今日はロンドン4日目です。昨日は一日中あちこち見て回って脳みそがくたびれていたのか、起きるのが遅くなってしまいました。10時過ぎに下りていくと、朝食ルームが満員です。やっぱりロンドンに遊びにくる人はパブ巡りだ観劇だと夜遅くまで出歩いていることが多いのでしょうか。
朝ごはんは今日も無料のコンチネンタル。ちいさい瓶に入っているのはブルーベリーヨーグルトです。チョコレートマフィンはぱさぱさして、あんまりおいしくありませんでした。今日もバスに乗ってでかけます。これは後ろのドア。
拡大図。拡大するまでもないものではありますが、一昔前のイギリスに行ったことのある人なら、何かが違うぞ、とお気づきになるかもしれません。そう、ドア、ドアがあるのです。それがどうした、バスにドアがあるのは当たり前ではないか、と普通は思うとおもうのですが、、、そんな常識が通用しないのがかつてのイギリスでした。つまり、これは新型で改良版のバスで、2005年を最後に使用が禁止された旧型のバスには後部出入り口にドアがなかったのです。
ということは、バスを追いかけて走って、うまいこといけば飛び乗ることもできる、というわけです。それは良いアイディアですね、と思うものの、うっかりすると走ってるバスから転げ落ちるという危険もあるわけです。そりゃそうでしょう、としか言えません。改良版が導入されるまでに一体何人の人が転げ落ちて怪我をしたり、死んでしまったりしたことでしょうね。某氏と私はおのぼりさんなので、もちろん必ず二階に座ります。前の席のおじさんとお兄さんは連れ同士なのでしょうか。二人で座ると狭い座席が一杯になって、ちょいと揺れたらおじさんが落ちそうです。あちこち空いてるんだから一人ずつゆったり座ればいいでしょうに、と私は親切に思うのでした。
二階建てバスは高いですね。ごらん、人がゴミのよう。。。しかしこれはいったいもともと何の言葉でしょうね。
工事の様子も上から見ることができます。
なんか高い塀が続くなあ、大きな銅像があるなあ、などと呑気に見ながら通り過ぎて、あとで地図で見たらバッキンガム宮殿でした。女王さま、近所まで来ながらご挨拶にも伺わず、たいへん失礼いたしました。
宮殿もすごいけど他にもすごいところがあっちこっちにあるので、うっかりしてると宮殿を見過ごしてしまうような、とんでもないところなのです、ロンドンは。
これが宮殿です、と言われても納得してしまいそうなこちらの建物は、、、
ロイヤルアカデミー・オブ・アートというところ。国立の美術学校で、美術館も併設されているそうです。立派な門だけ拝見して、、、
お向かいのこれまた重厚な建物に向かいます。
私たちが入ってもいいのだろうか、と思うような扉を通って入れていただきます。門番がいて止められても仕方がない、と思いますね。ここはフォートナム&メイソンという高級デパートなのです。
入ったらさっそく地下の食料品売り場に行きました。フレンドリーなおじさんがオイスターを売っています。
写真を撮っただけでここでオイスターを食べたわけではないのですが、立食用のテーブルにはこんなお洒落な飾りがありました。各テーブルに同じものがありましたが、この真珠は本物ということはありませんよね、さすがに。。。しかし、もしかしたら本物かもしれない、と思わせてくれるようなデパートなのです。
ウイスキー売り場。
卵は常温で売るのがイギリス風。
お惣菜売り場にはパイやタルトが充実しています。
イギリスのパイって、見たところこういう形のものが多いような気がします。
何も買わないまま、立派な階段を上って1階に戻ります。イギリス式だと地階で、日本では2階にあたるところを1階と呼びます。
階段を上ったところにはやっぱり門番がいました~!やっぱりこういうところに着た切りスズメで忍び込むのは申し訳ない気がします。
キャンディー売り場。
可愛いお菓子がたくさんあります。
夢の世界みたいですね。実際にこういう夢を見たことがあるわけでもないのですけれど。
蜂蜜とジャムの売り場。
この薄い青緑の色がこのデパートのテーマカラーです。