生の営み

熟女趣味がいたかと思えば、今度は幼女趣味!?君たちはほんとにもう~!!!と私は今日も悲鳴を上げていたわけですが、今度は大きめの若いオスが小柄なメスと無理な交尾を試みていたのです。ただ、小柄ではあっても彼らはみんな同じ頃に生まれた子供たちなので、幼女に見えても小柄なだけの若い女性なのです。

タニーちゃんはアップルスネールという種類で、全体的にはメスのほうが多少体が大きくなる傾向があります。しかし人数の少ない限られた社会では小さなメスも大きなオスもいて、恋の季節となった今、若者たちは相手かまわず手当たり次第に子孫繁栄の努力をしているのです。

それにしても、と私は今さらながらに思います。動物番組など見ているとオスたちは本当に命を掛けて戦ってメスを求めます。彼らの人生の最大の目的はメスを得て子孫を残すことで、つまり生まれてきた子供たちはオスの人生の目的が具現化した至上の宝物なのです。

しかし、そういう完全無欠のゴールであるはずの子供たちは、親と全く同じように死に物狂いで次の世代を目指します。そして次へ、次へ、とずーっと繋がって、要するに一つの体だけでは寿命が足りないから幾つも幾つも使って先へ進もうとしている何かがいる、という様相を呈しているのです。その何かというのは「誰」なのでしょうか。

それはまるで、端っこから順番に落ちていく橋の板があって、その橋の上で絶対に落ちまいとして走り続けている人のようです。落ちてしまった橋板の人生とかいうのは本当にどうでもよくて、ただただ先へ、先へと脇目も振らずに進み続けます。

そうであれば、その先にはいったい何があるのでしょうか。命を繋ぐことが命の存在する目的であるなら、繋いでいった先に何もないはずはない、と思うのです。でも、私がどう思おうが宇宙はそのうちに終焉を迎えるのだろうし、そのときには必死にそこまでバトンを繋いで生き延びた命のご褒美は単なる死、これまでにいくらでもあった死、珍しくも何ともない、何だったんだ?と思えるような死であるはずなのです。

走り続けていた人は、何にもなくなったところで最後の橋板を下りて何をするのでしょうか。そして、落っこちていく無数の「命」(と思えていたもの)はどこに行って、そこでどうなってしまうのでしょうか。そして、生き延びようとする個々の命の衝動と子孫を残すためには命を捨てるという行動とは大いに矛盾します。同じものとは考えにくいので、「自分」だと思っているものは実はいつだって自分じゃない誰かと一緒にいるのです。

覚えている限り私はそういうことを7つか8つの頃からいろいろと考え巡らせていて、今もまだ考えています。もちろん結論は出ようはずもありませんが、やはりここは太古の聖典に拠り頼むのがよろしい、と結論づけるだけの知恵はあったので、それはとても幸いなことだと思っています。
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Commented by みち子 at 2018-01-28 05:19 x
私は、人を含めて動物が世代から世代に命(というか genes )を伝えていくことを、葉子さんのように考えたことはありませんでした。生き物が誕生したとき不幸にも(あるいは幸運にも)命に限りがあったので、やっぱり一代だけで途絶えてしまうのはもったいないと(神様が思って??)世代を伝える方法が出来たらしい くらいにしか私は思っていませんでした。「思っていませんでした」と言っても 葉子さんの書いたのを読んで 今思っただけで 特に考えたこともなかったです。

「その何かというのは「誰」なのでしょうか」? 別に誰でもないでしょう。命をつないでいった先は何があるんでしょうね。とくに何もないと思います。

「個々の命の衝動」は「子孫を残すためには命を捨てる」ことと矛盾しているのではなく、子孫の残すために 個々の命が必死に生きているのでしょう。だから生殖が終わったら そこで死んでしまう動物もいます。

自分の genes が遠い先祖から私に受け継がれてきて、(子供がいる場合は)再び 子孫に延々と受け継がれていくと思うと、ちょっと不思議な気がします。受け継がれていった子孫の genes に目があって 未来の世界を見られたら どんなに面白いだろうと思いますが そうはならないでしょうね。
Commented by ammolitering6 at 2018-01-28 15:34
みち子さんらしいあっさりした考え方で面白いですね。さて、正解はどうなのでしょう?こればっかりは2度や3度死んで生まれ変わったくらいでは分かろうはずもありませんから、タイムマシーンの発明を待つか、四次元でも異次元でも行ける手段を手にするしかないのでしょう、きっと。

私はほんの7つや8つの頃に時間や生命の存在意義を真剣に考える子供だったのです。子供ならではの疑問だったのかもしれませんね。自分では自分が考えてると思っていても、実はご先祖の遺伝子が考えていたのかもしれません。
by ammolitering6 | 2018-01-25 09:33 | Comments(2)