今日、ふと見ると大きい白ちゃんの殻に何やら白くて楕円形のものがいくつかくっついています。何だろう???何か変な寄生虫じゃあるまいか???と思っていたら、、、
うーむ、草にもところどころ同じものがついています。これはもしかしたら、、、
そう、なんとこれはシマちゃんの卵だったのです!シマちゃん、いつの間に、、、
調べてみると、残念ながらこの卵はうちの水槽の条件では孵化することができず、ずーっとこうしてくっついたままになるそうです。というのは、シマちゃんはもともと汽水と言って淡水と海水が混じる河口のあたりに棲むタニシで、卵はそういう場所で特定の条件が整ったときに孵るそうなのです。
その特定の条件というのは河口に海から塩水がどっと流れてきたときで、それで透明な幼虫になったシマちゃんは海に流され、そこで大きくなって河口に戻ってくる、という人生を辿るのです。ということは、こうやって淡水の水槽で暮らすのであれば絶対に孵化などできないわけです。
シマちゃんはペットショップからやってきましたが、もともとはどこかの誰かのおうちで孵ったものです。その人は汽水などという難しい条件をどうやってクリアしてシマちゃんを育てたのでしょうか。水槽道はなかなか厳しいです。
大きいシマちゃんがツートンの上に乗っかり、かわいそうにツートンは転んでしまいました。ツートン!大丈夫!?
しかしツートンはやがて自力で体勢を立て直しました。シマちゃんと違ってタニーちゃんは運動神経が優れているのです。それにしても、つやつやした子供たちと比べてツートンの殻の悲惨なことと言ったら、、、かわいそうに、ツートン。私にはもうどうしてあげることもできないけど、せめてカニのごはんをたくさん食べてカルシウムを補給してね。
久しぶりにお散歩をしました。今回もまた捕まったのは大きい白ちゃんです。私としてはタニーちゃんは楽しくお散歩をしていると思いたいのですが、弟にそう言うと「逃げてるんじゃないのか?」と冷静な返事が返ってきました。もしかしたら、もしかしたらそうなのでしょうか、、、?