また折り紙ブックでコラージュをしました。前に何冊か作ったのは、折り紙ブックを置いていただいているお店にサンプルとして持って行ったら、間違って売られてしまったのです。今度はちゃんと「非売品です」と書いて持っていこうと思います。これが表紙。そしてこれが裏表紙。こういうのは始めたら止まらなくなります。途中まで描いてほったらかしている絵が幾つかあって、それから逃避しているのよね、ということは分かっているのですが。。。
夜はソロモン君のおうちに行きました。今はもうソロモン君も旅立ち、おばあさんもいなくなり、おじいさんがたった一人で暮らしていらっしゃいますが、それでもちゃんとクリスマスの飾りをしてお祝いをします。取り立てて敬虔な方でもなさそうですが、商業主義に走っているわけでもなく、昔からの伝統をそのままに守っていらっしゃるという感じです。
今もご自分で七面鳥の丸焼きをお作りになります。添える野菜やソースも全部手作りです。七面鳥を切り分けるのは伝統的に家の主人の役割なので、それもやっぱり伝統にのっとっておじいさんが自ら包丁を入れます。
デザートは近所のベーカリーに注文した昔ながらのクリスマスプディングです。日本でいえばお米屋さんに鏡餅を注文するような感じでしょうか。クリスマスが近くなると、「クリスマスプディングの注文を承ります」という張り紙が出るのです。クリスマスプディングにはブランデーが含まれていて、切り分ける前に火をつけてアルコールを飛ばすのですが、今年のは特に多かったらしくて、ガスバーナーみたいに青々と、そして長々と燃えていて、消火活動をすべきだろうかと思ったほどです。
クリスマスプレゼントにスカーフを頂戴しました。首は一つしかないと言ってるのに、ほんとにもう。。。こういうはっきりした模様は自分では絶対に選びません。地味でおとなしいものにばかり走ってしまうのですが、眼鏡も黒縁だし、こうやって見ると私のやや派手な顔立ちにはこれくらいけばけばしい彩りのほうが似合うような気もします。
もう何年も前になりますが、体にぴったりした真っ赤な穴あきのタンクトップを頂いたことがあります。これを着たら商売替えをしたほうがいいかも、というようなきわどいものでしたが、それをくれた人は「まさにあなたのイメージにぴったり!」と言って自信たっぷりに下さったのです。勇気がなくて一度も着ませんでしたが、あれを着て外を歩いていれば今頃私の人生は違っていたかもしれません。
それでなくても、私はちょっとアイラインなど入れただけでド派手な厚化粧をしているような顔になります。この写真はいつもどおりの全くのすっぴんですが、来年はちょっとイメージチェンジを図ってみようかと思っているところです。