リン・キャニオン 4
2014年 11月 20日
吊橋は渓谷に入ってすぐのところにあります。
ひえええ~~、と声が出そうになります。この前のキャピラノ吊橋よりずいぶん低いのですが、なぜかもっと怖く感じます。
頼む、しっかり頼むよ、とケーブルに声を掛けておきましょう。
無事に渡り終えて、向こう岸の山道を歩きます。
大きな木。
大きな岩。
きれいにコケが生えた岩もあります。
川がプールのようになったところに行ってみました。触ってみたら、やっぱり氷のように冷たくてすぐに手が痛くなります。
ああ、手袋があってよかった。。。実は、さっきのマーケットでエクアドルの手作り手袋を買ったのです。こんなに上手に丁寧に編んであるのに、小売の定価がたったの20ドルです。これを作った人の手元に入ってくるお金はどれくらいでしょうね。
ではそろそろ帰りましょう。まだまだこの先にも道は続いていますが、これを登る気力はありません。
途中にあったベンチ。誰かが亡くなってから香典返しみたいにして公共の場にこういうのが寄付されることが多く、「誰それさんの思い出をこめて」などと書いてあったりしますが、最近では死ぬのを待たずに早々と寄付する人も多いようです。
渓谷には細くて長い滝もあります。
帰り際に見つけた看板。ただいまの山火事注意レベルは「低い」だそうです。なんと、川の近くには焚き火をした跡がありましたが、これはほんとは一年中いつでも禁止です。
森のさわやかな空気をたくさん吸って、帰り道に見かけた家。窓がかわいいです。
船着場に着くと、あと2分55秒で船が出ますよ、と電光掲示板が教えてくれました。急ぎましょう。
掲示板の下にあった箱はフードバンクなどへの寄付の品を集める箱です。そろそろクリスマスで、市民にとっては出費の、商店にとっては売り上げの、ドロボーにとっては万引きや詐欺のピークの時期ですが、募金活動がピークとなる時期でもあるのです。
おまけ。またしても日本食料品店のセールに行ってから帰りました。これはくじ引きで当たったG賞の商品です。G賞とは何だろうと思ったら、グリコ賞のことでした。このお店はグリコ専門みたいにグリコの商品ばっかり売っているのです。Yさん、楽しい一日をどうもありがとう。また何かして遊ぼうね。