<   2015年 04月 ( 22 )   > この月の画像一覧

焼きピーマン

昨日、晩御飯にピーマンを焼きました。オーブントースターで焼いたのです。
a0172884_1391699.jpg



途中で一回ひっくり返して、全体的によく焼けました。
a0172884_13114682.jpg



皮をむいて、まだ温かいうちにナイフとフォークで食べました。何もつけずに、そのままです。ピーマンの甘みが強くて、みずみずしくて、ほんとにとてもおいしかったです。私が一番好きな類の食べ物はやっぱり野菜だ、と思います。私は長いこと割と厳格な菜食をしていましたが、哲学的とか倫理的とかの理由は建前で、本音のところは単なる偏食だったのだと思います。私はもともと肉の味や食感があまり好きではないのです。甘くてみずみずしい野菜だけを食べて生きていければいいなと思うので、来世はウサギか何かになるのでしょう。
a0172884_13124737.jpg



駅の前で念仏を歌っていたハレ・クリシュナの皆さん。
a0172884_13173343.jpg



インド哲学の本がたくさん並んでいます。
a0172884_13181640.jpg



日本語のもあるのです。
a0172884_13184937.jpg



神様に捧げた食べ物のお下がりを下さいました。ポン菓子に見えますが、お味のほうは完全にインドです。酸っぱくて塩味でスパイシーで、予想外の味なのにけっこうおいしくて、不謹慎ながら「ビールに合うだろうな」と思ってしまったのでした。
a0172884_13192521.jpg



帰り道で垣根に野ばらが咲いているのを見かけました。バンクーバーに初夏が訪れました。
a0172884_13213316.jpg

by ammolitering6 | 2015-04-30 13:22 | Comments(0)

昔ながらの公民館

今日はダウンタウンにあるこちらの公民館に行ってきました。
a0172884_11355752.jpg



ここで無料のアート展示会が行われているから行け、行け、と常連のお客さんに勧められたのです。
a0172884_11364419.jpg



気乗りのしないままに一応行ってみたのですが、その内容は思いのほか充実していて、玉石混合という感じでした。なんでタダなのに気乗りがせず、けっこう良かったのが「思いのほか」だったのかというと、その理由はこの公民館の独特の性質にあります。ここには近隣のあんまり素行のよろしくない人々が大勢集まっていて、特に生活保護金の給付日などは公民館前の道路の両脇にある歩道が貧しい人たちで埋まります。あまり立ち居振る舞いのことを気にしない彼らは歩道にべったり座り込んでいることも珍しくありません。そんなふうなので、できれば避けて通りたい場所だったのです。
a0172884_1138137.jpg



でも、行ってみて良かったです。展示会の受付のところには失礼ながらかなり薄汚い格好をした小柄な初老の男性がいて、最初は「こういう場所だから浮浪者がうろついてるのかな」と思ってしまいました。ところが、臭わない浮浪者にしか見えなかった彼はアートや詩や音楽が好きで熱心に鑑賞する方で、展示会の内容にも誇りを持っていて熱心に宣伝なさいました。「すばらしい作品がたくさんあるから、ぜひゆっくり見ていきなさい、ゲストブックにも名前とメッセージを書いていけ」とおっしゃいます。見終わってからも、「どうだったか?楽しめたか?」などと声をかけてくださり、受付の仕事を非常にすばらしくこなしていました。

彼の英語はあいにくとても訛りが強くて分かりにくいのですが、「あなたも絵を描くのか、それなら来年はぜひ出展しろ、ここの作品はどれも近くに住んでいる人たちのものだ」など、勧誘もするし、質問にも丁寧に答えてくれます。さらに、私がここに来たのが初めてだと知ると、この公民館がいかに素晴らしいところか、どんな多様なサービスがあるのか、事細かに熱心に話してくださいました。そして、ぜひ見学していけ、とおっしゃるので、せっかくなので見て回りました。本当に素晴らしいカスタマーサービスです。
a0172884_11463982.jpg



アート教室のご案内。
a0172884_1158859.jpg



これもアート教室の一種であるようです。
a0172884_11584038.jpg



こちらは科学の授業のご案内です。あれこれの事情で学校に行けなくなったけど勉強はしたい、という人のために、地元の大学がこの公民館で授業をしているのです。
a0172884_1212742.jpg



無料でミシンを使える時間のご案内。破れたところなどあれば補修することができるのです。その他にも、税金の相談、公共住宅への入居の相談、フィットネスセンター、格安レストラン、シャワーや洗濯のサービスなど、いろんなサービスが無料あるいは格安で受けられます。年金暮らしの老人にも活用されているようで、お年寄りの姿も多かったです。
a0172884_11595422.jpg



「ご自由にお取りください」といって置いてある避妊具もあります。赤いのが男性用、白いのが女性用です。そう、この公民館がある地域はイェールタウンと言って今では高級でお洒落な地域になっていますが、そうした開発が始まった20年ちょっと前までは倉庫や飲み屋や大人のおもちゃのお店が並ぶすさんだ場所で、特に男性の売春夫が多い地域でした。当然暴力沙汰や麻薬の存在も大きく、かなり荒れ果てていたのです。古くからあるこの公民館は、そうした土地柄を反映したサービスを提供しており、今でもここには他にも同様の施設が点在しています。

そうした状況のクリーンアップを目的として再開発が行われたとき、貧しい人々が住んでいたのを追い立てて高級住宅ばかりを作ってしまうと結果的に浮浪者が増えることになるのを万博のときなどの過去の経験から学んでいたので、バンクーバー市は所得層の違う人々を混在させる方針を取りました。今現在もこの公民館のすぐ近くに家賃補助のある大きな住宅が建設されているところです。

そうした緩やかな開発は現実的で良いものだと思いますが、それでもやっぱり麻薬その他の荒れた生活に慣れた人々の扱いは難しいものです。私が見て回っていた間にも、男性二人が何事か言い争い、一人が大きな物音を立てて机の上の物を落としてしまいました。これに気づいたスタッフはすかさず「そういう振る舞いはここでは許されない!」と叱りました。でも、素行の悪い男性はこれを不服として反論し始め、スタッフも譲らず喧嘩ごしになってしまいました。私はちょっと怖くなってさっさと出てきてしまったので、どういう結果になったか分かりません。でも、こういうのはここではほんとによくあることなんだろうなと思います。館内のあちこちに「当公民館内での振舞いのルール」なる張り紙があったのです。
a0172884_1252628.jpg



ご近所のお店。
a0172884_12114155.jpg



バスの横にでかでかと宣伝がありました。原住民であるマスキアム族の文化の展示会が行われるそうです。行ってみようかな。読めない文字で書いてあるのが「マスキアム」です。前にも書いたかもしれませんが、文字を持たなかった原住民の言葉を表記するために、一人の原住民が白人の書いたものを参考にして独自に文字体系を作り上げたのだそうです。彼はそもそも英語も読めなかったのかもしれません。はてなマークや数字までが文字として使われているのはそのためだそうです。
a0172884_12252563.jpg



住宅地を歩いていたら、工事中のおうちがありました。ネパールで大きな地震がありましたが、バンクーバーは大丈夫かな。
a0172884_12292331.jpg



天井裏ってこうなっているのですね。
a0172884_12302562.jpg



バス停の広告。アニメのためのイラストを描く技能を身につけよう、という宣伝です。
a0172884_123121.jpg



しかし、、、美的感覚というのはいろいろですね。
a0172884_12315651.jpg



これも、カナダ人には可愛く見えるのかな。
a0172884_12322780.jpg



あるお店の前を通りかかると、何やら大きな看板が出ていました。
a0172884_1233695.jpg



バンクーバー市が私の営業許可を取り消そうとしている!私は68歳だがハンガーストライキをしている、助けてくれ!というものです。ふーむ。。。
a0172884_12335390.jpg



今日で14日目だ、私は一日中お店の中にいる、署名してくれ、と書いてあります。
a0172884_12351350.jpg



ここはフーカー、つまり水タバコのお店で、夕方から夜にかけて営業していて、もう何年もここにあります。どんな理由で営業許可の取り消し命令が出たのか分かりませんが、大麻だったらいくらでもOKという今時のバンクーバーなのですから、昔からある水タバコくらい別にいいじゃないの、と思ってしまいます。本当の理由が知りたいところです。
a0172884_12372622.jpg



近所のスーパーで買い物をしたら、おまけにわさび味の海苔を頂きました。これをくれた店員さんは、強烈だから覚悟して食べるように、と警告してくれました。怖いなあ、どうしようかなあ、と思っているところです。
a0172884_12395332.jpg

by ammolitering6 | 2015-04-29 12:41 | Comments(0)

ハイテク葉子さん

今日はダウンタウンの真ん中にあるこちらの建物の、、、
a0172884_111416.jpg



こちらのお店に参りました。
a0172884_11145271.jpg



テルアスという大手の電話会社です。私はここの会社と2年ほどの携帯電話契約をしているのですが、毎月高い電話料金を払っているにも関わらず、ほとんど使い方が分かりません。電話をかける、テキストメッセージをする、目覚まし時計として使う、ただそれだけなのです。さすがにこれではいけないという気持ちが強まっていたところにもってきて電話の機能に私の手には負えない問題が生じてしまったので、いい機会だと思って電話会社が提供している無料のレッスンを受けることにしたのです。
a0172884_11152132.jpg



こちらが全然活用されていない可哀想な私の電話。今日いろいろ教えてもらったおかげで、だいぶ基本的な使い方が分かりました。レッスンは一対一で行われ、親切な先生が私のレベルに合わせて丁寧に辛抱強く教えてくださいます。そして今日はたまたまここに何かの取材が入っていて、ほぼ右も左も分からない私が生徒だったのは記者の方たちにとってもラッキーだったことと思います。記者が一部始終を見守る中でレッスンをするのは先生にとっては緊張するようなものだったらしいのですが、私は記者の人たちに背中を向けていたし、いろいろ分からないことばかりなので、はっきり言って教わっている間は記者の人たちがいることをすっかり忘れていました。
a0172884_11353343.jpg



今日の最大の収穫は、写真機能について教わったことです。私はいつも使っている小さなカメラが好きなのですが、これを忘れたときに一度だけ携帯電話のカメラを使ったことがあります。でも私の無知のせいでひどく使い勝手が悪く、うんざりしてその後は全然使っていませんでした。それに、せっかく撮ったってそれをコンピューターに落とすためのケーブルが見当たらないし、引越しのごたごたで無くしたのかな、などと思っていたのです。そしたら驚いたことに、これまでずーっと充電のために使っていたケーブルが、実はコンピューターと繋ぐためのケーブルを兼ねていたのでした。知らなかった、ずーっと手元にあったなんて。。。
a0172884_11414981.jpg



ともあれ、先生に教えてもらいながら初めて携帯電話からメールで送った写真がこちらです。以前子供ホッケーの試合を見に行ったときのものです。あとで家に帰ってからケーブルで繋いで他の画像を取り込もうとしてみたのですが、当然のごとく失敗したので、写真はこれしかありません。貴重な一枚ですのでとくとご覧ください。
a0172884_11474372.jpg



21世紀という言葉には未来的で科学的な響きがあったものですが、実際にそうなってみても埃っぽい現実というのは大して代わり映えがしないものですね。私がそういう憎まれ口を叩いてる横で携帯電話その他のテクノロジーは確かにとんでもない進歩を遂げていて、もともと機械が苦手な私は完璧に取り残されているわけですが、つるつるした表面の裏で地盤がぼろぼろと崩れ落ちているような気持ちがすることもあります。そのうちに陥没しないといいなと思います。

そういえば、先日も今日も、スターバックスではレジの機能に問題が生じてしまい、レジが使えなくなってしまいました。でも、実際に商品を求めてわざわざお店に足を運んでくださったお客様を追い返すのも忍びないものです。仕方がないので現金以外での注文の品は無料という苦肉の策を取ったのですが、このニュースがソーシャルメディアで野火のように広まってしまいました。そして、今ならタダだ!ということで大勢の人が現金を持たずに(あるいはそう主張して)どっと押し寄せてきました。

こういうのって、どうも後味の悪いものだなと思います。何かのプロモーションでタダにしているのなら話は別ですが、問題が生じてしまって、せっかく来てくださるお客様を追い返すのも忍びないから苦肉の策で無料にしているのに、それを今がチャンスとばかりにわざと利用するのは何やらと紙一重の精神性であるような気がするのです。スタッフでさえ、常連客などに「この前タダになったときはうまいこと利用した?え~、しなかったの!残念!チャンスだったのに!」などと言っている始末です。巨大企業だから、個人の家じゃないから、取れるものは取ってやろうと思うのかもしれません。でも、企業と言っても動かしているのは結局は人間なので、転んだ人のところに走りよって蹴りを入れるような所業と根本的には同じであるような気がします。こういうことって、知らないうちに自分の身の上に返ってくると思うのです。それにしても、便利な現代社会というのはこういうときには脆いものですね。
by ammolitering6 | 2015-04-28 12:15 | Comments(2)

世界一高価なワイン酢

昨日、某氏がご自慢で秘蔵で飛び切り特別のワインを開けました。一体何の特別なことがあったのかしら、愛の告白かしら、多額のボーナスが出たのかしら、と思われることと思いますが、さにあらず。数十年前からずっとワインセラーに入れていたのですが、ワインセラーとは名ばかりの、要するにじめじめした地下室の一角にある物置に過ぎない保存場所だったため、大事に寝かせている間にダメージを受けていそうなことが判明してしまったのです。瓶にたくさん詰まっていたはずの中身が蒸発して、某氏によれば数センチ分くらい減ってしまっていたそうです。

ラベルを見ると、シャトー・ムートン・ロスチャイルド1978と書いてあります。他のところはフランス語なので読めないのです。これはどうやらものすごく有名なワインらしくて、若造の某氏が背伸びして買ったときにも既に1万円以上したそうなのですが、上手に寝かせたものの最近の相場は10万円くらいするのだそうです。この大事な大事なワインに危機が訪れていたとは!ショックを受けつつも、もしかしたら大丈夫かもしれない、すごくおいしくなっているかもしれない、という期待も捨てきれず、祈るような気持ちで開けてみました。
a0172884_13262910.jpg



瓶の口のところに貼ってあるアルミっぽいのをはがしてみたら、下がこんなになってました。これはどうも、悪い予感がします。コルク自体も駄目になっていて、普通のコルク抜きではぼろぼろと崩れてしまいます。某氏はなぜかそんなときのための特別な道具を持っているので、太い針金の先に何か丸いのがついたようなそのシンプルな道具で無理矢理にかき出しました。
a0172884_13382913.jpg



もはや言うまでもないかと思いますが、つわものどもならぬ若かりし某氏の夢の跡がこちら、ヨーグルトの入れ物に入った10万円のワインです。私としては醸造酢より飲みやすくていいと思うのですが、期待するものが根本から違う某氏は落胆を隠せず、本当にとっても可哀想でした。この世界一高価なワイン酢を使って、何かお洒落なフランス料理、それもブルゴーニュ風とかプロヴァンス風とかで、「何とかの煮込み料理、何とか添え」など作ってあげようと思います。
a0172884_13414437.jpg

by ammolitering6 | 2015-04-27 13:51 | Comments(3)

顔面の手入れ

昨日ショッピングセンターで買ってきたのはこちら、湿布一式です。サロンパスのお膝元で生まれ育った私はもちろんサロンパスしか使ったことがありませんが、トクホンというのも名前は聞いたことがあります。もう一つのブランドのは初めて見ました。Dさんも年寄りの例にもれずあっちやこっちが痛いので、これで多少とも改善できるといいなと思っています。

ところで、これを買ったのはT&Tという大手の中華系スーパーの薬局コーナーです。昨日行ったのはメトロタウンというダウンタウンからはちょっと離れたところにあるお店で、行こうと思えば簡単に行けるのに私は行ったことがありませんでした。昨日初めて行ってみて、薬局コーナーの様子が日本のとよく似ているのにびっくりしました。スーパーの他の部分より白っぽい蛍光灯の明りが使ってあり、日本の薬や化粧品などもいろいろあります。わたしの目的はサロンパスだけであったのにも関わらず、ついあれこれのスキンケア製品に見入ってしまいました。

本当に、驚くほどたくさんあるものです。馬から絞った油とか、カタツムリから取ったものとか、深く考えるとやや薄気味悪いものもあります。まあ、特に表示していないだけで、豚の脂などは特にありとあらゆる商品に使われているそうですけれど。ともあれ、見ているとあれもこれもやってみたくなります。一つ1ドルちょっとのパックなどはいろんな種類があって、全部試したい、という衝動に駆られるのです。

しかし、、、と、ここでわたしは冷静になりました。顔面の皮膚など、大した面積ではありません。シベリアの大地に思いを馳せれば、葉書一枚で大概収まる程度の広さに大金とエネルギーを注ぐことが無意味に感じられてきます。今から資生堂のモデルを目指そうと言うのなら話は違ってきますが、客観的に見て私にそのような将来があるでしょうか。いや、ない。残念ながら、という言葉さえ空しく響きますし、何十年か遡って夢に見たって、やはりどこか根本的に向いていないという現実が立ちはだかるでしょう。そうであれば、志はできるだけ低く持ち、年齢なりに十人並みを目指し、費用もできるだけ安く抑えるというのが現実的な幸せというものです。

そういうわけで、私のスキンケアはシャワーのついでに石鹸で適当に洗い、ココナッツオイルか茶の実のオイルを塗って寝るだけです。化粧水は使っていません。ときどきは全身用のスキンローション(Aveenoの大きいボトル入り)にオイルを混ぜて塗ることもあります。これは特に理由はなくて、最近何となく始めたことです。手にはいつもこのローションを塗って寝ています。手が乾燥しているとひどく嫌な感じで眠れないのです。

オイルは、夜塗ったときはべとべとしていますが朝にはなんとなく取れてしっとりしているだけだし、あとはこれを水で洗って、日焼け止めを塗って出かけます。昔の人はどういうスキンケアをしていたのでしょうね。美白だなんだと一喜一憂していられる平和をとてもありがたいと思います。
a0172884_3213628.jpg

by ammolitering6 | 2015-04-25 03:58 | Comments(0)

昔話の日

今日は雨の中をはるばる遠くへ行ってきました。家からバスと電車ともう一回バスを乗りついで2時間弱、さらにそこから車で10分くらいかかるところです。
a0172884_13402748.jpg



ここがバスの終点です。
a0172884_13471273.jpg



パークアンドライドと言って大きな駐車場が隣接しています。前回日本に行ったときにこの「パークアンドライド」というのがカタカナで堂々と書いてあって驚いたのを覚えています。年寄りの多い田舎でそんなことを書いて分かると思うのでしょうか。
a0172884_13475674.jpg



今日の行き先はフォートランレー、BC州の最初の首都が置かれたところですが、観光は全然しなかったので、途中でこの古い建物を見かけただけです。馬車や馬を停めておくための小屋だったのだそうです。この建物のすぐ前はちょっと立派な公民館みたいにかわいい旧州議事堂なので、昔の偉い人たちが馬車でやってきていたのでしょう。
a0172884_14375934.jpg



お友達がランチに連れて行ってくださいました。いつ行ってもごった返していて、田舎の町の不景気さなどみじんも感じられないお店です。
a0172884_14403694.jpg



Dさんが買ってくださったのは、お勧めだというこのお菓子。ビー・スティング、つまり蜂に刺される、という意味の名前がついています。上はトーストしたココナッツに蜂蜜を染みこませたような相当に甘い塊で、その下のクリームとケーキはそれほどひどく甘くもありません。でも全体的にはやっぱりかなり重くて、だいぶ努力したのですが半分ちょっと食べるのがやっとでした。
a0172884_14414618.jpg



ブロッコリーのクリームスープはこってりしていておいしかったです。でも、私はやっぱりあんまり重い食べ物は苦手です。
a0172884_14441518.jpg



Dさんのアパートの裏庭には畑があって、その真ん中に大きな古い切り株があります。しばらく前に、ある人がこれに妖精のドアをつけたのだそうで、今ではちょっとした人気スポットになっているそうです。聞いたところによれば、イギリスでは最近、森に入って木にこういうドアをつけるのが流行っていて、政府が怒っているそうです。
a0172884_14451812.jpg



Dさんのお宅には古い鉄道地図があります。お父様が地元の駅の最後の駅長でいらしたため、Dさんも駅や鉄道の歴史に詳しく、地元の歴史ガイドとして活動していらっしゃいます。76歳ですがその記憶力はすさまじいレベルで、7歳くらいの頃にベビーシッターをしてくれたお姉さんたちのフルネームとか、隣に住んでいた子供のお父さんの名前と職業とか、何でそもそもそういうことを知っているのか、ということまで詳細に覚えています。

私はかつて彼女に家に居候していたことがあり、ありとあらゆる話を何度も聞かされたものですが、話の内容は一貫していて、その場その場の思いつきで適当なことを言っているわけではありません。特に淋しいお年寄りというわけでもないのに、Dさんはとにかくものすごくおしゃべりで、何時間でも延々と昔話をしてくれます。古いお友達なので、今日は久しぶりに彼女の話を聞きに行ったのでした。カナダの大平原で生まれ育った子供の頃の話はトイレや風呂で苦労した水周りのことが多く、家族や親戚や友達の話、病気の話、大勢の人たちの葬式の話も多いです。私もいつの間にか彼女と一緒に何人もの方を見送ったので、「あの葬式はひどかった、あの偲ぶ会は良かった」などと相槌を打つこともできるようになりました。
a0172884_14475243.jpg



帰り道に大きなショッピングセンターに寄りました。Dさんに地元企業サロンパスを宣伝するために一つ買おうと思ったので、中華系のお店に行ってみたのです。幸い、すぐに見つかったので良かったのですが、思いがけず別の発見もありました。あるファッションのお店で、私がデザインした商品を見つけたのです。実は私は去年の夏ごろファブリックデザインの仕事をしていて、十数点を納めました。それが実際にどれくらい採用されるかは分からないし、もしかしたら全部ボツになるかもしれないとも思っていたので、一つでも商品化されていてやっぱり嬉しかったです。商業デザインが採用されて商品化されたのは初めてなのです。そうして改めてみると、世に溢れている物はすべて誰かがデザインしたんだなと実感します。

契約の関係でどこの会社ということは言えないし、デザイン画を公表することもできません。でも一応北米全体で展開しているそこそこの有名ブランドです。私のデザインは一部で色が変えられていた他はほとんどそのままで、なんとデザインに名前さえ付いていました。
a0172884_14581299.jpg



帰る頃には雨も上がりました。これで7時半くらいです。ずいぶん日が長くなってきました。
a0172884_1512817.jpg

by ammolitering6 | 2015-04-24 15:13 | Comments(0)

古巣を歩く

昨日はお天気が良かったので、用事のついでにふらふらと散歩をしました。こちらのおうちは私がかつてお掃除おばさんとして働いていた家の一つ。家全体の内装の改装工事の手伝いをしたこともあります。ここは当時は普通の家ではなく、ヨーロッパその他のお金持ちがご家族で長期的な旅行をなさるときに泊まるゲストハウスでした。二泊三日の駆け足旅行などとはスケールが違い、2週間くらい泊まる方も珍しくありません。私の仕事は、お客様とお客様の間の時間に家中を磨き上げるというものでした。こっちは小さいほうの家で、郊外のほうにはもっと大きなモダン建築のゲストハウスもありました。料金は知りませんが、相当高いだろうなと思います。まあ、このゲストハウスの持ち主はヨーロッパにお城を持ってるような人なので、世の中にはお金など単なる数字に過ぎないという人が相当数存在するということなのでしょう。
a0172884_011811.jpg



散歩を続けましょう。藤の花が咲いています。
a0172884_0175258.jpg



アイリスです。これまた、アヤメ、ショウブ、カキツバタなど、すべてアイリスの一言で事が済むのに無駄にややこしい名前のある植物です。
a0172884_018194.jpg



ラベンダーの花。
a0172884_0244858.jpg



これは何かな。葉っぱはイチゴの一種のように見えます。
a0172884_0251396.jpg



以前に、家の前に橋がかかっていて、道路が家の2階部分に当たるような住宅をご紹介しましたが、これはその反対で、家の前の道路が深く掘り下げられた結果として長い階段が必要になった家。
a0172884_026986.jpg



a0172884_0275020.jpg



ガレージセールの季節ですね。
a0172884_0289100.jpg



このあたりの道路は交差点に障害物を置いてあって、まっすぐ通れないようにしてあるところが多いです。土地勘がないと、車で来たら迷路に入ったようになってしまいます。これには理由があり、かつてこのあたりには路頭で客を取る売春婦が多かったので、仕事がしにくくなるようにわざとこうしてあるのです。こうすると、よそから来てささっと女を引っ掛けて消えるというのが難しくなるのだそうで、実際に売春婦の姿を見かけることはあまりありません。やっぱりちょっと離れたまっすぐな道のところが多いです。
a0172884_0283682.jpg



前にV君が住んでいた家。私もすぐ近くに住んでいて「今家にいる?」と電話してすぐに会えたし、ロシア会館も近かったし、何となくそんな時間がずーっと続くような気がしていました。
a0172884_033972.jpg



今年もまた新緑のトンネルができていて、これはこのままずーっと毎年続きそうな気がしますが、これもやっぱりいつかは枯れて切り倒されるのでしょう。この辺りはチャイナタウンに近いストラスコーナという地域です。
a0172884_035576.jpg

by ammolitering6 | 2015-04-24 00:38 | Comments(0)

我ながら、とんでもない物を買ってしまったと思います。すご~くおいしいインドのアイスキャンデーで、いろんな種類があるのです。この前のときはそれほど色がとんでもなくないのを選んで買いましたが、今度は勇気を出して派手派手なのを買ってみました。子供の頃は舌が青や紫や緑になるほど強烈な駄菓子を平気で食べていましたが、大人になるとなかなか精神的な抵抗を超えられないものです。
a0172884_11513419.jpg



袋から出してみましょう。ご覧ください、この強烈な青!原材料のところを見ると、実は人工的な色素は入っていません。ブルーベリーそのものの色が出ているだけなのですが、ほんとかなあ、と思ってしまいます。本物のブルーベリーの色とこれだけかけ離れているのに人工着色料が入ってないってことがあるでしょうか。そもそも、本物のブルーベリーから出るはずの紫がかったあの色はどこに行ってしまったのでしょうか。

まあ、こういうことをあれこれと考えて食べるべきものでもないのでしょう。それなりにブルーベリーっぽい味もしたし、クリーミーで自然な味でおいしいし、またそのうちに気が向いたら買おうと思います。これまでのところ、ミルク味が一番おいしいようです。
a0172884_11545373.jpg

by ammolitering6 | 2015-04-22 12:07 | Comments(0)

ネズミ供養

ときどきご登場いただくゆかさんですが、その正体はネズミのお母さんです。ゆかさんはこれまでに6匹のラットを飼っていて、それぞれに名前をつけてそれはそれは大事にしていました。あいにくネズミは小さいので寿命も短く、せいぜい3年くらいです。いつの間にか6匹全員ネズミの天国に行ってしまって淋しくなりましたが、ゆかさんが自分の食費を削ってまでもネズミの食費や医療費に回すほど愛情を注いでくれたので、きっとみんな今頃はネズミの天使になってゆかさんのことを見守っていることだと思います。

歴代のネズミたちを小さなガラス絵に収めました。私の特技である鏡文字が光っていますね。下書きをしないでも上手に書けるのが自慢なのですが、ガラス絵を描くときに便利なくらいで、あんまり役に立つことはありません。上下さかさまにも書けるのですよ、と自慢の上塗りもしておきましょう。
a0172884_12141458.jpg



元気だったころのネズミたちの様子をご覧ください。ネズミは苦手、という方も多いかと思いますが、どうもすみません。でも、ほんとに可愛いものですよ。ペット用のラットはとても清潔で、おとなしいし、動きものんびりしています。ゆかさんのようにヒマラヤの塩とレモンを入れたお風呂に入れたり、オーガニックの季節の野菜を取り揃えて食べさせたりすれば、なおさらです。うーん、なんという厚待遇でしょうか。病気になったら、保険が利かないから高額になるのですが、それはゆかさんが身を粉にして働いてまかなうのです。ネズミは脳腫瘍になりやすいらしく、獣医さんはネズミの脳外科手術をしたりするそうです。想像もつきませんね。ネズミの脳外科手術をこなせる医者なら、人間の巨大な脳など目をつぶっていてもできるかもしれません。

ゆかさん、私もとっても可愛いですよ。あいにく尻尾はありませんが、その代わり芸の一つや二つは覚えられる自信があります。ぜひとも飼ってくださいね。

by ammolitering6 | 2015-04-21 12:33 | Comments(2)

高価な半額スムージー

ケールというごわごわした葉っぱを使ってチップスを作ろうと思い立ちました。作り方はごく簡単、油と塩胡椒をまぶして低温のオーブンでパリパリになるまで焼くだけ、というものです。簡単な割にはおいしいし、レストランなどでも人気のスナックです。さて、こうして準備は整いました。
a0172884_1115441.jpg



ところが、誰でも安直に簡単にできる、と思っていたら、とんでもない難関が待ち受けていました。なんと、オーブンの中が煙でモクモクになったのです。下に敷いたクッキングシートは焦げていないし、考えられるのはケールにまぶした油しかありません。オリーブオイルを使ったのが悪かったのでしょう。あわててオーブンを止めましたが、すぐに取り出すためにオーブンのドアを開けたら火災報知機が作動しかねないと思ったので、仕方なく煙が収まるまでオーブンの中に置いておかざるを得ませんでした。

その結果がこちら、低温なのでひどく焦げてはいませんが、やや火が通り過ぎた感のある失敗チップスです。おまけに塩も多すぎたので、とてもじゃないけど食べられたものではありません。
a0172884_11182131.jpg



日なたで見たら緑色が綺麗ですね。このあと、残ったケールを炒めて食べたりもしましたが、どうもやっぱりごわごわしていて、それほどおいしいものでもありません。生でむしって食べるのが一番かもしれないな、と思ったことでした。おいしいケール料理への道は遠いです。
a0172884_11232166.jpg



オンタリオ州に住む90歳くらいのアーティスト友達からカードが届きました。最新作の水彩画を手作りのカードに仕立ててあります。こんなふうに年を取れたら最高だなと思います。
a0172884_11251550.jpg



今朝ダウンタウンを歩いていたら、いつもの美術館前でまたしても何やらのイベントが行われていました。今度は何だ、と思います。
a0172884_11264319.jpg



テントがたくさん出て賑わっていますね。ここで売っているのは何かというと、、、
a0172884_1127562.jpg



なんと、大麻関係のグッズや大麻そのものだったのでした。見ていたら売り子が近づいてきて「大麻入りのクッキーやチョコレートはいかが?」と勧めてきましたが、あいにく私の趣味ではないのです。このイベントはこの後どんどん盛り上がったようで、あとでテレビのニュースで見たら広場を埋め尽くした人々が一斉に白い煙を吐いていました。こういうイベントがあることでも分かるようにバンクーバーでは大麻はほぼ合法状態です。最近は医療用大麻の店があちこちに出来ていて、医療用なんてのは儀礼的な建前に過ぎないのだろうという気がします。
a0172884_11283159.jpg



ところで、実は私は今日もまた吊橋公園に行ってしまいました。遠いのにわざわざ行かなくても、とか、そこまでして年間入場券の元を取りたいかね、とか、理性の一部は異論を唱えます。でも、晴れてるし休みだし森が恋しいし、タダだし安全だし、、、と理屈を並べ立て、結局シャトルバスに乗って出かけたのでした。
a0172884_11342885.jpg



いらっしゃいませ、吊橋へ。観光シーズンになって、大勢の観光客がいます。一人静かに森を楽しむような環境ではないのですが、それはまあ仕方ありません。
a0172884_11374090.jpg



そんな中、あくまで一人静かに森を楽しんでいる人もいます。ここで山道を作る仕事をしているお兄さんです。休憩中なのでしょう。
a0172884_11391621.jpg



一応森の中をちらっと歩き回ったあと、、、
a0172884_1141786.jpg



カフェで高くてまずいコーヒーを買って少々の仕事をしました。場所代だと思えば安いものです。地元民のためのこういう年間入場券って、よそから来たお客さんを案内して連れてきてほしい、そしてお土産もたくさん買って欲しい、という目的があって提供されているのだと思います。私のような奴が持っていても経済効果は全くないし、非常に申し訳ないな、という気持ちはあります。。。
a0172884_11414928.jpg



本日の書斎の窓から見える景色。
a0172884_11475727.jpg



疲れたら青天井を見上げます。理想的な環境ですが、こういう場所は観光のためのものであり、あんまり長居して勉強していたら皆様の目障りになりかねません。結局、ちょっと済ませただけで帰ってきました。勉強するには落ち着きませんが、座って鳥やリスの鳴き声を聞き、谷川のせせらぎを聞く時間は、やっぱりとても素敵でした。
a0172884_114830100.jpg



街に帰ってくると、道端でサラダのサンプルを配っている人がいました。やたらと大きなサンプルですね。お店の中で野菜を育てていて、それを使ってサラダやスムージーを作るのだそうです。
a0172884_11522775.jpg



スムージーが半額になる割引券をいただいたので、それでは、ということで早速行ってみました。
a0172884_11533790.jpg



このお店には自宅で野菜を栽培するための道具を売っているということだったので、モヤシなど作れる小さいのを想像していたら、全然違いました。巨大な冷蔵庫みたいな大きな棚が栽培道具なのです。
a0172884_11543653.jpg



おお、すごい。人工の光の下で身じろぎもせずに育つ野菜たち。。。
a0172884_1156941.jpg



スムージーを頼むと、その場で野菜を収穫して作ってくれます。いろんな種類があって、いくつか味見させてくれました。
a0172884_1157358.jpg



これをミキサーにかけると、、、
a0172884_1158146.jpg



こうなります。値段は9ドルで安くはないのですが、カナダは外食の物価が異様に高いし、これは氷で水増しもしていないし、あれこれ考えると妥当な値段だろうなと思います。半額というのに釣られただけであって、私は日ごろこういう冷たいドリンクはほとんど全く飲みません。これを全部飲んでしまった頃には相当にお腹一杯になり、改めてこれは中身の充実したドリンクだなと実感しました。お味のほうは、材料そのままという感じで、自然なおいしさでした。9ドルプラス税金でこれ一杯に千円出せる気分のときには、また飲んでもいいな、と思います。なお、サンプルで貰ったキャロットケーキ・スムージーというのがすごくおいしかったです。
a0172884_11583775.jpg



それから、馬栗の木に、、、
a0172884_1234353.jpg



花が咲きました。
a0172884_1242142.jpg



こちらは葉っぱ。
a0172884_1244482.jpg

by ammolitering6 | 2015-04-21 12:07 | Comments(0)