スケッチ再び
2015年 07月 30日
ピアノが置いてありました。明らかにピアノを弾いたことのない若者が、20分くらい熱心に、しかしぎこちなく和音を作り続けていました。上手に弾けたらいいなと切に願っているのだろうなと思います。私もピアノは全く駄目だし、かといって他の楽器も学校で習った縦笛が吹けるくらいです。それも最後に触ってから何十年経つことでしょうか。コーラスでは歌っていましたが、あまり音楽に縁のない人生です。
V君を待っていて暇だったので、ピアノ青年をスケッチしてみました。
ところが描き終わる前に彼が立ち去ってしまったので、今度はこっちの景色を描きました。
スケッチって難しいですね。目の前に見えているものを描き写すだけなのに、目と脳と手が無関係に動いているような気がします。実は私は先日新しいめがねを買って、それに慣れるための練習をしているところですが、見えているものをそのままに描くというのも脳と目と手の滑らかなつながりを磨く練習をすればいいだけなのかもしれません。