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続きなど

やめとけばいいのにと思いつつ、なぜか難民のニュースばっかり追いかけています。われながら不思議です。そんなことより自分の目先の問題を考えたほうが良くないかという気持ちもあるのですけれど、今はこれがとても気がかりです。

ドイツに入ってくる難民は、今のところ10人に一人くらいが何かしらの病気で手当てが必要だそうです。これから寒くなって雨も多くなるので、これがもっと2倍3倍と増えるでしょうね。ここ数日で移民の流入が急増しているのには、冬になる前にヨーロッパへ、という焦りが影響しています。

さて、そうやってヨーロッパへ、そしてドイツへ着いたはいいものの、ドイツ国内での問題が生じています。ドイツの中でももともと東ドイツだったところは今でも割と貧しくて、西側のように余裕がありません。難民たちはドイツに入ると難民申請をして、許可されたら当局から行き先を割り当てられます。そこらへんの手続きの詳しいところは分からないのですが、行き先を書いた書類を渡されるのです。ところが、難民の中には行き先が貧しい東ドイツだったらこの書類を破り捨てて、再度申請して西側に行けるようにする不届者が少なくないそうなのです。ただでさえ連日大量になだれこむ難民の対応に手一杯のドイツに余計な手間を取らせ、無駄な税金をかけています。ドイツが築き上げた富にたかるな、という国内の声がありますが、そう言われても仕方のない身勝手な行為だと思います。

なお、ドイツではモンテネグロとコソボとアルバニアの出身者を帰国させる決定をしましたが、先週でしたか、帰国を命じられた8歳くらいの難民の女の子が首相に直訴して、涙ながらに「ドイツにいたい!」とドイツ語で訴えたので、こういうのに弱いドイツ人は簡単に彼女の滞在を許可しました。この場合はうまくいきましたが、彼女のように幼くもなく、可愛くもなく、ドイツ語で上手に訴えることもできない人たちの場合はどうでしょうか。おとなしく帰国するとは絶対に思えないのですが、とっつかまえて強制送還するのでしょうか。ぜったいこれでごたごたするぞ、という気がします。

ドイツにはここ数日は一日1万人くらいが入ってきているそうです。国境で審査をしていてこの数字ですから、オーストリアは「早くしてくれ、一日10万人は入れてくれなきゃ困る」くらいに思っているでしょうね。10万人というのは大げさですが、実際に国境で待機しているのは昨日の時点で1万人ちょっとだそうです。クロアチアでは過去数日で7万人が入国というか、通過手続きをしました。なお、今年の1月から9月だけで地中海を越えて欧州に渡った人数はおよそ50万人で、これにはアフガニスタンなどからの難民は含まれません。トルコやギリシャに留まっている何百万人という人たちもみんなできるだけ早くドイツに行きたいと思っているのでしょうから、あんまり冗談とも言えない数字かもしれません。

ドイツ国内でも圧迫感は日増しに強くなってきているようで、受け入れに肯定的な人たちでも「受け入れてあげたいけど限界がある、はっきり言ってお金がない」と表明しています。記事はこちら。それもそうでしょうね。先日は難民キャンプで食べ物を巡って暴動になりましたが、大混雑したキャンプでの待遇は決して良いとはいえず、期待が大きかっただけに難民たちのストレスや落胆も募っているようです。

なお、ドイツとオーストリアは先日から「難民はEU内で最初に入国した国で難民申請をすること」という規則を復活させたそうです。それを無視したからこんなことになったんでしょうが、と思います。ハンガリーが規則を守ろうとしてたときには皆で非難ごうごうで、今さら「規則を守りましょう、難民は最初に入国した国に帰ってください」などとよく言えたものだと思います。ここまで来た難民がおとなしく帰るわけがないでしょう、おばちゃん。追い返したって、どうせ書類を全部捨てて再入国するに決まっています。

それにしても、なんだかんだ言いながらもこれだけの数の難民を、それも異教徒を、自分が苦しい中からでも助け続けているヨーロッパの人たちはすごいなと思います。政治的にはいろいろややこしくて、アメリカと一緒になってあっちこっち空爆するからいけない、植民地にして搾取しまくったからいけない、という背景も否定できません。でも、現代のヨーロッパに生きている普通の庶民は空爆もしないし、植民地も持ってません。地味に生きているキリスト教徒たちなのです。教会には葬式と結婚式のときに行くだけ、という人も多いと思いますが、困難に直面するとキリスト教の教えを義務と感じてできるだけのことをするという感じがするのです。冬が近づいてきたことによる問題を述べたこの記事では、クロアチア政府がキャンプに暖房設備を設置すること、(北より暖かい)バルカン半島の南部ルートを難民のために整えることなどが書かれていて、その中で「最後のパンくずまで分けるつもりだ」と言った誰かの言葉が紹介されていました。キリスト教の強さを体現するような言葉だなと思います。

与え続けるばかりが強さではないし、実際には最後のパンくずを分けて共倒れしてもいけません。シリア本土ではこれからロシアも入って大きく事態が転回すると思いますが、現に難民がこれだけ入っているヨーロッパはこれから寒くなってますます課題が大きくなります。ニュースで見る限り、難民たちには受け入れる人たちの苦労や覚悟や信仰的な信念が全く伝わっていないように見えるのですが、できるだけ早くそれに気づいて感謝と、そして多少余裕が出てきたら反省の気持ちも持って、ヨーロッパの人たちに伝えてくれたらいいなと思います。
by ammolitering6 | 2015-09-30 14:29 | Comments(0)

寒くなってきました

英語ですが、ヨーロッパのことをいろいろまとめて伝えるサイトがあります。それを見ていたら、やっぱり難民のこととか国連のこととかがいっぱい書いてあります。プーチンさんとオバマさんの会合のことも書いてあります。オバマさんは声がやや怖いですね。でも深くて単調なので、あの声で何かオーディオブックを作って売り出したら、よく眠れるといって売れるかもしれません。個人的にはプーチンさんの声のほうが好きで、この小さいおじさんはかっこいいなと思います。

そういえば、BBCのニュースでは大統領とか首相のことを「ミスター誰それ」と言いますが、この前カナダの友達たちと話しているときに「ミスター・プーチンが」と言ったら、「ミスター!?」と言ってひとしきり笑われました。プレジデントとつけるか、単に呼び捨てにするのが普通らしいです。カナダではそもそもこうした敬称自体がほぼ古語に等しくなっているので、ミスターは「~殿」に等しく聞こえるのかもしれません。

まあ、そういうことははなはだどうでもよろしいわけですが、あんまりどうでもよろしくはない事態もあります。ハンガリーがクロアチアとの国境を完全に封鎖すると警告していることに関しては、国連と話し合ってからにする、ということが発表されました。ハンガリーの首相は国連で「難民は世界中の国で割り当てを決めるべきだ」と言いました。EU内での16万人の割り当ては嫌だと言ってましたが、世界中でするのならいい、ということでしょうか。これだけ混沌としているヨーロッパに入ってくる難民はまだまだ増え続けていますが、秋になって急に気温が下がり、雨も降り始めて風邪やインフルエンザにかかる人が増えてきたそうです。難民たちの多くは最初から不思議に思うほど軽装で、携帯は持ってるけど荷物らしい荷物は持ってません。軽装でないと長旅はできないのかもしれませんが。。。斡旋業者としても山ほど荷物を持ってこられては人数を詰め込めないので、荷物は持つなと指示されているのかもしれません。

でも、そうすると最初から途中の国々からの援助をあてにしていたのかという気になります。実際に、受け入れはできないと言っている国々でも水や食料や地面に敷くマットなどを提供していますが、しばらく前にブダペストの駅の構内に篭城していた難民たちが去ったあとの惨状を見ても分かるように、彼らはせっかく貰った物でも平気でゴミにしていきます。これはブダペスト駅だけではなく、難民が通ったところ、一時滞在したところ、どこもかしこもそうであるみたいなのです。地元の心証が良くなるはずもありません。

立つ鳥あとを濁しまくりの彼らが、これからはひどく体調を崩して続々とやってくることになります。各国の医療機関がパンク状態になるだろうなと思います。地中海を渡る船も、これからはますます危険になりますね。EU各国の船が24時間監視して救助していますが、これまた業者としても救助されるのを当てにしている面もあるだろうし、何がどうなってるのかと思うようなカオスが深まるばかりです。
by ammolitering6 | 2015-09-30 02:16 | Comments(0)

植物園の水

今日は久しぶりに植物園に行ってきました。夏のように賑わってはいませんが、それなりに花も咲いていてやっぱり植物園はいいなと思います。今回は広い園内の一番外側を巡って歩きました。
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どことなく怖いベリー。
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紅葉の美しいところでは2組の中国人グループが大層賑やかに騒ぎながら盛大に撮影会をしていました。耳障りな大声で、景色を楽しむどころではありません。足早に逃げてきました。
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少し離れた静かなところでは、イヤホンで音楽など聴いているらしい職員さんが一人平和に雑草をむしっていました。
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大きなキノコ発見!
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植物園とは言っても、端っこのほうはまるで森です。
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イチョウの葉っぱ。久しぶりに銀杏を食べたいなと思いました。
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おとぎ話の世界みたいですね。
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入ってはいけません、と書いてあるのは、、、
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危険なアリが住み着いてしまったところです。あれこれと処置はしているようですが、根絶は難しいのでしょう。このアリはバンクーバー地域のあちこちに広がっています。
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水が流れていますね。入り口のところには噴水もありました。
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そしてその横にはこんなお知らせがあります。「なぜこの水がまだ流れているのかというと、ここでは水が循環していて、飲用水はほとんど使われないからです」と書いてあります。夏前から続いている旱魃で節水令が出ていて、噴水などはすべて停止させられているのに、なぜここのは続いているのか、という指摘に対応したものだと思います。

これだけ見ると「なんで小川の横にこんな張り紙があるんだ?川は流れ続けて当たり前だ」と不思議に思うと思います。じつは、この川は自然な川ではなく、モーターで循環させている水なのです。私はこれをずっと水道水だと思っていたのですが、どうやら違うようですね。同様のことはフォールスクリークでも行われていますが、なんでそういうことをするのかというと、先日もちらっと書いたように、バンクーバーでは河川という河川がすべて地下水路にされてしまっているからです。その数、現在200本。何十年か前からデイライティングと言って河川の復帰活動も行われてますが、遅々として進んでいません。それは実際仕方のない話で、既に川の上に道や建物ができてしまっているのですから、「河川の健全化のために立ち退いてください」と言われてもどうしようもありません。難民にアパートを明け渡してくださいと言われるのとどっちがマシでしょうか。
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秋と言えばススキですけど、これはやたらと丈夫そうですね。
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蜂の箱のところに、、、
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ちゃんと蜂がたくさんいて、とりあえずほっとします。
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カナダのシンボル、砂糖楓。
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赤くなってはいますが、やっぱりオンタリオのようにはいきませんね。
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紫式部の実。
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10月25日にはキノコショーが開かれるそうです。行ってみようかな。
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by ammolitering6 | 2015-09-29 13:45 | Comments(0)

さっきまでいろいろ長々と書いていたら、うっかりして全部消えてしまいました。ショックでもう立ち直れない、という気持ちですが、まあ仕方ありません。やっぱり編み物であれだけ苦労したのは私が馬鹿だったからだ、ということがわかっただけでも良しとしましょう。

昨日ドイツでは収容所で難民どうしの大きな争いが発生しました。1500人がテントで暮らしているところで、20カ国くらいの人たちがいます。ここで食事時に二人の人の間で喧嘩が起きて、それが断続的に夜まで続きました。最後には70人対300人という大勢になり、警察も50人も動員されました。結果、怪我人14名。うち、警察官3名。争っていたのはシリア人かと思いきや、アルバニア人のグループとパキスタン人のグループだそうです。

英語ですがドイツのニュースをまとめたサイトを見ていたら、見出しはフォルクスワーゲンのことと難民のことばっかりです。ドイツの信用はがた落ち、経済基盤が地割れして、おばちゃんの支持率も急降下、周辺国はドイツを焼き払いそうなくらい怒ってるし、大丈夫でしょうか。

ハンガリーでは今のところクロアチアとの国境から難民を受け入れてオーストリアに移送していますが、これをもうすぐ止めると言ってます。そうするとルーマニアルートかボスニアルートしかありませんが、ルーマニアルートは現実的じゃないので、モンテネグロやボスニアのルートが人気になると思います。そこでさっそくモンテネグロは「一日2千人(の通関)が限度です」と発表しました。手続きなんかしないで何万人でもそのまま通り抜けてもらえばいいのに、やっぱりそういうわけにはいかないのでしょうね。

欧州への流入は過去一週間で急増しているそうです。今時の難民はハイテクでリッチなので、フェイスブックなどで情報を共有していて、「そろそろやばいぞ、早くしないと入れなくなる」という声が広まっているからなのだそうです。ダマスカスにいる一人の若者は、「海を渡ると死ぬかもしれない。でもここにいるときっと死ぬ」と言ってました。私は仕事でとんでもなくリッチな人々の暮らしぶりを垣間見ることがありますが、一方ではこんな現実もあり、なんて世界なんだろうなと思います。

なお、バンクーバースペシャル(バンクーバーに多い安普請の家)が2億3千万円というのに驚いていた私はやっぱり馬鹿でした。870億円かけて建てた世界一の豪邸はこんなのだそうです。どうもあんまりうらやましくないなあ。もっと広くて森や湖や海辺があるのがいいな。私だったらハワイの島を一つ買い取るかな。
by ammolitering6 | 2015-09-29 03:00 | Comments(0)

難しい編み物

「はじめてあむ。一日であむ。びっくりするほど簡単にあめる!」と書いてある編み物の本を見ながら、何だこれは~!何でこうなるんだ~!!何でこんなに難しいんだ~!!!と叫びつつ、夜中の1時半まで苦労に苦労を重ねてこれを作りました。作ったというか、こうなってしまったというか、いったい何をしたかったのかと言えば、私はただ単に「超初心者は、まずはここから」と書いてある最初のマフラー(らくらくレベルと書いてあります)を作ろうとしただけなのです。それは独学の超初心者向けだというのになぜか二目ゴム編みというのから始まっており、私が教わったアメリカ式(イギリス人によればイギリス式)の編み棒の持ち方ではそれは非常に難しく、相当苦労した末にほぼ不可能に近いことが判明しました。

仕方がないのでフランス式の持ち方をやってみましたが、私にとってはそれは左手で文字を書くかのようなぎこちなさを伴い、またしても苦労に苦労を重ねました。何度もほどいてやり直しましたが、そのうちに「もういい、いちいちほどくのはめんどくさい」という気持ちになり、滅茶苦茶になったままで試行錯誤しました。ゴム編みより先にとりあえずメリヤス編みをやって慣れようとしたところもあるし、もう一回やり直し、と思ってガーター編みにしているところもあるし、そんなこんなしているうちにとうとうフランス式で二目ゴム編みができるようになりました。

すごい、葉子ちゃん偉い、すばらしい、と夜中に一人で深く感動したのですが、やがて落ち着いてくると「なんでこんなに苦労したのだろうか。アマゾンのレビューで見たら『ものすごく分かりやすいです』のオンパレードだったのに、これだけ苦労したってことは私って実は想像を絶する馬鹿なのか!?」という気持ちがじわじわと湧き上がりました。そうかもしれない、としばらく嘆いたのですが、同時に「そういえば私は機械類の取り扱い説明書を書くのが商売じゃなかったか」と本業を思い出しました。そう、実は私は今でもこの商売をぼちぼちと続けているのです。

こういうのを正に負け惜しみというのだろうという気持ちはあるのですが、私の買った編み物の本は絶賛レビューの数々とは裏腹に非常に分かりにくい本です。支離滅裂と言っていいほどで、初心者は何が分からないのかが全く把握できてないし、段階を追って新しい技術を紹介していくということもしていません。用語の説明も適切な箇所で行われていないし、他にもいろいろ問題がてんこ盛りで、どこから手をつけて修正していったらいいのかと呆然としてしまいます。実は、同時にかぎ針編みの本も買ったのですが、これもレビューとは全然違って全くお粗末なものでした。誰も編集してないんじゃないか、と思ってしまうほどです。何のこっちゃ~!?と頭を抱えつつ、私は2冊の本にマジックでいっぱい書き込みをしています。

どことな~く不安なのですが、もしかして日本の出版社の編集レベルがこの程度なのでしょうか。物事を筋道立てて伝える練習とか、文章を要約する練習とか、学校ではちゃんと教えているのでしょうか。どことなくどころか、実はかなり不安です。

でも、その反面で「もしかしたら今の若い人たちにはこういうランダムな伝え方をしたほうが伝わりやすいのだろうか」という気持ちもないではありません。もしそうなのだとしたら、そのほうがもっと空恐ろしい感じもありますね。
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せっかく何とかゴム編みができるようになったものの、それじゃあさっそくマフラーにとりかかろう、というエネルギーは残っていなかったので、ちょこちょことこれを作りました。以前無意味にたくさん紐を作っていたのの残りの糸を使いました。写真には撮り忘れましたが、このあとには秋らしい色を3色選んで、3本を1本として同じようなのを編んでスタッフの子にプレゼントしました。
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新聞を見てましたら、国連の人がカナダに何やらお願いをしていました。「カナダ国民の皆様は世界に危機があるたびに人道的にたくさんの人たちを助けてくださいました。その懐の深さはまことに素晴らしいものであります。このたび、シリアをはじめ東はアフガニスタンから西はアフリカまで、未曾有の危機に直面しております。今こそ再び皆様のお力添えが必要です。どうぞ難民を大量に受け入れてください」というところでだいたい合ってると思います。その前のページには難民のための寄付のお願いとか、難民写真展の案内などもありました。
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こちらの記事では、難民自身の気持ちの問題が大切だ、ということが述べてありました。基本的に、難民は移民と違って好きでやってくるわけではありません。できれば母国に戻りたい、という気持ちを持って何十年も暮らし、結局新しい国に馴染めない、という人も少なくありません。つまり、実際には戻れない場合が多いのです。そのため、この記事では「新しい国を早く住みかとして受け入れる努力が必要だ、受入国の住民もそれを容易にするための手助けをする必要がある」ということを主張していました。これはほんとにその通りだなと思います。どこかで諦めて受け入れて、再出発する必要があるのです。

難民たちの当面の問題は住居とか仕事とか教育とかそんなことですが、ちょっと落ち着いてきたら精神面の問題が表面化すると思います。一例を挙げれば、たぶんドイツなどではお祝いのときなどの花火が自粛されるようになるだろうなと思います。空爆を思い出して子供は泣き叫び、大人たちも精神が不安定になるからです。自粛までいかなくても、「取りやめるべきか、控えめにすべきか」という議論がきっと出てくることになると思います。残虐な体験から正気を失った人たちもたくさん入ってくるだろうし、そういうのは次の世代にも影響します。うつ病その他の病気が増えたりもするだろうし、薬も増えるだろうし、きりがないだろうなと思います。カナダはそういうのをたくさんたくさん抱えていて、それでも何とかやってるので、他の国も結局なんとかなるのかもしれませんけれど。

私の知人はコソボの人で、母国では火力発電の技師をしていましたがカナダでは道端でホットドッグを売っていました。どうしても英語が上手にならなかったのです。虐殺のときに死体の振りをして生き延びたのだそうです。奥さんは目の前で兄弟全員と父親を殺されて気がおかしくなってしまい、カナダに来てからも家にこもったままです。日常生活に大いに差し障る状態が続いていて、彼は欲求不満とストレスをはちきれそうなほどに抱えて暮らしていました。これはたった一家族のたった一面に過ぎません。
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そういえば、このまえの本に手を加えました。
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by ammolitering6 | 2015-09-28 14:44 | Comments(0)

ドイツの女性の話

とうとうきたか、というような記事がありました。ドイツで難民を収容するためにアパートの立ち退きを命じられた人がいる、というニュースです。日本語ではスプートニクに簡単に紹介されています。「ドイツ女性、難民に避難所を提供するため引越しを命じられる ドイツのニーハイム市の女性は16年慣れ親しんだ我が家を退去することになった。 ドイツに入ってきた難民のための場所を確保するために追い出されたのだ。 ザ・テレグラフによれば、女性は看護師。市当局より、数か月以内に住居を開放するよう通達を受けた。 彼女の家はアフリカおよび中東からの難民のための避難所になるという。 2015年09月26日 21:47 」

実際の記事はもっと長いです。この建物は自治体が所有していますが家賃補助などの対象になっているわけではなく、この51歳の女性は普通に平均的な家賃を払っています。市には既に難民を収容するシェルターが3つありますが満員で、新しく30名収容の建物を建てようとしたら €30,000 (£22,000)の大金がかかるけど、既にあるこの建物を使えばタダで済む、と市長さんは発言しています。換算すると4027322.40437 JPY、桁が多くて分かりにくいですが、400万円くらいということでいいのかな。大金は大金だけど、たったそれくらいのお金のことで私が追い出されるの!?という気持ちになっても全然不思議ではない微妙な金額ですね。

当然ながら、ドイツ国内でも「こんなことがあっていいのか?違法ではないか?」という声が上がっています。この女性に何かの落ち度があって追い出されてるのでもなく、家主が自分で住みたいから追い出してるというわけでもなく、違法性が高いという意見です。メルケルおばちゃんは「大丈夫、補助金をあげるから」と言ってますが、今年だけでドイツには100万人がやってくると予想されているので足りるはずもありません。

ハンブルグ市では空き家になっている商業施設を市が差し押さえることを合法化しようとしてるし、ベルリンでは私的所有によるアパートでも空室なら市が接収できるようにする動きもあります。さらに恐ろしいことには、ナチから逃れてきた人たちを西ドイツで保護したときのように民家に対する強制的な宿泊命令を出そうという意見さえあるそうです。それというのは、言葉の分からない、文化も全く違う全くの他人を否応なく、しかもいつまでになるかも分からないのにホームステイさせろ、ということですよね。ドイツ、大丈夫なのでしょうか。

それなのに、ある調査によればドイツ人の大半は今でもこういう難民受け入れ政策を肯定してるのだそうです。でも、同じ調査では一時的な国境閉鎖および審査に対しては大半が肯定的で、つまり「本当の難民をたくさん受け入れるのは構わないが、そうじゃない人が混ざらないようにしっかり選別すべきだ」と考えているようです。実際、シリアのパスポートは誰でも買えるし、この前は1万冊入った箱が押収されてました。シリアのパスポート事務所が爆破されたときに誰かが持ち去ったものらしいです。記事の最後のこの一文はどういう意味かな?Germany has said it will accept Syrian refugees even if they should apply for asylum in a different member state under EU rules.EUの他の国で難民申請をするとしてもシリア人難民を受け入れる、ということかな。つまり、ハンガリーなどでとりあえず申請しても、それからドイツに来て住んでもいいよ、ということでしょうか。このまえ言ってた12万人の強制割り当てのときの話と違うけど、いいのかな。どうせみんなハンガリーとかルーマニアには住みたくなくて石とか投げてるのだから、それを「大丈夫、どこで申請したってこっちに来ていいですよ」と言うのなら、最初からよそに回さなければいいのです。

なお、オーストラリアでもアサド政権を無闇に倒そうとするのは得策ではないと気がついたようです。ロシアの動きを踏まえてのことらしくて、この前言ってたように空爆にもっと積極的に参加しますということよりももっと現実的な動きになってますが、一万人だかの難民受け入れを表明したこともあって、これ以上入って来られちゃたまらん、この際方向転換もやむをえない、ということなのかもしれませんね。オーストラリアは検疫がものすごく厳しいですが、万単位の難民が入ってくるとなればそんなことも言ってられないでしょうね。いろいろこうやって動いているなかで、日本はどうするのかな?

そういえば、昨日は中華街にロンドンパブがあるのを見て「なんでこんなところに」と思いましたが、よく考えてみればこれはおかしな話です。西部カナダはもともとはイギリス系の移民が開拓したところで、中華街の建造物も西洋風です。そこにロンドンパブがあるのは本来当たり前の話なのに、すっかり中華街になってしまっているので、「なんでロンドン?」と思ってしまうのです。さて、これを日本にあてはめてみたらどうなるでしょうか。普通に国内の道を歩いていて、「あれえ?こんなところに居酒屋!?シリア人街なのに?」ということになるのかな?

シリアはもともとはちゃんと豊かで安定した国でした。今のところはまだ(事実上)崩壊して10年も経ってないので、難民たちもちゃんと一般市民として復帰できる可能性がたくさん残されています。でも、このまま世代が変わってしまうともうどうしようもありません。今の幼い子供たちがちゃんとした教育を受けられていないままで大人になってしまうからです。まだ間に合ううちに何とかシリアが安定してくれたらいいなと思います。
by ammolitering6 | 2015-09-27 11:15 | Comments(0)

期待を裏切らない喫茶店

用事で出かけて、工事中のこちらの建物を見かけました。6階建ての木造住宅です。防音とか大丈夫なのかなと思いますが、なぜか大丈夫なのだそうです。しかも防火の機能もあるそうで、とても不思議です。何やらモデル事業のようなのであるらしく、LEEDの高レベルに認定されているそうです。
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これは中国系のセブンスデーアドベンチスト教会の看板。子供の頃は両親が自然食の菜食の食材をセブンスデーアドベンチストの通信販売で買っていて、干しブドウが特においしかったのを覚えています。いろんな代用肉もあり、私にとっては普通の肉よりおいしく感じました。

私はもともと肉類があまり好きではなく、大人になってからは長いこと菜食でした。でもちゃんとした栄養管理ができていなかったので、体調のために今は少し食べています。菜食については、単なる我がままや好き嫌いという見方もあるし、宗教的な理由とか、動物愛護の理由、アレルギーや健康のためなど、いろんな人がいろんな理由で行っています。それはそれで別にいいと思うのですが、その主義主張を他人に押し付けようとするといろんな問題が出てきて、感情的な反発を招いてしまいます。

うちのすぐ近く、ほぼまん前では、もう2年くらいか、もしかしたらそれ以上前から、動物愛護団体による抗議運動が続いています。コヨーテの毛皮を使った衣類を売っている小さなお店を攻撃対象にして、大勢で声を張り上げるのです。プラカードを持って何やらの苦情を連呼し、お店に出入りする客にさえ怒鳴りつけます。彼らは以前はこれを毎日行っていましたが、最近は週末の午後の2時間ほどだけに減っています。このコヨーテの商品を売っているお店は市内に他にもたくさんあり、なぜここだけが対象になっているのかは分かりません。お店の主人に聞いてみても、うちが小さいお店だからだろう、と言うだけです。要するに単なるいじめなのです。

役立たずのバンクーバー警察は、こうした迷惑この上ない行為を全く取り締まりません。エドモントンだかカルガリーだかで同様の抗議が行われたときは警察が即日で取り締まったそうなのに、なんでここの警察はこう腰抜けなんだ、と思います。さっきはこの騒音を腹に据えかねた人たちが口汚く怒鳴って文句を言ってましたが、それで抗議がやむわけではなく、逆に汚い言葉の激しい罵り合戦になっただけでした。抗議したいのだったらすればいいと思いますが、大声で騒ぎ続けて周りの迷惑を全く考慮しないその振る舞いを見ていると、彼らの一人ひとりをなぶり殺しにしたい思いに駆られてしまいます。

日本では捕鯨やイルカ漁のことが問題になっていますね。私は個人的に大型海洋哺乳類を獲るのはやめたほうがいいと思います。彼らは海の生態系の一番上のところにいるし、家畜のように養殖して数をコントロールすることはできないからです。それに、私たちは地上の生き物で、海の中がどうなっているかなかなか分かりません。岸辺近くにやってくるのを大勢で銛を投げて捕まえて、たまのご馳走としてみんなで食べるくらいなら、それほど影響もないと思います。でも、わざわざ遠くまで行って年間850頭だかを獲ってくるのは、獲りすぎじゃないかという気がします。陸の動物でも同じで、ウサギをたくさん獲るのとライオンをたくさん獲るのでは生態系への影響に大きな差が出るのではないでしょうか。

クジラを獲らないと小魚が食い尽くされる、などと言う人もいますが、そういうことを陸の人間が心配してどうする、と思います。クジラの食べ残しを分けてもらう、くらいの心構えが必要だと思うのです。築地に行ったとき、一面の魚を見て、これが毎日なのだから海の魚も減るはずだ、と思いました。安くたくさんの食材が手に入る豊かさはとてもありがたいものではありますが、何にでも正当な代価、あるいは代償というのはあるもので、それはレジに表示される価格と必ずしも同じではないことを覚えていたいものだと思います。好むと好まざるに関わらず、いつかどこかで精算されることになるのです。

なお、捕鯨はやめたほうがいいと思っているとはいえ、一部の捕鯨反対派の人たちの主張は毛皮のことで好き勝手に叫び散らす馬鹿のたわごとと同レベルだなという気がします。クジラは美しい、クジラは賢い、などというのは論外です。醜ければ獲っていいのか、馬鹿だったら獲っていいのか、という話で、クジラよりよっぽど見苦しくて頭の悪い人間は山ほどいるぞ、と思います。(実際、うるさい抗議活動をしている連中は獲って処分したいくらいです。)獲るための方法が苦しみが多くて残虐、というのは理解できます。牛などの屠殺でも、一度でできないと(当たり前ですが)本当に苦しそうです。くじらは大きいので、苦しみぬいてじわじわと死ぬのだろうなと思うと、やっぱりこれはやめたほうがいいと改めて思います。
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秋の赤い実。マウンテンアッシュだと思うのですが、ワシントンローレルだ、という方がいました。
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これはどんぐり。
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昔からある有名なお菓子屋さんに行ってきました。昔からあるとは言っても実際に私が昔から通っていたわけではありません。レビューサイトを見てみたら、お菓子はおいしいけどサービスがひどい、あまりにもひどすぎる、もう二度と絶対に行かない、というののオンパレードだったので、それは一度体験してみなければと思って期待して行ってみたのです。
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どことなく野暮ったい小さなお菓子が並んでいます。
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奥のほうで席につくと、期待通りぜんぜん愛想のないおばちゃんがやってきて、ほれ、とメニューを置いていきました。しばらくすると、某氏がトイレに行っているうちにおばちゃんが戻ってきて、「決まったか?」と聞きます。他にお客は誰一人いないし、二人で来たのは明らかなのだから二人揃ってるときに聞きにきそうなものですが、そうしないところがさすが定評通りです。とりあえずお引取り願いましたが、某氏が席に戻ったらおばちゃんは即座に再来して「決まったか?」と聞きます。いや、まだ彼はメニューを見てないんですけど。。。

しかし、あまりおばちゃんを待たせてはいけないと思って「私はコーヒーとフランス菓子で」とお願いしました。メニューに「当店の専門はこちらのフランス菓子です」と書いてあったからです。するとおばちゃんは某氏に向かって「あんたもフランス菓子でいいか?」と言いました。某氏がそれに答えて「じゃあコーヒーと、えーと、、、」と言うと、おばちゃんは「フランス菓子でいいね?」と一人で決めて立ち去りました。とろい某氏に選択の余地はありません。
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やがておばちゃんはコーヒーを持って戻ってきて、「どうぞ」の一言を言うでもなくテーブルに並べました。それからお菓子の乗った台つきのトレイを持ってきてドンと置き、「勝手に取るように」と言い残して去っていきました。笑顔でお菓子を一つ一つ説明するなどとんでもない、という方針であるようです。
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なお、この喫茶室ではタロット占いとお茶の葉占いをやってくれるそうです。料金は30ドルで、順番を待っている間には何かを最低5ドル分注文する必要があります。ウェイトレスのおばちゃんもこれからの職業について占ってもらったら何かもっと自分に向いたものが見つかるかもしれません。
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by ammolitering6 | 2015-09-27 09:43 | Comments(0)

珍しいものと人

陸橋を渡って中華街に向かっていると、なにやら畑ができていました。市民菜園のようでもないし、これはもしかして究極の近郊農業なのでしょうか。
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収穫だか雑草抜きだかの仕事をしている人をカナダギースのみなさんが見ています。その昔、私も園芸店で働いたことがあったのを思い出しました。ディテーリングと言って、主に枯れた葉っぱなどを取り除いてきれいにする仕事でした。ハンギングバスケットを作ったこともあります。
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なぜか中華街にイギリス風のパブがあります。
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ベトナム料理店の前には、、、
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ご近所の皆さんを尊重してください、小声で話してください、と書いてあります。日本語だと「迷惑になるので大声で喋るな」という形になりますね。
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八百屋さんの前には、、、
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指を突っ込むな、と書いてあるのだと思います。「心痛」という文字はどういう意味なのでしょうか。
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歩行者も車両も交通ルールを全く考慮しないのは昔からの中華街の伝統です。
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今日はこちらの無駄にモダンな建物の一階に新しくできた、、、
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このレストランにCちゃんと行ってきたのでした。食への探究心旺盛な彼女は、収入のすべてを外食と食料品につぎ込んでいます。
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ここでヌードル料理を食べ、手作り豆腐の一品とお漬物の盛り合わせを食べました。まあ、二度行かなくても全然残念ではないレストランです。でもサーバーのお兄ちゃんはとても可愛くて感じが良くて、だからと言ってわざわざ彼に会いに行くほどでもない、という感想です。ご参考までにどうぞ。なお、先の写真のベトナム料理店と同じなのかは分かりませんが、このすぐ近くに某Jさん大絶賛のカンボジア料理店があるそうです。カンボジア料理って、どんなのかな?
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それから中華街にあるヨコヤヤという変な名前のお店に行って、あれこれの物珍しいお菓子を買いました。しょうゆ飴、、、甘辛なのでしょうね。
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こんぶ飴、これは食べたことがあります。柔らかくて、あんまり甘くなくておいしいです。でもしっかり昆布の味です。
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これは黒砂糖に黒酢が入っていると書いてあります。
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おいしいのですが、どこがどう酢なのかよく分かりませんでした。酢の入ってないのと食べ比べないと分からないのかもしれません。
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Cちゃんは最近サンフランシスコに旅行に行ったので、お土産を買ってきてくれました。いろんなものがちょこちょこと入っています。
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価値観がひっくり返るほどものすごく感動的においしそうなふうに宣伝してあるけど大したことはないチョコレートと、いろんなお茶3種。
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その一つ、ダグラスファー(アメリカ松)のお茶を淹れてみました。
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これは、、、おがくずですね。おがくずを煮込んで飲んでもいいし、ひのきの風呂桶の湯を飲んでもいいし、きっと同じ味だろうなと思います。
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この変なのは、、、
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レモンなどを切って残ったときに挟んでおくための道具だそうです。レモンがなかったので、とりあえずさっきのお茶を無意味に挟んでみました。こういう道具って、お店で見たときには「おお、すごい」と思うのですが、実際にはただの一度も使うことなく台所の引き出しにしまいこまれるのだと思います。でも、せっかくなのでせめて一度使ってみます。
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オークランドで買ったといういかにも縁起の悪いバンダナも入っていました。オークランドというところはアメリカで4番目に殺人事件の多いところだそうで、いっそそれを観光資源にしよう、君も殺されてみないか、ということなのでしょうか。なお、オークランディッシュというのは地元のファッションブランドだそうです。
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美術館の横を通りかかると、珍しい格好をした人たちがいました。
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バンクーバー近郊のチリワックに住むメノナイトの人たちのコーラスだそうです。
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残念ながら休憩中だったみたいで歌声は聴けませんでしたが、CDを配っていて、メノナイトのおじさんが「どうか聞いてください」と言って一枚くださいました。寄付をします、と言っても、「それはいけない、ただ聞いてくれるだけでいい」と言って受け取りません。その名も「どうか聞いてください」というこのCD、あとでちゃんと聞いてみようと思います。

なお、メノナイトというのはアーミッシュやクエーカーとかドゥーカボルとかと似た感じの人たちで、キリスト教の一派で、田舎のほうでコミュニティーを作って昔ながらの方法で暮らしています。都会には滅多に出てこないので、わ~、本物だ~!と思って嬉しかったです。
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by ammolitering6 | 2015-09-26 11:11 | Comments(0)

郵便受けのところに郵便局からのお知らせが貼ってありました。何かなと思ったら、間違って配達された場合の対応についてのお願いでした。正しい住所だけどもう引っ越してしまっている人に届いた場合は「この住所ではありません」と書いて、間違った住所だった場合は「間違って配達されました」と書いてポストに入れてください、そのへんにほったらかしてはいけません、という内容です。

これはつまり、そのへんにほったらかす人が多く、それによっていろんなトラブルが発生しているということなのでしょう。これはいったい誰のせいかと考えると、そもそもあて先をちゃんと書かない、郵便局で分類する人がいいかげん、配達する人がちゃんとあて先を確認しない、受け取った人が無責任、という要素が考えられます。要するに、カナダならでは、これでこそカナダ、という問題ですね。

カナダの郵便は本当に呆れ果てるほどいい加減で、私は全く信用していません。今年はたった半年くらいの間に届くはずの郵便が届かなかったのが3件、すぐ近所の会社からの手紙が1ヶ月かかって着いたのが1件ありました。これはどれも「送ったからね~」という連絡があったものばかりなので、知らないうちに紛失しているものだってあると思います。あまりにもあてにならないので、今では取りにいけるところにはわざわざ出向いて受け取っています。
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これから万単位の難民が入ってくることが予想されるバンクーバーではホームレス問題が深刻です。これまたいろんな原因が絡まりあっているので、単に家賃が払えない貧困が問題というだけでなく、そもそも手ごろな価格の住宅が決定的に足りない、精神病患者がホームレスになっているケースが多い、家庭の崩壊による若年層の家出が多い、など、他にもいろいろあります。

それじゃあ収容施設を作ろう、ということになっても、うちの近くに作ってもらっては困る、ということで予定地すべてが駄目になった自治体もあるし、なかなか難しいです。バンクーバーの場合は例のリバービュー精神病院の問題を解決しなければ何をやっても無駄という気もするわけですが、どっちにしてもこういうところに大量の難民が入ってくるわけです。ホームレスではなくても家賃の値上がりに対応しきれず立ち退きさせられる不安を抱えている年金生活者などの問題もあるので、そこで「難民だったら住居は無料です」ということになれば、カナダ人の間にもシリアのパスポートの需要が出てくるかもしれませんね。
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駅の真上または真横のマンションは中国人に大人気だそうです。
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お値段はたったの3千万円ちょっとより。2億3千万円のバンクーバースペシャルより2億円もお得です。マンションまるごと買い占めることだって夢ではありません。
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3千万が高いという貧乏なあなたのために、1700万円よりのお部屋もございます。ただし、ジュニア・ワンベッドルームです。。。「ジュニア」って、どれくらいでしょうね。押入れよりは広いといいけど。アパートが小さくなるばかりのバンクーバーでは、高層マンションの部屋は「スーツケース・イン・ザ・スカイ」と揶揄されています。ウサギ小屋と言って日本を笑っていた時代は遠くなりました。
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しばらく前にロウソク立てを落っことしてしまい、溶けた蝋がガラスの内側に飛び散ってしまいました。取らなきゃいけないなと思いつつそのままにして忘れていたわけですが、昨日これを使ってみたら、思いがけず綺麗な模様が出てきました。意図せずして素晴らしい作品を作ってしまった天才アーティスト、葉子さん。。。
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外は雨。塗れた道路に街灯その他の明りが映っていて、めがねをかけないで見ると何とも幻想的です。近眼で得することなど何もありませんが、夜の明りだけは例外だな、と思います。これをカメラで写し取りたいなと思って何度もやってみましたが、どうもうまくいきません。でも、それなりにいろいろ面白い模様ができました。
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by ammolitering6 | 2015-09-26 01:59 | Comments(2)

こちらの記事でプーチン大統領の発言が紹介されていました。「プーチン大統領は、露の目的のひとつは、軍事紛争によって敗北ぎりぎりのところで持ちこたえているアサド大統領政権の救済かという問いに対し、「その通りだ」と答えている。「私はこれを固く確信するのだが、合法政府の破壊を画策した行為は、この地域あるいは他の地域の諸国の状況でも見うけられる。たとえばリビアでは国の機関は破壊された。似た状況は残念ながらイラクにも見られる。」「このためシリア危機を解決する方法は、現行の国家機関を強化し、テロ対策に力を貸す以外にない。だが同時に彼らを反体制派の健全な部分との対話と改革実行へと向かわせねばならない。」

ほんとにそうだと思うのです。首をはねておいて、あとの始末はしない、というわけにはいきません。何度同じことを繰り返すのだろうかと不思議でならないのです。カダフィ大佐のときも、その後のリビアはもう滅茶苦茶で、テロの話しか聞きません。独裁政権は世界には他にもあるし、あんまり好き勝手するのはいけないと思うのですが、はっきり言ってそのほうが向いている人たちもいると思います。自主的に互いに協調して暮らしましょう、なんてことは夢にも思わない人たちが群れていれば、他に方法があるでしょうか?

レバノンのゴミの問題はまだ続いてるみたいですが、こちらの新聞から一枚拝借してきた写真を見ますと、これだけでもこの国では国民の自主性だけに任せて平和にやっていけるとは絶対思えません。ゴミの回収ができないのなら、せめて生ゴミと缶と紙くらいは分けておきましょう、なんてことを考えてる様子は全くありませんね。そして、思うにこっちのほうが世界基準なのです。レバノン人がとりたててひどいのではなく、地球の人間の平均値はこんなもんだろうなと思います。
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by ammolitering6 | 2015-09-26 00:17 | Comments(0)