フックの復活戦はいかに
2015年 09月 05日
この前の抗議集会は「一億なんてない!」を合言葉にした抗議運動ですが、この方の場合は一億あってもそんなはした金では何も買えないという異常事態を表しています。
こちらはマンションですが、これも一番安くて小さいのでも幾らくらいするのでしょうね。このマンションは70年代くらいに構想が練られていましたが当時の技術では実現できず、やっと最近になってドイツだかベルギーだかその辺の建築家が設計して実現することになったものです。たまたま通りかかってこれの販売展示場を覗いてみたら、40年越しでデザインしただけあってとってもハイテクでリッチで、いかにも値段が高そうでした。
となると普通のカナダ人は貧乏なので買えるはずがないということで、このマンションは最初に中国で分譲されました。その残りをカナダ人でも買えるものなら買ってみろということになり、もちろんカナダ人たちは文句を言ってましたが、買う気もない某氏も文句を言ってたので、不動産業者が気にするはずもありません。これは今では割と当たり前のことになってしまっているのです。でも、中国の市場が崩壊でもしたらどうなるのでしょうね。ヨーロッパもすごいことになっているし、どこかで何かが大きく壊れるのは時間の問題だなと思います。
お店のお客さんからプレゼントを頂きました。
スターバックスの紙ナプキンに包んであって、それにメッセージが書いてありました。
中にはこんなに小さなエッフェル塔とチョコレートが入っていました。ソーニャさんはセルビアに行った帰りにフランスに寄っていらしたのです。
このごてごてした彫刻は、、、
読めない。。。調べてみたら、凱旋門のところにある彫刻だそうです。
エッフェル塔にはパリと書いてあります。その昔々、イギリスで語学留学をした頃、今しかないと思ってヨーロッパに行きました。でも列車や飛行機だと高いので、バスで片道40時間かけてローマへ行ったのでした。当然フランスも通り、パリのエッフェル塔や凱旋門の近くも通ったはずなのですが、夜だったし、誰かが「あ!エッフェル塔だ!」という声を聞いて「どこ?どこ?」と言っても全然分かりませんでした。そういうわけで、厳密に言えば行ったことのある、しかし限りなく行ったことがないに近いおフランス。現状を見ると、私たちが馴染んだイメージのフランスが過去のものとなるのもそう遠いことではないでしょうね。ソーニャさん、ご旅行の間に私のことを覚えていてわざわざお土産を持ってきてくださってありがとうございました。
カナダのスターバックスでは明日から秋のドリンクを売り始めるので、看板を書きました。できることなら客の相手よりも一日中こういうことをしていたいなと思います。
ところで、ダイソーのフックを買いました。こちらの1ドルショップのフックを買ってゴム手袋を下げていたのですが、最初に買ったおもちゃ風のがすぐに落ちてしまうので次はもっと実用本位に見えるのを買いましたが、それもまたすぐに落ちてしまいました。仕方が無いのでダイソーのだったら大丈夫かなと思ってわざわざ遠くまで買いにいきました。
たくさんある中からこれを選んだのは、「両面テープは日本製」と書いてあるからです。ということは他は中国製です。この前爆発したあの天津の工場で作られた化学薬品も使われたかもしれませんね。さーて、今度はどうでしょうか。ゴム手袋を掛けたくらいで落ちてくれないといいのですけれど。
あれれ、あのボードは葉子ちゃんが描いたのですね!
気がつけばよかった。灯台下暗し。
美味しそうに、よくできてますね。
お店に行く楽しみが増えました。