今度は大きいタニーちゃんが水浴びをしていましたが、やっぱりとても大きいので水遊びの仕方もダイナミックで、噴出し口に体を押し付けてしまうので水が流れているのが見えなくなるほどです。ずいぶん水面から体を乗り出していますが、卵を産みそうな気配はありません。身体測定をしてみましょう。大きいタニーちゃんがぐーんと伸びたら、なんと7センチもあります。
大きいタニーちゃんは水槽に入れた偽物の竹を抱え込んで齧っています。後ろに柔らかくておいしいキュウリがあるというのに。。。体の前半分を腕のように使って抱えているのですが、こういう様子を見ると、タニーちゃんが田んぼで植えたばかりの稲の苗を食べてしまうというのがよく分かりますね。
今日は大きい白ちゃんを磨きました。大きい白ちゃんと大きいタニーちゃんは、二人とももともと殻の状態が良いので、苔はあまりついていません。でもやっぱり少しずつ増えてきたので、あまりこびりついてしまわないうちに取ろうと思ったのです。
みどりちゃんや白ちゃんは苔取りをするとショック状態になりますが、大きい白ちゃんは堂々としたもので、私に捕まってゴシゴシされても完全に殻を閉じてしまうことさえせず、もちろん殻が透明になって青ざめるということもありません。そして、殻掃除が終わったらすぐにもぞもぞと動き出したのです。やっぱり大きくて図太いタニシは根性が違いますね。偉いぞ、大きい白ちゃん!小さいみんなも大きい白ちゃんをお手本にしてたくましくなろうね。
タニシの卵については、あとになってからいろいろと知ったので、今回はもう孵化しないかもしれません。でも、湿気を保つためにとりあえずこんなふうにしてみました。
落ち着いて考えてみれば、今の私の元にたくさんの子供タニシが生まれたら、場所もないし世話もしきれないし、かなり困ったことになるのです。タニシが生まれるところを見たい、という自分勝手な好奇心に突き動かされていたのですが、今後は頭を冷やして卵はできるだけ生まれないような環境を維持していこうと思います。