キャピラノ吊橋公園 3

池のところでは、上にいくつもの白い丸いものが浮かんでいました。実際にはもちろんぶら下げてあるわけですが、一見すると浮いているように見えてとても幻想的です。クリスマスの頃には夜にはここでライトアップが行われるのだそうです。ほうぼうのお店を見る限りでは既に11月の初めからクリスマスなので、ここでももうライトアップが始まっているかもしれません。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11332621.jpg



さて、森の中には木道が続いています。これを作るのも大変だっただろうなと思います。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_1137541.jpg



さっそく歩いてみましょう。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11381237.jpg



しかし、よく見ると手すりがちょっと妙な風になっています。古い板の上に新しい板を打ち付けてあるのです。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11384483.jpg



これはなぜかというと、残念ながら世界中からやってきた馬鹿が落書きをし放題にしていくからなのでした。こういうところで日本語を見たりすると、やっぱり情けない気持ちになります。アウトドアスクールでも落書きは大きな問題でした。ブラジルから来た子供たちがマジックででかでかと「ブラジル」と書いていたり、「どこそこ学校の誰それ」と自分の身分と名前を大書する馬鹿がいたり、、、人間が自分の存在のしるしを残そうとするのは本能なのだろうかと思います。ただ、この吊橋公園に関して言えば、手すりのデザインがあまりにも落書きを誘う形状になっている気がするのです。2枚目の板が重ねられるのも時間の問題でしょう。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11393850.jpg



木道ではない山道もあります。カナダのこうした施設は車椅子等対応の場合が多いのですが、ここに限ってはその性質上、車椅子対応ではありません。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11454116.jpg



ゴミ箱は熊対応、いや、熊対策タイプです。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11463815.jpg



この取っ手の下に金具があって、それを押しながら開けるという仕組みです。熊は賢くないから開けられないのよ、と思っていたら、じつは私も戸惑ってしまったのでした。人を笑うものではありません。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11472957.jpg



ここでふと見上げると木の上に何かあります。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11502485.jpg



看板(?)がぶら下がっていました。これが落っこちてきたらえらいことです。木の上のあたりを歩くアドベンチャーコースなのです。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11511527.jpg



いそいそと歩きにいきます。吊橋よりずっと細いです。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11523835.jpg



遠くのほうを歩いている人。こうして見ると高いですね。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11533894.jpg



キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11543529.jpg



見下ろすと樹冠が見えます。この図は何かがおかしい、と本能が申し立てをします。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_12522430.jpg



どうもなんだか気分が悪くなります。あんまりゆらゆらしたところを歩くものではありません。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11572530.jpg



無事地上に到着!出口のところは昼間ですがライトアップされていました。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11581946.jpg



ささやかなクリスマスツリーもありました。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11591159.jpg



これは何かな?倒木の上に途中まで橋なのか展望台なのか分からないものが作られています。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_11594651.jpg



池の上の小屋では大工らしいお兄さんたちが何やら楽しそうに作業をしていたのか遊んでいたのか分かりませんが、何かしていました。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_1204138.jpg



そばには大工さんたちの作業用テントもあります。これだけの施設だと維持管理が大変だろうなと思います。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_1214645.jpg



揺れるのはもういい、と思いますが、この橋を渡らないと帰れません。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_123040.jpg



渡りながら向こう側を見ると、崖の横に通路が作られているのが見えます。悪趣味だ、と思います。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_1234337.jpg



よくもまあ、あんなところに無意味な通路を作ろうなどと思いつくものです。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_1243926.jpg



上から見るとこうなっています。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_1261991.jpg



うわ~、と思いつつ、それでも歩いてみます。こういうのを怖いもの見たさと言うのでしょう。まずらせん階段を下ります。そもそも階段が螺旋になっているというところが既に悪趣味なのです。わざわざ目まいを誘うようなデザインになっていると私は思うのです。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_1265641.jpg



それから細いまっすぐな階段を降ります。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_1293772.jpg



ああ、岩が崩れてこの金具が外れたら、などと考えてはいけません。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_12111932.jpg



さっき上から見た丸いところに出ました。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_1212142.jpg



無事にぐるっと回りました。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_12131950.jpg



ああ~、いやですねえ、この景色。。。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_1214570.jpg



しかも足元はガラス張り。さいわい曇りガラスですが、なんという悪趣味でしょう。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_12144283.jpg



ずいぶん曲がって生えている木。がけっぷちの人生です。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_12154831.jpg



もう少しいくと、、、
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_12162249.jpg



夢でうなされそうな展望台があって、、、
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_12165276.jpg



そこはもっと悪趣味なことになっていたのでした。キャピラノ吊橋公園、高所恐怖症の方にはお勧めしません。しかし、何としても高所恐怖症を克服したい向きには格好の修行の場であると言えます。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_12172646.jpg



無事に渡り終えると、環境学の学習時間です。何やら変なものがありますね。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_12191418.jpg



押してみろと書いてあるので押してみても、プイ~という元気のない音がしただけで何も起こりませんでした。スイッチの電池が切れていたようです。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_1220381.jpg



仕方がないので見てみると、侵食50年、25年、などと書いてあります。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_12213667.jpg



さらに水資源に関する名言があり、、、
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_12222687.jpg



もっと名言があり、、、
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_1223252.jpg



水生生物について教えてあり、、、
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_12233594.jpg



最後に学んだことをテストされ、無事合格すれば卒業できるというシステムであるようです。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_1224477.jpg



消火栓のハンドルみたいなのの上に問題が出て、、、
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_12251087.jpg



ハンドルを回すと答えが出てきます。過度の学習と揺れで頭痛と目まいを感じた公園探索でした。
キャピラノ吊橋公園 3_a0172884_1226593.jpg

名前
URL
削除用パスワード
by ammolitering6 | 2014-11-15 12:27 | Comments(0)

写真サイト3個目です。


by ammolitering6