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先日、カナダにもあるダイソーでこんなものを見つけ、さっそくレタスの芯を植えてみることにしました。
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コップに入れて水を入れると、ほとんどただの水に見えます。落っこちないように楊枝を刺して支えにしました。育つかな?
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それからこれは中華系のスーパーで見つけたドライグアバ。原材料のところを見たら砂糖と塩が入っていて、でもフルーツ95%ということだったのでそんなに甘すぎることもないかと思ったのですが、かなり甘いです。それにグアバというのも私にはあんまり慣れない風味で、どうもおいしく感じられません。結局、グアバが大好きだというインドネシア人のスタッフにあげました。
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でも、フリーズドライのライチはライチそのままの味でおいしかったです。
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この前の絵に色鉛筆で色を塗りました。この前大安売りになっていた芯だけの色鉛筆を使ったのですが、柔らかくて発色が良くて申し分ありません。さて、こちらの絵、そのうちにガラスのお皿に描こうと思っています。割と気乗りのしている今は創作に向いたタイミングなのでしょう。
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ところで、昨日はチェルノブイリの原発事故からちょうど30年目の記念日でした。記念日と言っても、当然ながら「さあ盛大にお祝いしましょう」というのの正反対で、いつものウクライナ会館でただただひたすらに暗いコンサートが行われたのです。
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広くもない会場には200人ほどが集まりました。近所の見慣れた顔ぶれとはちょっと違った感じの人たちも多かったです。ウクライナの正装でやってきた人たちも何人かいました。
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コンサートは丸々2時間で、最初の半分近くはこの前のときと同じ女性3人のグループが東欧各国の民謡を延々と披露してくれました。とても上手なのですが、ソプラノばかり3人でずーっと1時間近く歌っていられるとだんだん飽きてきます。すごいなと思うのは、10ヶ国語くらいで歌うのに、それをあらかた覚えている様子なことです。私など日本語でさえ1曲覚えるのに苦労しているというのに、彼女等の脳みそはいったいどうなっているのでしょうか。いや、どうにかしているのは私の脳みそのほうかもしれませんが。。。
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後半はチェルノブイリを題材にしたミュージカルでした。地元の作曲家の作品で、本人も登場して歌っていました。曲調としては、フィリップ・グラスを思わせるような支離滅裂な感じで、絶対に一緒に口ずさめるようなタイプのメロディーではありません。私はどうもそういうのは苦手なのですが、歌手の人たちが皆とても上手で、激しく切々と恐怖や絶望を歌い上げるのを聞くうちに、こういうのも悪くないなと思い始めました。とにかくもう、どうにもこうにも救いがありません。夢という夢は打ち砕かれ、恐怖と不安と悲しみと怒りを全部混ぜて煮詰めて発酵させた上に爆弾に詰めて爆発させたようなコンサートでした。
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こちらのサイトで聞けます。ダウンロードもできるそうです。なお、今回のコンサートの収益の一部はチェルノブイリで今なお大規模に続いている健康被害の被害者のために寄付されます。主にベラルーシとウクライナで子供の白血病を中心に活動しているベロニカという基金があるのです。他にもいろいろな団体があるのだと思いますが、やっぱり子供のいろんな健康被害というのは一番辛いなと思います。見ることさえ怖いような奇形のある子供がたくさんいて、彼らは(おそらくは短いであろう)一生をその体の中で過ごさなければなりません。いったいどんな気持ちがするものか、思いはかることさえできません。。。

おまけ。今度、5月8日にはバンクーバーのCinemathequeでこちらの映画が上映されます。お近くの方はお出かけください。


by ammolitering6 | 2016-04-28 09:50 | Comments(0)

ニュース

http://jp.sputniknews.com/europe/20160427/2034552.html

レスボス島に収容されている難民達が激昂し、ギリシャのヤンニス・ムザラス移民政策担当相に、水の入った瓶を投げつけるという出来事があった。リア-ノーヴォスチ通信が伝えた。

警察の特務部隊は、怒り狂った難民達を鎮静化させようと努めたが、彼らは、治安機関の職員に石などを投げつけ抵抗した。

リア-ノーヴォスチ通信のデータによれば、ムザラス移民政策担当相と難民達との話し合いでは、人々は初め、レスボス島の難民キャンプの諸条件やトルコへの送還に対する不満を口にし言葉で大臣を攻撃していたが、その後興奮し大臣に水の入った瓶を投げつけるなどし始めたため、大臣はその場から急いで避難した。

難民達は、ギリシャでの難民申請に関する400を越える文書が受け入れられなかったとの情報が伝えられた、その日の朝から、すでに抗議を始めていた。

http://jp.sputniknews.com/europe/20160426/2026272.html

ノルウェー当局は故郷への帰還を求める難民への支援額を2万から3万クローネン(3600ドル)に増額する。ノルウェー移民統合担当大臣シュルヴィ・リスチョウグ氏が述べた。

「我々は、我が国を離れる場合に支払う金額をいくらか大きくすることにより、自主的な帰還を促進したい。これで我々は多くのお金を節約することができる。難民センターに人々を収容するほうが高くつく」。タスが伝えた。

支払い額は脆弱な状況(高齢、疾患など)にある人はさらに増額される。

大臣によれば、金銭的な支援とプログラムの延長により亡命希望者がより多く出国を希望するようになる。しかし、当局が指定した期間内にノルウェーを出なければ、全額を受け取ることはできない。


by ammolitering6 | 2016-04-28 09:06 | Comments(0)

最近のニュースのこと

このところ、あんまり難民関係のニュースがありません。一応RTとかユーロニュースとかスプートニクとかを見ているのですが、あんまり大きな展開はないのです。唯一大きなものとしては、トルコからイタリア経由でドイツあたりに向かっていたはずの船が沈没して500人くらい死亡したというニュースがありました。これはバルカン半島の国々が国境を閉鎖してからますます人気が出たルートですが、遠回りで危険も多いです。アフリカから直接イタリアへ向かう短いルートは前から人気です。でもそうやってイタリアに入ってくる人が増えたのでイタリアではマフィアが怒って、難民に対する宣戦布告をしたりしています。マフィアと難民の抗争って、どんなことになるでしょうね。難民の中にももともとマフィアっぽい人たちがいるので、イタリアで新たな縄張りを広めようとする彼らとマフィアが真正面からぶつかっているのです。ますますヨーロッパに行きたくなくなります。。。

バルカンルートのほうでは、マケドニアとの国境ではいまだに1万人くらいの人たちが詰まっていて、ギリシャ国内の他の収容施設への移送を拒否し続けています。平地でなく山のほうを通って国境を突破する人たちもあるようですが、これまたせっかく入っても見つかって捕まるとギリシャなりトルコなり本国なりに送り返されます。それでも、やっぱり今でもドイツやスイスには一日100人くらい入ってくるそうですから、いったいどんなものすごい手段を使ったのだろうと不思議でなりません。

いったいこれからどうなるのでしょうね。バンクーバーでもアラビア風の人たちがどんどん、どんどん増えています。小さい子供を4人も5人もぞろぞろ連れた若いお母さんたちも多いです。とっても健康な人たちなのだな、と思うのですが、この調子で増えていくと中国人と肩を並べることになりはしないかと思います。中国人というのも、よく食べ、よく増えるパワフルな人たちですね。3千年だか5千年だかの歴史は伊達ではありません。

実は、今日は某氏と一緒にリッチモンドというカナダの中国に行ったのです。パスポートこそ要らないものの、バンクーバーのダウンタウンから電車で20分のその町はまるで中国そのもので、ショッピングモールのフードコートなど、白人はあっちに一人、こっちに一人というくらいしかいません。あと10年くらいしたら、これがすっかりアラビア人に取って代わったカナダのアラビアができているかもしれません。

by ammolitering6 | 2016-04-26 13:43 | Comments(0)

今日の作品

この前フォートランレーで買ったクランベリーパウダーを入れてメレンゲクッキーを焼いてみました。焼く前は綺麗な赤い色が出てたのに、茶色っぽくなってしまったのはやっぱりちょっと温度が高すぎるのだと思います。砂糖が溶けて固まってしまっているのも温度に関係があるのでしょうか。見た目は変ですが、これがすごくおいしかったのです。もともと甘さは控えめな上にクランベリーの苦くて酸っぱい味がよく合って、しかも私の好みでコーンスターチもしっかり入れているので、本来あるべき姿のメレンゲクッキーとはだいぶ違っていると思います。しっかり歯ごたえがあってカリッ!サクッ!としているのが嬉しいです。柔らかめのおせんべいくらいの固さがあります。
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調子に乗ってクランベリーパウダーを入れたバナナマフィンも焼いてみました。これもまあまあおいしいですが、味がぼやけてしまって、何もわざわざ入れなくてもよかったという程度でした。
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ずーっと前に途中まで描いてほったらかしていた鉛筆画を引っ張り出してきました。
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これに細部を加え、いろいろと思いつくままに変更を加え、ペンでなぞって仕上げました。このまま塗り絵に使えそうですね。でも私は塗り絵は嫌いなのです。塗っているといらいらしてきます。
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by ammolitering6 | 2016-04-25 09:10 | Comments(0)

気が向いて十字架に色を塗りました。まず、ノートにかなり適当に下書きをします。十字架には茶色の上に赤を重ねましたが、赤のほうは色素の少ない安物の絵の具を使ったのでどことなく色がくすんでいて、某氏によれば乾いた血の色のようだとのことです。うーむ、と思いますが、テーマにはぴったりかもしれません。
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それをもとにして白で模様を入れました。まずは水彩色鉛筆で描いて、それから絵の具の白でなぞります。なぞるというか、もともとの下書きが適当なので、参考程度に使うだけですけれど。
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水彩絵の具は便利ですね。絵の具で描いたあと、水をつけた筆を消しゴム代わりにしたら簡単に消えます。
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それから側面に金色を塗りました。
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そこでやめておけばよかったのかもしれませんが、なんとなく色を次々と足していって、ずいぶん雰囲気が変わってしまいました。
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実は、デザインの参考にしたのはいつもの中世ロシアの模様集です。でも、こういう雰囲気にしたいと思っても、どうもなかなかそうならないのです。今回のも、このいかにもケルト風な感じに色をつけたら、なぜかアメリカやオーストラリアの原住民のデザインみたいになってしまいました。
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まあ、これはこれで良しとしましょう。明るい日差しの中で見るとまた違った印象ですね。
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おまけ。この前のフォートランレー一日観光旅行で出会ったものすごーくフレンドリーなわんこです。太りすぎでよたよたしているのに、私たちを見ると全力で走って寄ってきました。そしてこうやってお腹を見せて転がって、なでろ、なでろ、もっとなでろと催促するのです。わんこ、かわいいねえ。飼い主をほったらかして浮気をしているわけですが、嬉しかったです。
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by ammolitering6 | 2016-04-24 08:57 | Comments(0)

貰い物とお買い得物

フランス人のスタッフが、同じくフランス人のガールフレンドが作ったというお菓子をくれました。(右の小さいシュークリームです。)中はバラの香りの軽いカスタードが入っていて、うーん、やっぱりおフランスはお洒落よねえ、と思います。
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このところ頭が痛いことが多かったのですが、そう言ったら店長さんが漢方薬をプレゼントしてくださいました。頭痛薬というわけではなく、養命酒風味のシロップなので、八百万の病気に効く中国3千年の魔法の薬という感じです。効くかどうかは分かりませんが、優しい店長さん、どうもありがとうございます。
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あるお客さんは紅茶をくださいました。彼は浮浪者というわけではありませんが居所の定まらない放浪の人なので、このお茶のパッケージも旅に疲れた表情をしています。スパイスの効いたこのお茶を飲んだら私もシルクロードの旅人気分になれるかもしれません。現代に不向きのVさん、どうもありがとうございます。
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ほとんど絵を描いていないのに、ついつい画材を買ってしまいます。これは画材屋さんの見切り品売り場で見つけたもので、この前の古物のペンのように1本欠けていて、それで値段が3分の1くらいになっていたのです。色鉛筆なのに芯の部分だけでできていて、子供の頃に使っていたクーピーという色鉛筆を思わせます。でも、もっとずっと滑らかに鮮やかに描けるのです。1本くらい足りなくても嬉しいです。
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by ammolitering6 | 2016-04-24 05:11 | Comments(0)

暇つぶしツアー

昨日はCちゃんの暇つぶしに付き合ってうろうろしていました。Cちゃんという人はとにかく一日中何かをしていないといけないたちのようで、仕事と用事の間などに時間があるときなどに暇つぶしに付き合わないかと誘ってきます。彼女はいろんな珍しいものを味わうのが大好きだし、いろんなものに興味もあるので、私も一緒にいろんな発見をしています。

そういうわけで、今回はソフトクリーム巡り第2弾をやってみました。第1弾は去年の夏で、「巡り」というには少ない2箇所のソフトクリームを食べ比べました。今回はこちら、韓国系のUYUというソフトクリーム屋さんです。
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店内はこんな感じ。いつも思うのですが、ソフトクリーム一つ売るのにこれほど仰々しい店舗が必要でしょうか。機械が一つあればいいのですから、もっと小さく、どこかの片隅で売ればもっと安くできると思うのです。
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こういうトッピングの類もすべて不要です。私はこういう邪魔なもので質感の変わったソフトクリームは嫌いなのです。なお、ワッフルコーンも嫌いです。ウエハースのがなくてワッフルのしかないならカップのほうがマシだと思うほどです。
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ソースくらいならまだ許せます。これ一つで4ドル75セントです。
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二人で一つ買って食べ進めると、巨大なほら穴を発見しました!これはひどい。誇大広告だぞ、と思いますが、実はこのソフトクリームがものすごくおいしかったのです。ミルクの味もいいし、甘みも控えめ、いかにもわざとらしい増粘剤の味もせず、やや固めで舌触りもいいです。バンクーバーにはソフトクリームはあんまりたくさんないのですが、間違いなく今までで一番おいしいソフトクリームです。巨大洞窟の存在は許しがたいですが、それでもやっぱりまた何度でも足を向けそうな気がします。
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お次は原住民のお茶の店というのに行ってきました。Cちゃんと私はやたらと高級を気取ったお茶の専門店で長年一緒に働いていたので、お茶の店というと一応チェックしてみるのです。
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入り口のところにいかにも自然を意識した風なシンプルなディスプレイがあります。もうちょっと力を入れてもいいんじゃないの、というくらいの手抜きレベルです。
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店内の陳列はこんな感じ。自前の商品は各種のお茶だけみたいで、他のは地元の他の会社の製品を取り扱っています。どれもBC州に自生する植物を活用した製品ばかりだそうです。ジャム、スキンケア製品、石鹸類などがありました。
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お店は小さくて、古い建物のレンガをそのまま生かしています。でも、こういうのは地震が来たらひとたまりもないでしょうね。バンクーバーにはこれまでのところそれほど大きな地震は来ていないので、古い建物は耐震構造も何もないのが多いです。こういう特に古い建物では、レンガの壁が既に部分的に壊れていても平気で営業しているところも少なくなく、ときどき「大丈夫なのかあ」と思いながら見ています。

このお店ではそれほど派手な亀裂なども見当たりませんでしたが、それはさておき、今時よくある大きな共同のテーブルが一つあります。
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窓際には切り株を意識したらしい椅子があります。
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大きなテーブルの端っこに陣取ってお茶を飲みました。お茶は10種類ちょっとあって、どれも原住民文化を連想させるような名前がついていますが、原材料は必ずしもすべて地元のものではありません。これもカナダでは生産されていない普通の紅茶の葉が入っていますが、他の原料は地元のものだそうです。
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紅茶、ブラックベリーの葉っぱ、セージをブレンドしたこちらのお茶は、セージのつーんとした香りがかなり強烈です。ホールリーフのティーバッグで出てきたので、1分くらいですぐに取り出して正解でした。飲んでみると、何と申しましょうか、葉っぱを干して乾燥させたな、という味がします。これはたぶんブラックベリーの葉から来ている味だと思うのですが、薄ら寒い曇りの日に草木の枯れた野山を歩いているような気分になります。おいしいかといえば、まあ、珍しい味でした。
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これは原住民の簡単パンであるバノック。要するにただの重曹パンです。スコーンとどう違うのだろうと考えると、あんまり違いはないと思うのです。このバノックは原住民料理の代表みたいに言われますが、実はあんまり正統派ではありません。というのは、BC州の原住民はもともと主に狩猟採集の暮らしをしていて、農耕はあまり大規模には行っていなかったのです。今でも原住民はあまり農耕には従事していないし、小麦はもともと北米にはなかったし、今のようなバノックが原住民料理の主役になるはずもありません。

それでも、現代の原住民の間でこのスコーンのようなパンが一般的なのは事実です。前に長距離バスの中で出会った長老のおばあさんは、「子供の頃から食べていたがバノックという言葉など聞いたことはなかった、みんないつも、単にフライドブレッドと呼んでいた」とおっしゃいました。近年になって急速に広まっていかにも昔からの伝統みたいになったものとしては、お土産物でよくあるドリームキャッチャーもあります。これも、あるとき原住民社会で野火のように流行して、いかにも原住民文化の代表みたいに扱われるようになったそうです。

こんな妙なことが起こる背景には、カナダ(に限りませんが)の原住民文化が迫害によって絶滅の危機に瀕したということがあります。新しい病気でたくさん死んだし、虐殺もあったし、土地を奪われて追い立てられて以前のような暮らしができなくなったりもしたし、何十年分かの子供の世代が強制寄宿舎学校に送られたというのもあり、文化を健全に継承することがものすごく難しくなったのです。言葉もほとんど失われたので、年配の世代でさえ今では日常的に自分たちの言葉を使う人はほとんどいないのではないでしょうか。

原住民特権などがあるとはいえ、差別的な扱いは今でもやっぱり続いていて、そんな状態にある原住民の間では「これが伝統的なのだそうだ」という噂が出ると誰も彼もが飛びついてしまうのです。昔と違って今では情報の伝達が速いので、広まるのもあっという間なのでしょう。そして、何十年かして世代が変わると、100年前からあったのか千年前からあったのかなど、よく分からなくなってしまうのです。原住民と一口に言っても広大な地域によって生活環境も生活習慣も伝統文化もずいぶん違っていたはずなのに、どこに行ってもバノックとドリームキャッチャーが出てくる理由はこういうことなのです。現代の原住民文化には、いったん切った木を地面に突き刺して根付くのを期待するような危うさがあります。

ともあれ、これは中に具を詰めたバノック。とてもおいしいスコーンの味です。
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これはフィロ・ペイストリーにベリーやワイルドライスなどを詰めたもの。蜂蜜がかけてありますが、ミツバチはもともと北米にいなかったし、原住民には当然ながら蜂を飼う習慣もなかったので、これも「原住民気分」というだけの料理です。
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中身はこんな感じ。何と言うか、埃っぽい味です。サラダはドレッシングが甘すぎました。料理二つとお茶一種類だけですが、結論として、別にまた行かなくてもいいな、と思います。店内の内装などは原住民文化を前面に押し出すようなものではなく、シンプルで、「原住民の」カフェというより「BC州の地元の自然の」要素を使ったカフェというのが強いです。スタッフも原住民らしい人は一人いただけで、他は(原住民にしか見えない)中国人の女の子と、白人の男の子でした。

実際のところ、定住せず、狩猟採集が主であれば、食文化もあまり発達しようがないのだと思います。昔ながらの原住民の食生活を忠実に再現したら、今時のカフェで喜ばれるような料理はできないんじゃないだろうかと思います。そう考えると、どことなく原住民文化に触れたような気分になれるこういう料理は正解かもしれません。
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お次はこちらのジェラート屋さんです。私は行列に怖気づいて「やめとこう、また今度にしよう」と言ったのですが、Cちゃんは「どうせ暇だから待とう」と主張します。仕方なく並んでいたら、それほど長く待つこともなく順番がまわってきました。
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ここは何やら大人気のお店らしいです。何でわざわざここに行ったのかというと、私が新聞で水牛のジェラートというのを見つけたからなのです。
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これがその水牛ジェラートです。BC州ではバッファローの飼育はわりとあっちこっちで行われていますが、水牛というのは聞いたことがありません。いったいどこにいるのだろうと思ったら、バンクーバーの郊外の町アボッツフォードだそうです。ここで自然豊かな環境で育った水牛の乳を搾って、このお店だけでその特別な水牛ジェラートを売っているのでした。

お値段はたったこれだけで何と5ドル50セント。暴利をむさぼってるぞ、と思います。一つだけ買って、二人で後生大事に味わいました。柔らかくて粘度が高く、甘めで、どちらかというとあっさりした味わいです。ものすごく水牛だ、という感じは別にしませんが、よく考えてみれば私たちはそもそも水牛というのは見たことがないのです。これまた、珍しいものを食べたなという満足感が第一で、別にまた食べなくてもいいくらいでした。
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最後はこちら、猫カフェです。
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おお~、猫がいますね!この猫カフェは、SPCAという保護施設に預けられた猫たちに新しい飼い主を見つけることを目的として営業されています。入場料8ドルというのはそのための寄付のようなものなのです。私としては、寄付でも何でもいいから猫と触れ合えるなら喜んで8ドル払います。でも、今回は猫アレルギーのあるCちゃんと一緒だったので、ガラス越しに見るだけにしておきました。
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帰り際に、前から気になっていたところに行ってみました。スカイトレインの線路脇にしつらえてある「畑」です。
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ふむふむ、こういうのはストリートファームというのですね。ウェブサイトはこちらです。 この日はもう閉まっていたのですが、また開いてるときに行ってみようと思います。
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by ammolitering6 | 2016-04-23 08:30 | Comments(0)

(小規模な)フォートランレー観光旅行では、観光客の義務としてお買い物もしました。古物屋さんで買ったこちらはイラスト用のカラーペンセットです。3本足りないのですが、まともに買えばきっと高いと思うので、安く買えて嬉しいです。
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死海の塩が入っているというバスソルトもありました。1ドルで気分はイスラエル旅行と考えると大変お得です。
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これはアンティークモールの古本売り場で見つけた本。コーネリア・H・オバーランダーという女性の造園建築家の伝記です。都市計画の世界に首を突っ込んでいると時々耳にするお名前で、ユダヤ系コミュニティーでうろうろしていてもやっぱりこの方の噂を耳にするのです。カナダの国民名誉賞みたいなのを受賞したこともある偉いおばあさんなのだそうです。雑多な本が並んでいる中でふと見つけたということは、読んでみろという天からのメッセージでしょう。それじゃあ、ということで読んでみようと思います。
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Yさんがくれたお菓子は日本に行った彼女の友人からのお土産のおすそ分けです。
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中身は豪雪の富士山でした。
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次の日、仕事帰りに海辺に行きました。草を食べる鳥あり、裸同然で寝そべる人たちあり。。。
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おいしいのかな?
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なんと、猫を散歩させている人がいました!スフィンクスという、全く毛のない種類だそうです。触ってみたら、しっとりとして温かく、でも少しごわごわしたような感じもありました。もっと撫で回したい、という欲望を抑えるのが大変でした。
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by ammolitering6 | 2016-04-22 13:14 | Comments(0)

夕方はこのレストランで食事をして帰りました。これは昼間に撮った写真ですが、夕方になったら広いパティオがお客さんで一杯になっていました。
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頼んだのはフィッシュタコス。二つで12ドルで、バンクーバーの物価が決して安くはないことが分かります。
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私は今の時期の針葉樹の葉っぱが大好きです。
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まさに新緑の季節ですね。
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菜の花も咲いていました。
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キノコもあります。
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お洒落なドアがありました。
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これもいいですね。
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町役場の裏には馬の休憩所が残っています。
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残念ながら人間の休憩所は写真が残るだけです。
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人気のある住宅街でもあるフォートランレーには新しい住宅地も広がりつつあります。
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帰りのバスは1時間に1本しかないので、時間まで散歩しました。さっきの川の様子です。
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この橋の向こう側が原住民居住区です。
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岸辺の茂みを見ると、昔の人たちにとっては川のほうがよっぽど移動が楽だっただろうなというのが分かります。町を作るということは植物を取り除くということだなと思います。
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映画の撮影をする人たちも来ていました。
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さて、帰りましょう。すごく田舎なのです。
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帰りの小型バスの中は、バスの運転手さんと地元の乗客の人たちがいかにも楽しく賑やかにやっていて、バスの中というより誰かの家の片隅のような気がします。運転手さんの趣味で音楽も鳴らしているし、乗客からリクエストが来たりもするのです。
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窓から見える飛行機雲。こういうのは政府が謎の使命をもってあれこれの化学物質を撒いているのだと聞いたことがありますが、ほんとでしょうか。
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これで夕方の8時くらいです。
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材木などを運ぶ船がたくさん浮いています。
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9時過ぎ頃にバンクーバーに戻ってきました。もうすぐ満月ですね。でも、街の明りのほうが月よりまぶしいです。
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今日一日お世話になったバスの一日券。一日中乗っていても10ドルくらいなので、交通費に関してはカナダは日本よりずっと安いですね。Yさん、またどこか遠出しましょうね。
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by ammolitering6 | 2016-04-22 13:01 | Comments(0)

せっかく名だたる観光地に来たのですから、ちらっと観光もしましょう。国定史跡である砦です。
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偉い人の銅像があります。
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誰かな?知らないおじさんであることは確かなのですが。。。説明書きによりますと、この方は最初の州知事さんなのだそうです。1858年にここをBC州で最初の植民地と宣言なさいました。この町がBC州の誕生の地というのはこういうことなのですね。
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砦の看板や銅像はあっても、なかなか砦にたどり着きませんね。これはカシの木の花だと思います。
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これはシンブルベリーの花。
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こちらはドッグウッド。
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そしてようやく砦の前に来ましたが、まだ観光の季節ではないらしくて閉まっていました。
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砦というのは当然ながら土地の利が良いところに建てられるのだと思います。ここは川の横で、川に沿って長い長い遊歩道が作られているそうです。
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のどかですねえ。かつてこの川を毛皮商人やら材木商人やら兵隊さんたちなどが行きかっていたのでしょう。
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このオブジェは何かな?
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ここにも説明書きがあり、それによればこれはどうやら古い船の部品みたいです。歴史の教科書にも出てきたハドソン湾会社の蒸気船で、20年以上も貨物を運んでいたそうです。なお、ハドソン湾会社というのは今でも存続している会社です。すごいですね。最初に見たときは近所の公園で恐竜を見たような気がしました。
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砦の横の公園で本など読む人。本当にのどかで豊かで、人間の理想的な暮らしのあり方を見るような気がします。
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by ammolitering6 | 2016-04-22 12:30 | Comments(0)