灯台公園
2015年 06月 30日
橋を渡って隣町に行きます。
お昼くらいだったので、ウェストバンクーバーというお金持ちの多い町でお昼ご飯を食べました。バンクーバーの商店街の例にもれず寿司屋が多い中、カジュアルな感じのパイ屋さんがあったので入ってみました。
甘くないパイもあるので、お昼にちょうどいいと思って注文したのですが、さすがはウェストバンクーバー、たったこれだけで千円近くします。もうちょっと飾りのサラダなり何なりついてくるかと思ったのに、中くらいのお皿にいい加減に乗せただけ。椅子のシートも破れているし水もセルフサービスだし、どう見ても高級なお店ではないのに、値段だけは堂々たるものなのです。それに、レジのところで注文して持ってきてもらうだけなのにチップを要求されるシステムもはなはだ納得がいきません。文句ばっかり言ってますが、お味のほうはとても良かったです。半額だったらまた行きたいところです。
財布にダメージを受けつつもとりあえず腹ごしらえだけはしたところで、先を急ぎましょう。いや、別に急ぐこともないのですけれど。。。
海に程近い道を通って、、、
灯台公園というところに行きました。案内板のところには、これまた例によって市民の血税を使って作った犬の糞用の袋と、熊対策のゴミ箱があります。
ここから森に入っていきますが、、、
何やら書いてあります。4月にこのへんの沖でタンカーから油が漏れて環境を汚染してましたが、もう大丈夫です、だそうです。知らなかった。。。
火気厳禁!の看板もあります。このところずっとろくに雨が降ってないし、この通り気温も高いので、山火事の警戒レベルが「高い~非常に高い」のレベルにあるのだそうです。それはいけません。実は私は昨日うっかりして買ったばかりのジャガイモを4個全部焦がしてしまいました。それに、昨日の朝はどこかのビルで爆発と火事が起きている夢を見て目を覚ましたのです。台所でもビルでも山でも、火にはほんとに気をつけなければ、と思います。
森の中に何本も遊歩道が作られています。
細い道もあるし、もっと細くて途中で通れなくなるのもあります。
カナダへようこそ、楓の緑が鮮やかです。
シダもたくさん。
まだ生きているのに下の方が土に還りつつある木。
そびえる木々は、、、
こんなに大きいのです。
灯台公園という名前がついているように、ここは海辺にあって、灯台もあります。せっかくなので海の見えるところに行きましょう。
ありました、灯台です!下で若者たちが泳いでいます。
水は別に油の汚染の名残もなく、引き潮で、ほどほど綺麗に見えます。でも、ヒトデが一匹もいません。この辺りの海辺に馴染んで育った某氏は北米の海岸でヒトデが絶滅に瀕していることを知らなかったそうなのですが、現実を見て愕然としていました。ここ数年の間に95%くらいが原因不明の病気で死んでしまったので、前にはうじゃうじゃいたのが全然いないのです。ついこの前ノースバンクーバーで何匹か見たので、まだ完全に絶滅したわけではないのですが、この調子でいくと来年を待たずにゼロになるかもしれませんね。
陽の照りつける岩のところを避けて、、、
木のあるところに行きます。
ここらへん独特のアルブツスの木が生えてますが、あんまり元気そうではありませんね。
サラルの早いのはもう熟れてますが、どうもかなり貧弱です。
サラルの花の真っ白いのはちょっと珍しい気がします。
同じくちょっと早いハックルベリーも熟れかけてますが、これもぱっとしません。