ビクトリア旅行二日目です。タシック君、おはよう!私が起きてくるとすごく喜んでくれました。肘の痛い彼はだいたい一日中ごろごろしています。某氏のお友達夫婦は仕事なので、某氏と二人だけで観光です。さっそくビクトリアのダウンタウンに行ってみました。ヨーロッパ風の古い家並み(これはホテル)、お洒落な街灯、花だらけ、などが特徴であるようです。ビクトリアで花屋をすると儲かるだろうなと思いますが、鍛冶屋さんでもいいかもしれませんね。
海辺の公園を歩いていたら、鐘がぶらさがっていました。
見ると、日本語で「友情の鐘」と書いてあります。なんと、ここは盛岡市と姉妹都市だったのでした。姉妹都市って、今でもあるのですね。盛岡というと確か北のほうのどこか、青森かなと思ったら岩手県でした。そうそう、あの宮沢賢治の物語の舞台があのへんだったような。。。日本の北のほうは、いつか行ってみたい気持ちがあるのですが、まだ実現していません。福島県にはちらっと行ったことがあるけど、秋田県とか青森県あたりになるとまだ実在が疑わしいのです。行ってみたらなかった、ということもあるかもしれません。
そうこうするうちに海辺に出ました。夕べの海辺とは違う場所です。
岸にはスマックの木。
赤い穂が実っています。これは赤い部分だけをほぐしてハーブティーにするとほんのりピンク色でレモンのような酸味があってとてもおいしいですが、どことなく鰹節のような旨みも感じられます。別名インディアン・レモネードというのです。
アザミも咲いています。
そして例のクジラを見に行く人々。どうかあまりクジラの邪魔にならないようにしてほしいです。私もできることならクジラをできるだけ間近で見たい、馬みたいに乗れるものなら乗ってみたいという思いはあるのですが、どうも二の足を踏んでしまいます。
海辺はきれいな住宅地になっています。こういう家に住むのも素敵でしょうね。これだったら記憶にない同級生あたりが訪ねてくるかもしれません。
海のすぐ横が遊歩道なので、マンションの前に池が作ってあると知らない人がふらふらと紛れ込むのも防いでくれるのでしょう。
さて、行き先はこちら、ボートハウスの並ぶ桟橋です。カラフルですね。ここにはこういう桟橋が何本も並んでいるのです。住宅の並ぶ桟橋は3本くらいで、あとはボートや漁船が並びます。
入り口のところに看板があります。フィッシャーマンズワーフ、「漁師の桟橋」という名前です。
着きました~!カヤックもありますね。
人が群がっているところがあります。何だろうと思ったら、、、
アザラシでした!ここではアザラシにやるためのエサを売っています。エサは小魚で、15センチくらいのを半分に切ったものです。これを手で与えるのですが、どうも噛まれそうで怖いです。実際に子供が噛まれたこともあるそうですが、別に注意書きがあるでもなく、この日も幼稚園の遠足のような感じで大勢の子供たちがエサをやっていました。
私もエサを持ってるかと思って寄ってきてくれたアザラシくん。ごめんね~。。。横にいるのはカモメで、なぜアザラシばかり、と当然の不満を覚えるらしく、隙あらば奪ってやろうと狙っています。
水の中には長い昆布。
これなど、どことなく宇宙を思わせますね。ハッブル望遠鏡の写真で似たようなのがあった気がします。
たくさんの小魚。アザラシも何も人間に施しを受けなくても、口を開けているだけで十分な食事ができると思うのです。でも、やっぱり楽してたくさん貰える暮らしに慣れてしまうとそれから離れられなくなってしまうのでしょう。
陸にはスズメ。
そしてサギ。
これはカニを売る漁船。