やっほ~!と呼ばわったらこだまが返ってきそうなほど閑散としたモールですが、歩いている途中でくたびれたなら休む場所には事欠きません。ただ、くたびれ果てて倒れてしまった場合には誰も通りかからなくて発見されない、という恐れがあります。
人間はいませんが熊はいます。
サギもいます。
狼も。。。助けてくれるかな?
たくさんあるベンチはそれぞれに工夫を凝らしたデザインになっています。
天井の模様もいろいろで、全体的に原住民のデザインを強く主張しています。
しかし、やっぱりどうも良さが分からない。。。
地上と天上を繋ぐデザイン。
鮭とカニ。何なのか分かりやすいデザインはいいですね。いろいろ見ながら歩いていると楽しいのですが、床の表面に使ってある素材の中には私の靴の底とくっついてしまうようなものがあり、こういう木の床になっている部分では何度もつっかかって転びそうになってしまいました。
何にもない平らなところですっこけたら単に私が鈍いだけだということで済んでしまうとは思うものの、これがお年寄りであれば本当に転んで怪我をするかもしれないし、既に誰か転んだ人がいるんじゃないかとちょっと不安です。
方向案内板がいっぱいついてるベンチ。
これは何をイメージしてあるのかな。
雪山をイメージしたらしい飾り。
これはマウンテンバイクなのでしょうか。
天井に水面があって釣り針が浮いてるということは、、、そう、獲物は私たち客だということです。ちゃんと引っかかってあげないとこのモールが立ち行かないことになるのですよね。。。
丸いもの。
しかしまあ、これじゃ本気で心配です。このモールではスタッフも原住民を優先的に雇用しているそうだし、今日はたまたまものすごく空いていて、いつもならもっと混んでいる、ということを願っています。
モール全体をぐるっと回る途中にフードコートでSさんにご馳走していただいてお昼を食べ、それからさらに歩いて(途中でちょっと迷って)最後まで回りきってからクッキーとコーヒーで休憩しました。ということは、運動して消費した分のカロリーはランチとクッキーで取り戻して余りある、というわけです。
これじゃあいけない、わざわざ運動しにきた意味がない、ということで意見が一致して、さらにもう一周歩いてから帰りました。これは外に出たところにあった変な彫刻。現代彫刻というのは変なものが多いですね。
帰りは迷わずにすんなりと家にたどり着くことができました。この日、モールの経営が心配だ、心配だ、と言いつつ、私が買い物をして貢献したのはたったこれだけでした。まことに申し訳ございません。自然素材の靴下ばっかりまとめ買いしたのです。たくさんあるほうは竹繊維で作られています。
一つだけ試しに買ってみたのはメリノー種の羊毛の分厚い靴下で、1足ごとに1ドルが識字普及のためのチャリティーに寄付されるそうです。
私は肌に触れるものは自然素材でないとほんとに着心地が悪くて嫌なので、デザインよりも何よりも素材優先です。でも、実際に手元にある洋服はどんなのがあるかと眺めてみると、誰かに貰ったものとか古着屋さんで安いから買ったものとかばかりで、自分のスタイルや組み合わせやすさなどを考えてちゃんと良い物を選んだという経験は全くありません。
体は一つしかないのだから着るものばっかり何着もあってもどうしようもない、という気もするわけですが、一方ではやはり貰い物の寄せ集めばかりではあまりにも主体性に欠けるのではないかという気持ちもあります。
それでいつからか、予算を取って衣類をちゃんと見直して揃えたいという気持ちが募ってきていて、どんなのがいいかなあとぼんやりと考えていたのですが、このお店はそのためのちょうどいいスポットになりそうな気がします。Sさん、今日は一日しっかり迷って歩いて楽しかったですね。また遊びましょう。