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暗いところ

子供たちの今日のおやつはバナナ半分です。一列に並びなさいと言っても全然聞かなかったり、もう一つ欲しがったり、バナナアレルギーだから食べられないという子がいたり。100人近い人数なので、手渡すだけでも大変です。それでも、バナナだとスイカよりずっと楽です。薄切りにしたのを一切れずつ渡しますが、端っこの小さいほうだと2つあげないと不公平だし、しかしその区別をどこでつけるかが非常にものすごく重大な問題です。しかも、子供たちがばらばらに適当に部屋に入って来るので、一切れ食べて2切れ目を貰おうと思って並ぶ子がいるし、そうかと思うとまだ1切れ目も貰っていない子がいます。子供がわんさかいるのにそういうところをきちんと先生たちが見ていないところが、いかにもいい加減なカナダだなと思います。
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まあ、停電だ何だと言いながら結局毎日働いています。早朝6時からだったり、深夜11時までだったり、スプリットシフトと言って数時間の休憩を挟んで朝と夜働いたり、いろいろです。昨日は昼過ぎまで働いて、その後は本来暇になるはずだったのですが、停電のごたごたで結局タダ働きをしてしまいました。まあ、暗闇で一人じーっと座っているより、働いていたほうがマシなのです。それに、私の宿舎は食堂の真上にあります。

朝や夜に往復するときは、大きく輝く星を見ながら懐中電灯を持って歩きます。そうやって歩きながら思うのは、宇宙というのは本質的に暗くて寒いところだなということです。夏などはじっとしていても汗が出たりしますが、明るかったり暖かかったりするのはひとえに太陽があるからです。地球の地熱だってあることはありますが、とりあえず火口も温泉もない森の中では地熱のありがたみは感じません。日が陰ると途端に寒くなります。

もしも太陽がなかったら、真っ暗闇でとても寒くて、一瞬だって生きていられないことでしょう。遠くの恒星は表面温度何万度もあるかもしれませんが、私の身の回りを暖めてはくれません。こんなに暗くて寒いところで、小さな太陽がくれる昼間を繋ぎながら幸せだと思って生きています。

私の仕事場を外から見てみましょう。全面ガラス張りの明るいところがある一方で、ほんの申し訳程度にしか窓がないところもあります。これがトイレとキッチンです。電気がないと昼間でも暗く、停電のときは全く使えなくなりました。巨額なお金をかけた立派な建物なのに、使いやすさの面でもうちょっと何とかならなかったのかなと私はいつも思うのです。
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by ammolitering6 | 2013-10-29 12:53 | Comments(0)

風が吹いた日

今日は小さな台風のように、というほどでもないかもしれませんが結構な嵐になって、木々の葉っぱが舞い散って夢のような情景が見られました。常緑樹も古い葉っぱは明るい茶色になって落ちるので、今日は風に吹かれて細かいキツネ色の葉っぱが窓の向こうにたくさん降っていたのです。太陽の光に照らされたその様子は金色の雪が降っているかのようでした。

しかし、強い風が吹くということはつまり、枝とかが折れて落ちてくるということであり、状況によっては木が倒れたりするということを意味します。
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木が倒れたところにたまたま電線があれば、切れて停電になってしまいます。116名様のお食事をお出ししたあと、皿洗いをしていた午後1時過ぎ、急に電気が止まりました。同時に水道も止まってしまい、動いているのは非常電源に繋がっている冷蔵庫と冷凍庫だけ。今日はたまたまキッチンにシェフが3人もいたのですが、料理らしい料理はできないし、皿も洗えないし、商売上がったりとなってしまいました。オール電化のハイテクキッチンはこんなときには実に脆いものです。

電力会社に問い合わせると復旧は3時半頃だというメッセージがありました。しかし、3時半を過ぎても復旧しません。再び問い合わせると「5時半頃」に変わっていましたが、次はそれが「10時半頃」に変わりました。ということはつまり、明日くらいまで停電ということね、と思い、夕食のお客様16名には古い建物でお出しすることにしました。ここはガスが使えるのです。この写真を撮ったころはまだ明るかったのですが、日が沈むと急に暗くなって気温も下がりました。
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暖房も切れてしまって寒いので、暖炉に火を入れました。本物の薪ですが、しばらくは煙たくて大変でした。
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古い建物には非常電源がないので、こんなふうな発電装置を使います。これで灯せる明かりは少なく、薄暗い中での調理と食事になりました。
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お客様にはいろいろと不便をお掛けしましたけれど、森の中での停電ということで皆さんとてもよく理解してくださいました。せめてもの灯りをということでたくさんのロウソクを灯し、特別にワインとビールもお出ししました。その結果、かなりロマンチックで素敵な雰囲気になって、食事も非常時とは思えぬ立派なものだったこともあって、こんなことなら毎日停電してもらってもいい、と言う人もいたほどです。電気は結局9時15分頃に復旧しました。作業に当たってくださった電力会社の皆様にお礼申し上げます。
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ともあれ、それで思い出したのがこちら、停電のときのお料理の本です。
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ガスも水も使えない状態では難しいと思いますが、こんなのとか、、、
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こんなのが食べられるのであれば、停電していても割と平気かも、と思ったことでした。しかし実際には、スタッフは薄暗がりの中でヘッドライトをつけて作業をしていたので、停電のときに夜になってからこういう手の込んだ料理をするのは実際不可能だと思います。。。

そういえば、もう20年ほど前のことですが、コンピューターの会社に勤めていたときに地下ケーブルが間違って切断され、ビル全体が停電になったことがあります。そのときは社員全員仕事ができなくて、早く家に帰されました。そのとき、電気がなければコンピューターは全く無意味なのだということを実感しました。まあそれで、私はそのときたまたまエレベーターに乗っていて、暗闇の中で閉じ込められてしまいました。本当に真っ暗になるのです。もちろん焦りましたが、幸いなことに、たまたま同じエレベーターに乗っていた人が非常電灯のスイッチの在りかを知っていて、点灯してくれました。私はそのときまで、一部のエレベーターには非常電灯がついているということを知りませんでした。それ以来、エレベーターに乗るとつい非常電灯のスイッチを探してしまいます。このときは結局10分か15分くらいで助けてもらうことができました。階と階の間だったので、少しよじのぼらねばなりませんでしたけれど。本当に、文明の崩壊とはきっかけさえあれば簡単に実現するものだと思います。時間はかかりません。便利な現代文明を楽しむのは構いませんが、不便だったころに実用的だった様々な技術を「もう要らない」と思って捨ててしまうと、大きな悔いを残すことになるでしょう。
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by ammolitering6 | 2013-10-28 14:38 | Comments(1)

ユダヤ人の音楽

忙しいと言いつつ、仕事もせんと音楽を聴きながら別のことをしています。これはスペインのユダヤ人の音楽だそうです。こういう感じの音楽は好きです。

by ammolitering6 | 2013-10-27 05:27 | Comments(0)

こんにちは。ここのところ仕事で忙しくしていました。いつものハードな労働の他に翻訳の仕事が複数入っているのです。まだ大きめの仕事が終わってません。人生には暇~なときもあれば、次から次へと仕事があって追い立てられるときがあるものだなと思います。これは何となく、素敵なおじさまたちが束になって愛をささやいてくださるときもあれば、誰にも見向きもされないときもあるようなことなのでしょう、と言ってみました。現実は如何に。。。

寒くなってきたので、部屋で毛布にくるまって作業をしています。多少の暖房は入っていますが、私は暑いくらいのほうが好きなのです。毛布のラベルをふと見ると、リサイクル羊毛50%、不明のリサイクル繊維50%と書いてあります。知らなかった、繊維ってリサイクルできるんですね。これはかつての校長先生が自分用の山小屋で使っていたものですが、やっぱり細部まで省エネ(という言葉も今は聞きませんね)が徹底してるな、スタッフの給料を節約するのも地球環境のためなのね、と納得したのでした。

ところで、私は先日から個人的な健康ブームに乗って暮らしています。食生活その他の大幅な見直しをして、血行を良くするための体操もして、えーと、他に何をしたらいいかな、と考えているところです。そうは言っても森の中で貧困な食生活をしているので、できることは限られていますけれど。今度バンクーバーに戻ったらヘルスフードのお店に直行しようと思っています。今やっているのは、白湯を飲む、ジンジャーティーを飲む、グルテンと砂糖を控える、ナス科の植物を避ける、肩こり体操をする、金魚運動をする、アウトドアスクールではシャワーしかないので手をお湯に浸して体を温める、などというものです。コンピューターに向かうときの姿勢にも気をつけています。

さて、やや遅きに失した感はありますけれど、こうやってメンテナンスを改善しましたらますます若々しい美貌に磨きがかかることと思います。どうぞご期待くださいませ。
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by ammolitering6 | 2013-10-27 02:06 | Comments(2)

見事な引き際

2、3日前から霧の濃い日が続いていましたが、今日はますますひどくなってとうとう列車の運行にも支障が出てしまいました。ただでさえ上り下りの一本ずつしかない線路の一方が閉鎖され、片側だけでノロノロ運転になったのです。朝の時間帯だったのでものすごく混んでいて、駅員さんたちが声を張り上げてあれこれの指示をしていました。
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森に戻るためのバスにも乗れないかもしれないと心配しましたが、無事にぎりぎり間に合いました。しばらく行くと海が雲海になっていて本当に綺麗でしたが、あいにくカメラの電池が切れてしまいました。残念なことですが、自分がいかにカメラ中毒であるかを再認識したひとときでもありました。夢の中でさえ写真を撮っていることがあるのです。まあ、楽しみに見てくださる方が何人かいらっしゃいますし、ほどほど無害な趣味として続けていこうとは思いますけれど。

ともあれ、森に戻るとバンクーバーの霧が嘘のように晴れ渡っていました。車で1時間ほどの距離ですが、やっぱり気候は違うのだなと思います。そんなこんなで、今日も一日元気に働きました。今は帰ってきて別の仕事に追われているところですが、すべきことをほったらかしてこうして写真日記に逃避しているのでした。。。

そういえば、昨日はお友達のお葬式に行きました。カナダではよくある「偲ぶ会」というタイプのお葬式です。亡くなったのは91歳のおばあさんでしたが、本当に最後までお元気で、数日前に心臓発作で倒れるまでほとんど病院にも行ったことがない方でした。車の運転もしていたし、とてもお洒落で気高い感じの人で、ロシアの婦人らしくいつでもきれいにコーディネイトした服装で、アクセサリーも欠かしませんでした。20年近く知ってますが、きちんとしていないところを見たことがありません。ご主人を早くに亡くしてから最後まで一人暮らしで、美しく整えた家で料理もお菓子作りもしていました。病院に運ばれてからは死期を自覚して娘さんたちに別れを告げ、さらに自分のお葬式について細かく指示をしました。場所は自宅にて、軽食はケータリングを頼んで調達して、というようなことです。

私は大きな赤いバラの花束を持っていきました。普通はあんまりお葬式に持って行くようなものではありませんが、真紅のバラが似合う彼女はきっと喜んでくれると思ったのです。予想通り、今回のお葬式は当人不在の楽しいパーティーとなりました。まあ、数枚の写真と魂で皆と一緒にいらしたこととは思いますが、本当にこれほど素晴らしいお葬式は初めてでした。長い人生を晴れて卒業したこのようなお年寄りの最期は、悲しみというより祝福のときだなということを実感します。娘さんたちも終始笑顔で、お母さんのことを「素晴らしい人生を送って去っていった」と語っていました。こんな見事な幕引きに立ち会うことのできたことは幸せだなと思います。
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by ammolitering6 | 2013-10-23 15:24 | Comments(3)

困難に立ち向かう

先日から、実に面倒、かつ大の苦手とすることをやっています。書類との格闘です。私はほんとにこういうのが嫌いで、泣きたくなります。市役所などに勤めている人はすごい、と思います。私だったら即座に退職していることでしょう。そういうわけで、行ってきましたのはこちらの見るからに陰鬱なビルにある日本領事館です。でも、書類の束を持って行ってみたら警備員のおじさんは優しいし、受付の領事館職員のおじさんも優しいし、人は建物によらないな、と思いました。領事館の警備員は、なぜか日本語の話せないインド(らしい)人です。待合室で日本人のお客さんからの質問に答えたりすることも多いみたいなのに、なぜインド人なのでしょう。ちょっと不思議です。
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領事館の次は警察署に出頭します。行っただけであれこれの悪事がばれてしまうような緊張感がありますが、なんとびっくり、あったはずの警察がないではありませんか。
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仕方がないのでお隣の裁判所に行って聞いてみたら、警察はずいぶん前に引っ越してしまったのだそうです。そうだったのか。知らなかった。。。
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それからはるばると歩いて新しい警察署に行きました。以前の場所は麻薬の取引などの中心地で、よくもまあバンクーバーの人たちは警察のまん前で売り買いをしているものだと思っていました。今日も「マリファナを買わないか」と呼ばわっている人を見たし、薄汚い黒っぽい服装の人々の群れが歩道を埋めているのも見ました。何か用事があってそうしているのか分かりませんが、いつ見ても大勢たむろしているのです。新しい場所は、打って変わって新しい小奇麗な地域です。待合室には椅子もたくさんあって、ただひたすら立って行列していなければならなかった数年前とはずいぶん変わったものだと思いました。
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帰り道、冬眠に向けて食糧を調達しているリスたちを見かけました。書類の心配をしなくていい彼らが心からうらやましいです。昨日も一日中あれこれの書類を揃えるために頭を抱えていたのですが、夜になって見たらやっぱりコピーに不備がありました。仕方が無いので今朝はコピーを取り直しに行って、コピー機の後ろに何か落ちたので取ろうとして金属の突起に頭をぶつけました。このところ減少著しい脳細胞にとって、このような打撃はよろしくありません。

気を取り直して領事館に向かいましたら、ロビーに着いてみてからコピーが一枚足りないことに気がつきました。領事館ではコピーサービスをやってないのでコピー機を探してドラッグストアに行ってみると、今日は壊れているとのこと。仕方がないので他を探しても、あんまりないのです。数軒あたって全部駄目で、印刷屋さんを見つけたので聞いてみたら「できるけど1枚3ドルです」とのお返事です。それはいくらなんでも高すぎます。ようやくG&Tという文房具屋さんで見つけたときには嬉し涙が出そうになりました、ほんと。

それから領事館に戻って今度こそ用事を済ませ、それからさらに警察へ行って先ほどのような長旅をする羽目になったのでした。ある書類を手に入れるためにはたくさんの書類を揃えねばならず、その書類を揃えるのに別の書類と証明書が必要で、それを手に入れるためにはさらにもっと別の書類が必要で、、、という循環があります。しかも昨日はそれをインターネットであれこれやっていて、「このサイトはメンテナンスのため明後日まで使えません」というメッセージを頂いたりもしました。こうなるともう目的の書類を得るのは永遠に不可能であるような気がしてきますが、なんとかくじけずに目的を達成したいと思います。。。
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by ammolitering6 | 2013-10-22 08:33 | Comments(0)

松茸ご飯

昨日、Sさんからたくさんの松茸ご飯を頂きました。どうもありがとうございます。私はその辺に生えているキノコを食べることはあっても、高い松茸をわざわざお店で買って食べたことは一度もありません。ずーっと前、15年くらい前に誰かが山から採ってきたのを貰って食べたことはありますけれど。さて、その珍しい松茸ご飯、おかげさまでとてもおいしかったです。昆布だしの自然な香りも良くて、松茸の歯応えが楽しい秋の味覚でした。
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いつもいろいろと頂戴しておりますが、こちらのペンギンの皆さんもSさんのお宅から遠路はるばる行進してきました。そういえば、私の母はペンギンが好きではありません。遠い南極にいるペンギンが彼女に何をしたというのでしょう。いわれもなく嫌われたペンギンの心痛を思うと私はいたたまれない気持ちになるのでした。。。
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by ammolitering6 | 2013-10-21 07:49 | Comments(1)

秋の散歩 2

Sさんのお宅に着いたら、12歳になる大型犬クーパー君が出迎えてくれました。しかし彼がまっすぐに見つめているのは私ではなく、、、
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私の横にあるお菓子なのでした。Sさんのお友達が作ったメキシコの結婚式のお菓子だそうです。それをカナダで普通の日に食べてもいいものでしょうか。いけないのかもしれない、と思いつつも食べてみましたら、さくさくしておいしかったです。クーパー君、分けてあげなくてごめんね。
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食事の後で買ったものというのはこちら、再び雨靴です。税込み140ドルと少々値段が張るのですが、特殊な布でできていて、とても柔らかくて軽いのです。とても雨靴とは思えない履き心地です。布なのに完全防水の雨靴なのはなぜかというと、層になった布の真ん中に特殊な防水のシートが入っているからだそうです。この前買った雨靴はちょっと重くて、向こう脛にもちょっと当たるし、森で動き回って働くにはあんまり良くありません。それでも我慢しようと思っていたのですが、これを見つけてほんとに良かったです。こちらの商品です。日本ではまだ取り扱ってないようですが、そのうち入ってきたらぜひとも試し履きしてみてください。びっくりするほど軽いし、それに暖かいです。Sさんのお宅から家までこれを履いて1時間半くらい歩いて帰ったら、さすがにいつも履き慣れたランニングシューズほど歩きやすくはありませんが、それでも長靴にしてはとても歩きやすかったです。
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普通の靴も買いました。実は私はランニングシューズ1足とブーツ1足以外の靴を持っていなかったのです。前に履いていた普通の靴は、何の恨みがあるのかと思うほど毎日毎日履いて、とうとう履きつぶしてしまいました。この靴も同じ運命を辿るのかと思うと気の毒な気がします。
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Sさんのお宅では新作の抽象画を見せていただきました。ビジュアルなのに楽しげで涼やかな音が聞こえてきそうな作品です。私も何か描きたい気持ちになったところで、そろそろおいとまいたしましょう。赤い並木がある広場は、、、
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実は墓地なのでした。
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どんなに広くても、ここで象やラクダを放飼いにしてはいけません。
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途中で教会の横を通りました。
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金色に輝くイエス様。
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マリア様もいらっしゃいます。私はキリスト教徒ではありませんが、神様に近付くことを助けてくださるイエス様やマリア様をとても有難く感じています。楽しい一日をご一緒くださったSさん、ありがとうございました。人生はどうも楽しいことばかりではなく、神も仏もあるものかと思えるような現実は日々目にするものです。それが私に直接関わることもあれば、関わらないように見えることもあります。流れる空気の海の底で、お招きがあるまで生きています。お迎えという言葉がありますが、遣いの方がわざわざ来てくださるのでしょうか。それとも、とりあえず受け付けまでお越しください、という感じなのかな。それから「次の方、進路指導室へお入りください」となって、「そうですねえ。これくらいの成績ですと、やっぱりもう一度1年生をやり直したほうがいいでしょう。今度こそ進級できるようにがんばってください」と言って再び現世へ戻されるのです、たぶん。そして世界のどこかで今度はたぶん葉太郎君となって人生一からやり直し。うーん、それはぜひとも避けたいところですが、どうなることでしょう。。。
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by ammolitering6 | 2013-10-20 12:33 | Comments(0)

秋の散歩

昨日、イタリア系の八百屋さんで柿を買いました。イタリア人も柿が好きで、たくさん袋一杯買っている人をよく見かけます。
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しかし、これが残念ながら全然おいしくないのです。柿独特の歯応えも風味もありません。味の薄い、硬めのマンゴーという感じでしょうか。一年に一度は何となく買ってしまいますが、そのたびに儀式を済ませたような気持ちになります。
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昨日のゴールド石鹸を使ってみました。金色っぽくて、よく見ると細かいキラキラが入っています。これがきっと金なのでしょう。泡立ちも良いし、香りも上品です。こんな上等な石鹸で顔を洗っているとまるでクレオパトラになったような気分です。成果の程はと言えば、手遅れ気味の肌も心なしかつるつるになった気がします。
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バンクーバーに戻ってから連日遊び歩いていますが、今日はこちらのレストランに行ってきました。バンクーバー市内のキツラノ地域にあるザ・オークウッド・カナディアン・ビストロです。
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食べ歩きが趣味のお友達Cちゃんが太鼓判を押して勧めてくれたところです。大きくもないお店ですがバーもあって、カクテルもタップのビールもまあまあ充実しています。テーブルは20台弱というところでしょうか。今日はいつもご馳走してくださるアーティスト友達のSさんと一緒にブランチに行きました。ブランチは週末だけで、10時から2時45分までです。人気のあるレストランということなので早めに10時半に入りましたが、大正解でした。しばらくするとすっかり席が埋まってしまったのです。隣のテーブルとの間はあまり離れていなくて、話し声と音楽で店内の音量はやや高めですが、会話に困るほどではありません。活気があって賑やか、という雰囲気です。
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最初にコーヒーを頼みました。出てきたのは小さめのマグで、クリームと砂糖を入れて混ぜたらスプーンを置く場所がありません。ちょっと不便なのですが、フォレッジもそうだし、他にもバンクーバーではビストロ系のカジュアルなレストランはなぜかこうすることが多いです。(でも「ビストロ」という名前は、家庭的な気楽な雰囲気の中で家庭的な料理を手頃な値段で出す、要するに大衆食堂という本来の意味をすっかり逸脱して使われていることも多いです。)

細かいことですが、マグの向こう側にクリームが上から下まで垂れて固まった筋が付いていて、ちょこっと気になってしまいました。カップを変えてくれと言うほどではなかったのですけれど。
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フォレッジとほぼ同程度の価格帯で似たようなアイテムが並んでいるメニューからSさんが選んだのはこちら、アスパラガスのオムレツの芽キャベツのサラダ添えです。確か16ドルでした。チーズソースもかかってますね。大きなお皿に十分なボリュームで出てきて、味も良くて、しかも向きが、向きがきちんと正しく前を向いています!信じられない、、、と思って感動を禁じ得ません。
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私のはレモン風味のマルカポーネチーズをはさんだフレンチトーストです。これもきちんと正面を向いて出てきて、量も十分過ぎるほどだし、何よりフレンチトーストらしく中までしっとり柔らかくて外はカリカリ香ばしい仕上がりが嬉しいです。12ドルなので別にすごく安いというものではないのですが、カナダのビストロとしてはビジュアルも味も量も十分に値段相応のものだと思います。週末のブランチがごった返すほど人気なのもうなづけるな、と思いました。Sさんは後でデザートを頼もうと言ってましたが、料理だけで十分でした。
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この枝(?)はお勘定書きが挟まっていたものですが、ここではメニューが挟まっています。メニューには珍しい食材を簡単に説明してあるし、食材を作っている近郊農家の名前も、料理長の名前もあります。ベジタリアンのオプションが少ないのがちょっと残念なところですが、シーフードと卵のものもあるので、最近あまり厳密に菜食をしていない私としては嬉しいです。サーバーもみんな感じが良くて、これはすごくいいところを見つけた、と思ったのでした。ディナーメニューはブランチより菜食アイテムも多いし、Sさんとぜひまた行こうと話しているところです。
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キツラノ地域というのは高級住宅地で、商店街にもお洒落なお店が並んでいます。食事の後でぶらぶらして買い物をしたり、ウィンドウショッピングをしたりしました。園芸店の前はすっかり秋色です。
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クリスマス色になっているところもあります。
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健脚のSさんとご一緒に住宅街を歩きました。家々の前にはハロウィーンの飾りが出ています。Sさんは2時間近く離れたご自宅まで歩いて帰るとおっしゃいます。それじゃあ私も途中までご一緒して、あとはバスで帰ろうと思いましたが、「うちまで来たら松茸ご飯があるわよ」とおっしゃいます。エサで釣ろうとしていらっしゃるのです。その手に乗るべきだろうかと考えると、答えはあっさりと決まりました。これを断る手はありません。
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木々は本格的に秋色です。
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紅葉のトンネル。
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カナダの象徴があっちにもこっちにも落ちています。
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落ち葉の絨毯ができています。
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家の前にギターを何本か置いて売っている人がいました。買いませんか、と言われましたが、あいにくギターは弾けません。話していると、彼の飼っている猫が出てきました。どちらかというと、私はギターより猫を買いたいです。あいにく猫は売り物ではないということで断念しましたが、昔飼っていたシャム猫を思い出して懐かしかったです。
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途中の庭先にアマニタがたくさん生えていました。
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不思議の国のアリスに出てくるキノコはやっぱりこれなのだろうなと思います。おとぎ話や妖精が似合うデザインですね。暗い土の中からこんなのが出てくるというのはほんとに驚くべきことです。
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インクキャップもありました。新しいときにバターで焼いて食べるととてもおいしいです。このキノコがなぜ「インクの傘」と呼ばれているかというと、、、
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ご覧のように、古くなると傘が溶けて黒いインクのような液体になるからなのでした。
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傘の裏が細かいスポンジのように見えるキノコもあります。これは確か食べられるキノコなのですが、実際にはキノコの大半は別に少々食べても毒にも薬にもならないそうです。無害でおいしいのが一部あり、死ぬほど毒なのが一部あり、それぞれに似たのがいろいろあり、それですごく紛らわしくなるのです。私はそのへんに生えているものを何でも適当に食べる癖がありますが、そのうち痛い目に遭うかもしれませんね。気をつけようと思います。
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きれいな紫色の花がありました。英語では「修道僧の頭巾」、日本語ではトリカブトだそうです。そうか、これがかの有名なトリカブトなのですね。鳥が被る兜、ということでトリカブトだそうですが、お坊さんの頭巾というイメージのほうがどことなくおどろおどろしくて似合います。
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紫といえば、ムラサキシキブもありました。綺麗ですね。
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途中の公園にやたらとおもちゃがたくさんある遊び場がありました。ここは近所の人たちが要らなくなったおもちゃを置いていくことで有名なのだそうです。増えすぎると市役所の人が来て持って行きます。
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by ammolitering6 | 2013-10-20 11:35 | Comments(0)

今日はお友達と近所へ朝ご飯を食べに行きました。すべてがヒッピー風のお店で、シェフもそのへんのお兄ちゃんという感じの若者です。大きな黒板に読みづらい文字でたくさん書いてあったメニューから選んだのは豆腐スクランブル。いったいどんなものが出てくるのだろうと思ったら、ご覧の通り、豆腐とジャガイモを炒めたものがお皿に山盛りで、トーストも厚いのが2枚も出てきました。お味のほうは、これはもうそもそも問うてはならないのだと思います。飢えたヒッピーたちのお腹が安く一杯になるかどうか、それがすべてなのです。

とは言え、ボリューム以外の取り得といっては思い当たらないこんな料理で7ドル50セントというのは別にすごく安いわけでもないとは思いますが、カナダは物価が高いので仕方がないのかもしれません。なお、昨日のフォレッジとは目指すところが全く違うので、比べることはしません。料理はどうあれ、Aさん、おかげさまで楽しかったです。時間を取ってくれてありがとうございます。
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午後はまた別のお友達とお喋りなどしていました。近所を歩いてお店をひやかし、八百屋さんでキャベツなど買い、おやつにワッフルを食べました。私のはリンゴとカマンベールチーズとアボカド、Cちゃんのにはベーコンも乗っています。これがとても良い組み合わせでおいしかったのです。Cちゃんのおごりなので、なおさらおいしいです。どうもありがとう。
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八百屋さんの外にやたらと緑色のトラックが停まっていました。ナンバープレートはNON-GMO、「遺伝子組み換えでない」と書いてあります。植木鉢をたくさん積んでいるのかなと思ったら、、、
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なんと、荷台にそのまま土を入れて植えてあるのでした。びっくりしましたが、いい宣伝にはなりますね。
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八百屋さんでゴールド石鹸なるものを見つけました。24カラットの本物の金が入っているのだそうです。ふーむ、これで洗うと黄金に輝く肌になるのでしょうか。最近、凝っているというほどでもありませんが何となく好きなのは石鹸です。それほど山ほど消費するものでもないので、ちょっと上等のものを買ってみているのです。今のを使い終わってから次のを、というふうにすると、これを使うのもいつになるやら分かりません。他にも順番待ちの石鹸が二つもあるのです。そしたらやっぱり、いくつか一度に開封してその日の気分で使い分けるというのがいいかな、などと考えているところです。
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そういえば、先日古本屋さんでこんな本を買いました。シュリー・チンモイというお坊さんが書いた瞑想の本です。教えの基本的な哲学は肝心な点が私の考えとは根本的に相容れないのですが、瞑想の手法そのものは明快で分かりやすいです。ふむふむ、そうか、と思いつつ、しかしなかなか腰が重くて実行しないのですね、これが。理想としては、朝早く起きて身を清め、晴耕雨読と瞑想と祈りで一日を過ごし、日が暮れたら寝てしまう、という人生でありたいと思っています。なぜ全然そうならないのかなと思うと不思議でなりません。。。
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by ammolitering6 | 2013-10-19 10:32 | Comments(0)