赤ちゃんたちがだいぶ大きくなってきて、もう赤ちゃんというより小学生くらいになったようなタニーちゃんもいます。個体差はけっこうあって、これでも既に3倍近いくらいの差があるように見えますが、もっと小さいのもいます。卵の塊が孵ったのは2回しかなくて、それもほんの4~5日しか差はないので、どうしてこんなに大きさが違うのか不思議です。
一番大きい子供タニーちゃんたちは、呼吸管が発達し始めました。この写真で触角の右側のほうにある煙突みたいなのが呼吸管です。今日は水面近くでこれを出して一人前に呼吸をしているところも目撃してしまいました。タニーちゃん、小さいのにやっぱりちゃんと立派なタニシなのです。
ところで、この写真だと殻の縁というか出入り口というか、そこのところに規則的に突起が並んでいるのがよく分かりますね。これは大人にはないので、子供の頃の独特のものなのでしょうか。
貝にはときどきずいぶんとげとげした種類のがありますが、そういうのの名残なのかもしれません。