたものだったか忘れましたが、とにかく梨を並べて描いた作品ですが、この感触、そしてそれが水彩であることを思い出すと、もはや言葉がありません。
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これはSギャラリーに飾られている唯一の人物画。これはやはり自画像というわけではなさそうです。
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花の絵もたくさんありますが、たいていは、あるいは全部、庭で咲いた花を描いたものです。いいなあ、私が下手なのは庭がないからなのよ、きっとそうよ、と一人で深く納得します。
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ユリの花。
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これはボタンなのかな。
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アイリス。この手の花を見るたびに、アヤメなのかカキツバタなのか、はたまたショウブなのか、ややこしい分類はやめてくれ、と思います。
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絵だということを忘れてしまうレベルの質感が圧倒的ですが、ここにきてそれが極まります。このガラスの皿の透明感やプラムの粉の吹いた感じなど、ものすごい技術です。水彩であり、そして独学であることを思うと、ますます圧倒的です。
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これも透明感と印刷物(の絵)の対比が面白いです。
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ガラスのお椀。
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これも。子供のころ、こんなふうな器が子供の人数分だけあって、特別なデザートはいつもそれに入れてもらっていました。特別と言っても、母が作るみかんゼリーとか、フルーチェとか、ときにはアイスクリームとかそんなのだったのですが、その器に入ると特別な気がしたのです。
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さて、ギャラリー巡りを続けましょう。ガラスの透明感のあとは、とうとう水の透明感です。
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くどいようですが、水彩です。
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これも。。。
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ここ数年は、Sさんのアートは水彩と写実の枠を離れて主にアクリルを使った大型の抽象画の世界を模索しています。
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Sギャラリー、お楽しみいただけましたでしょうか。下から二番目のなど、手抜きだ、私でも描ける、と思われるかもしれませんが、真似するのは確かに簡単です。どことは言いませんが、今時のアートの学校など学生の自主性だの個性だのばかりを尊重して基本を叩き込むということをしないので、スケッチもろくにできない若者たちが最初から「シンプル」を目指した安易な抽象画を量産しています。成長期の若者がダイエットをするような、骨組みも肉付きもないのに適当に削るような、焼き直しの焼き直しのような、そんな感じがします。洗練されていく過程で命が洗い落とされたようなアートが多い気がするのです。

ちょっとやそっとのレベルではない技術を積み上げた人が、ふっと空に浮かぶかのように手掛ける抽象画は、やっぱりもともとちゃんと描けない人の描く抽象画とは何かが違うのです。Sさんの最近の作品はシンプルなものが多いですが、抽象画を始めてからはまだ比較的日が浅いし、これからどんなふうな表現が拝見できるのか、とても楽しみです。

by ammolitering6 | 2016-09-20 13:27 | Comments(2)

辛い観劇

昨日は大雨の降る中を臭いバスに乗ってでかけました。非常に柄のよろしくないエリアを通るルートのバスなので、匂い付きの乗客が多いのです。吐き気がしてきて耐えられなくなったころ、ようやく目的地について、よろよろと下りました。
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そこから歩くこと5分くらいでこちらのバンクーバー東文化センターに着きました。
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中に入るとバーがあります。
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ここはギャラリーにもなっていて、割と素人のアーティストでも展示できるようです。バンクーバーでは2週間くらい前からフリンジ・フェスティバルという小規模な舞台劇のフェスティバルをやっていて、市内各地の会場で喜怒哀楽の激しい人たちが何事か泣いたりわめいたりしながらありもしないことをいかにもあるかのように訴えています。私はこういうのがどうも苦手でしょうがないのですが、いつものCちゃんはこれが好きで好きで、タダ券をやるから見に来い、どうしても、絶対に一度は来い、と言います。

「一度は来い」って、去年だったか一昨年だったかもちゃんと1回、いや、2回も(彼女のタダ券で)行ったではないか、あの苦痛をもう一度味わえと言うのか、と思いますが、彼女の熱心さに負けてとうとう今年もお付き合いしたのでした。
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これがその感情過剰な人々。
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いろんな演目があり、よくもこれだけいろんなことを主張したがるものだと思いますが、、、
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今回の演目はこちら、空軍でパイロットとして働いていた女性の精神的な崩壊がテーマの一人芝居です。粗筋を聞いただけでうんざりしますが、Cちゃんと私のタイミングが合うのはこれしかなかったのです。
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狭い会場に閉じ込められます。途中で嫌になったら逃げ出せるようにドアのすぐ横に陣取りたかったのに、Cちゃんとご主人のWさんは一番前の真ん中の席に座って「ここが一番、ここにしよう」と言い張ります。
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開演前には舞台の上に、というか床の上にフリンジのマークが照らし出されていました。舞台は私たちが座っていた一番前の席と同じ高さの床で、女優さんは私のたった2メートルくらい前で何事か嘆いたり叫んだり倒れて泡を吹いたり、幻覚を見てぶつぶつとつぶやいたり、一時間半も延々とずーっとそんなことをやってて、私は「やかましい!静かにしなさい!」と怒鳴りたくなるのを必死でこらえていたのでした。
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舞台の背景はこちら、灰色のパネルです。この劇には一応ちゃんとテーマがあって、アメリカ軍がアフガニスタンなどに遠隔操作で空から爆弾を落とすことの是非を問う、というようなものでした。今時の戦争というのはそういうものであるらしく、兵士は毎日自宅から出勤してコンピューターの画面に向かい、白黒の画面を見下ろしてドローンが映し出すはるか異国の地の砂漠を毎日じーっと眺めます。そして誰か怪しそうな人がいたらスイッチを押して爆弾を落として、見知らぬその人が死ぬのを確かめます。そして、勤務時間が終わったら普通に家に帰り、家族と団欒などして過ごします。

でも、基本的には誰もいない砂漠みたいなところを毎日毎日じーっと見ていて、ときどき異国の知らない人を殺して、ということを繰り返すうちに精神がおかしくなる人が多いのだそうです。そういうのは私も前に聞いたことがあります。この劇ではわざわざ女性パイロットを主人公にしてそういうテーマを表現していますが、その女性パイロットというのがとにかく男勝りで、口汚いわ粗暴だわ、はじらいの切れっぱしもなく私の目の前で何度も何度もつなぎの制服を脱いだり着たりを繰り返すわで、見ていて辛いものがあります。

物語の流れとしては、彼女は大空を飛行機で飛び回るのが人生最大の喜びだったのに、うっかり町の男と交わって妊娠してしまい、結局平凡そのもののご家庭の主婦になります。でも、子供がちょっと大きくなると、やっぱり空が恋しくて空軍に戻ります。

でも、そこで与えられた任務は毎日毎日基地で画面を見るという仕事で、それが彼女にはそもそも耐えられません。そして家庭では優しいだけで彼女にとってはものすごくつまらない夫、愛しいけれど夫にそっくりな性格の地味な娘がいて、夫はカウンセリングなど勧めて何とか3人一緒の家庭を守ろうと努力しますが、追い詰められた彼女はそういう助けをはねつけます。

やがて彼女は画面上に幻覚を見るようになり、現実と画面上の世界が交錯し始めます。そしてある日、ずーっと狙っていた怪しい人物にとうとう狙いを定めて殺そうとしますが、そこに自分の娘と同じ年恰好の女の子が「お父さん!」とでも言いたげに駆け寄ります。彼女の目には、遠い異国にいるその見知らぬ子供が自分の娘本人に思え、パニックになって「殺せない!殺せない!」と騒いで任務を放棄してしまいますが、同僚がやってきて代わりに2人とも殺してしまいます。

その場に飛び散るバラバラの死体を見た彼女はとうとうほんとにおかしくなってしまい、物語はこれにておしまい、やっと終わった、めでたし、めでたし、というストーリーだったのでした。もうほんとに、どうしようもないほど気が滅入るし、ずーっと怒鳴られているようでストレスが重くのしかかるしで、立ち直るのにそれから数時間はかかりました。Cちゃん、どうしてくれよう、と思います、ほんと。
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ため息をついて、外に出て再びよろよろと歩き始めると、こんな看板がありました。高層ビル建設反対!と書いてあります。
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このあたりはこんなふうで低い建物ばかりで、コミュニティーの感覚の強いのんびりした雰囲気があるのです。そこに高層ビルができると景観も雰囲気も壊れる、というのが反対の理由です。それは分かるのですが、住宅事情がこれだけ悪くてとうとうレベル・レッド(危機的状況)とさえ言われる状態になったバンクーバーでは、そんなことも言ってられなくなってきている気がします。
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でも、夜にはすっかり元気になりました。夕方からはMさんとご一緒にフォレッジに行ってあれこれと楽しいおしゃべりをしながらいろんな料理とデザートをご馳走になり、サービスもとても良くて、誰も叫ばず、とても楽しかったのです。そしてディナーのあとにはMさんのお宅にお邪魔してハナちゃんとドゥリちゃんという2匹のわんちゃんに激しく愛情攻撃を受け、私もたくさんなでなでして抗戦しました。二人ともブルドッグみたいで、へちゃむくれた顔は決して美貌ではないはずなのに、すごく可愛いのです。豚のような鼻息でブウブウと言いながらがんばって背伸びして、小さいので短い後ろ足で飛び上がってまで私の顔を舐めようとしてくれます。

劇で辛い目にあった午後でしたが、おかげで元気になったよ、わんちゃんたち。また会おうね。
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by ammolitering6 | 2016-09-19 08:53 | Comments(0)