キャピラノ吊橋公園 2
2014年 11月 15日
入り口のところにサンタさんがいます。
揺り椅子があるのが異国を感じさせますね。
しかしカナダのイメージとしてはこっちの椅子のほうが近いような気がします。
ギフトショップの中にはいろいろ古いものが飾られています。鹿の頭。。。
バッファローとムースの頭。ムースはともかく、このあたりにもバッファローがいたのでしょうか。いたのでしょうね、たぶん。バッファローはいったんはほぼ絶滅しましたが、今ではバッファロー農場なども各地にあります。近くで見るとかなり汚くて臭いと聞いたことがあります。恐ろしげな皆さんでいらっしゃるようで、あんまりすぐ近くでお目にかかると怖いかもしれません。
あまり意味のなさそうな水車。
これはトロッコ列車の名残でしょうか。あちこちにさりげなく古いものが置いてあります。
カフェもあります。外と同じようなものなので、店員さんが寒そうにしていました。
来たばっかりだというのに、寒いので熱いコーヒーを買って一休みしました。年間入場券でコーヒーも一割引になったので嬉しいです。
座るところも外しかないので、パラソルの下の暖房装置の真下に陣取りました。一応暖かく着こんできたつもりだったのですが、やっぱり谷川や森のあるところであんまり日光も当たらないので寒いのです。
それではさっそく本日のメインイベント、吊橋に向かいましょう。橋のたもとには見張り台があって、番人さんが見張っています。やっぱりたまには事故や事件も発生するのでしょう。以前、同じような吊橋で赤ちゃんを落っことした人がいて、故意か事故かで大きな問題になりました。赤ちゃんが障害児でお母さんが未婚で、養子に出そうとしていたという事情が事態を複雑にしたんだったな、と思い出します。。。
これがかの有名な吊橋です。よくもまあ、こんなものを作ったものです。そもそもこういうものを作ろうと思い立つこと自体、私だったら絶対にないと思います。橋はけっこう頑丈で幅も広いのですが、やっぱり歩くとゆらゆらと揺れます。
うわあ~、、、いやあ、やっぱりここから落っことされるのはごめんこうむりたいです。なお、あの赤ちゃんは奇跡的に軽症で済んだそうです。
深い谷川。ここは鮭もさかのぼってきます。
吊橋を渡った先にもカフェがありました。ここは横にテントを建てて客席にしてあります。
森の自然を学習するためのパネル。まじめに読んでいるのは大人ばかりであるように見えます。夏に来たときと違ってだいぶ空いていましたが、それでもけっこうお客さんは入っています。行きのバスなどは席が足りなくなって急遽追加のバスが手配されたほどです。
ふとパネルの上のほうを見ると、大きなクモ。。。
ここではいろんなことを学ばされます。食物連鎖のこととか、、、
鳥が飛ぶ仕組みとか、、、
遺伝子のこととか、、、
巨大なナメクジのこととかです。
一つ一つのパネルのデザインも手がこんでいます。これは森の精霊について学ぶパネル。
田舎のバス停みたいなところもあるので、何だろうと思ったら、、、
自然ツアーのための待合所だったのでした。
広い敷地の中にいろんな施設があるので、案内板もあちこちにあります。
木の根元には、、、
木の説明書き。とても学習熱心な公園なのです。
倒木の横にも説明書きがあって、倒木が自然の中で果たす役割について(ちゃんと読めば)知ることができます。
おや、ここには御神木、と思ったら違いました。
1300年歳の木ですよ、と書いた札です。この森には1500年くらいの木々もあるそうです。
そんなに長い間ここにいるこの木、何を見てきて何を思うのでしょうね。