キノコクラブに行きました 2

JさんとCさんが筋肉勝負でキノコと格闘している間に、私はJさんの裏庭を歩きました。いいなあ、歩き回れるような広さのある庭があるなんていいなあ。。。世話をするのは大変そうなので、私には植木鉢の庭がちょうどいいのかもしれませんが。
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メープルの木に這わせたブドウもあります。こうやって自然になってツルの上で熟れたブドウはおいしいでしょうね。また秋になったらふらりと訪れなくてはなりません。
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濃厚でとてもおいしいラズベリーもあります。パックで売ってるラズベリーとは別物のベリーと思えるレベルのおいしさです。Jさんは前庭や歩道脇の緑地にもいろんなベリーを植えていて、それももともとこのあたりに自生しているベリー類が主です。都会で急速に壊れていく、というか、既にもう原型を留めないレベルに壊れてますが、そうやって打撃を受けている生態系を少しでも助けるべく、ご近所の皆さんにもそういう自然な食料となる植物を植えることを勧めていらっしゃいます。

学識と行動力を兼ね備えたJさんのような方がこういう動きを推進なさるのは素晴らしいことだと思います。そうやって少しずつ環境が修復されていけば、もしかすると、いつかはバンクーバーの住宅地にも蝶などの生き物が戻ってくる日が来るかもしれません。
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ゆかさんにいただいた珍しいキノコは、メープルミルクキノコというもの。英語ですが、こちらのサイトの記事が面白いです。名前の通り、メープルの香りがするし、ミルクっぽくもあって、甘いのでお菓子の材料にするというキノコです。

さきほどの猿の腰掛ティーも甘みがありましたが、これはCさんによれば木のセルロースが分解されて糖になってどうのこうのという理由によるのだそうです。セルロースというのは紙の材料で山羊のエサだと思っていましたが、たしかに繊維そのものなのに、どうにかして分解すると糖になるのですね。山羊はすごいです。
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Jさんが各種の豆と各種のキノコで作っていた煮込みにメープルミルクキノコも入れて、カレーとオリーブオイルと塩で味付けしました。見た目は全部茶色ですが、味は自然でおいしいです。キノコは黒と白のキクラゲが入っていて、やや煮込み過ぎてとろけていました。

メープルのは自然に馴染んでいましたが、なじみすぎてせっかくのメープルの香りを楽しむことはできませんでした。Jさんがキノコの香りを嗅いで「これはカレーと合うはず!」とおっしゃったのでその通りにしたのですが、これはやっぱり甘いお菓子にして味わったほうがいいと思います。まだ残っているので、クッキーにしてみるつもりです。
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豆の煮込みはまだ残っていたので、Jさんはトマトソースやニンジンも入れて濃いパスタソースにしました。私はそのまま食べましたが、これもおいしくて、バターを塗った黒パンと合うだろうな、と思いました。JさんもCさんも、自然の中から食べられるものを集めてきて食べるのが大好きだし、知識が豊富なので間違いも(たぶん)ありません。それに、いろんな文化のいろんな食べ物を味わうのも好きなので、こういう人たちは世界中どこに行ってもとても充実した体験ができるだろうなと思います。
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それではこの日の次なるプロジェクトに取り掛かりましょう。キノコの菌の植え付けです。これはレイシ(霊芝)の菌。
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短い木の棒に菌が生えていて、白っぽくなっているのは菌です。
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もう一つの菌もあって、これはライオンズメイン(ヤマブシタケ)という全体が白いひげの塊になるようなキノコ。でも、あんまり菌が生えてないように見えますね。大丈夫なのでしょうか。。。こちらは日本語でいろいろ説明してあるので、よかったらご覧ください。
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ライオンのタテガミ(メイン)という名前の通り、と言いましょうか、、、
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白いライオンのであれば確かに似ていますね。
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Jさんの庭のメープルの枝に植えつけます。
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ドリルで穴を空けて、、、
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菌の植えられた木の棒を差し込んで、、、
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かなづちでトントンとやって埋め込みます。
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そしてそこにロウソクを垂らして、、、
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こうやってフタをすれば出来上がり!お二人は時間があったのですが、私はそろそろ帰らなくてはいけなかったので、わざわざ急いでこの分もやって見せてくださったのです。
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そして帰りはこのスクーターでバス停まで送ってくださいました。私も一度これに乗ってみたかったので嬉しかったのですが、バス停までの道がほんのちょっとだけど下り坂になっていたし、もともと決して運動が得意でない私としては「ひえ~~~!!!」という目に遭ったのでした。

とっても優しくて知的な男性二人とすこぶる健康な菌に囲まれて過ごした素敵な午後でした。Jさん、Cさん、お招きありがとうございました。
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これはおみやげに頂いてきたAnnatto Seedsというもの。「アナトー は、ベニノキの種子から抽出される色素。油脂、溶剤、水またはアルカリ水溶液により抽出され、黄色~赤色の食品用または化粧品用色素として用いられる。」だそうです。そんなものとは知らず、私はこれをもそもそと食べながらブログを書いたりしていて、後で口の中が真っ赤(ややオレンジ系)になっているのを発見してびっくりしたのでした。

食品添加物をごっそり食べてしまったわけですが、とりあえず大丈夫みたいです。味そのものは、甘くもなく苦くもなく、食べることに特に意味がありそうには思えない、という味です。
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by ammolitering6 | 2017-07-11 09:11 | Comments(0)